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【人生のほんの1日】20230307 気を取り直してピアノ朝リモートなど


目覚め、ベッドを出る前の読書タイム。Tommyさん著 「シンプリスト生活」を読了。

冒頭から後書きまで、食に対する考え方や好きなことを仕事にし、仕事とプライベートの境界は溶け合っていて人生のハーモニーを形成しているという考え方まで、自分の人生観を代弁してもらっているのかと思うほど共感度が高く、とてもいい読書体験となりました。

シンプリスト生活においては、もはや仕事はネガティブなものではなくなり、仕事もプライベートも自分の理想を体現するための手段となり、仕事の価値は、時給ではなく、やりがいや楽しさにシフトします。それはすなわち、寝ている時間以外は全て趣味であり、仕事であり、暮らしであるという、ワークとライフが調和する「ワーク・ライフ・ハーモニー」というライフスタイルです。

「シンプリスト生活」


読書の後起床。
昨日家のゴタゴタで結構精神的に滅入ったのですが、一晩寝て起きたら結構気持ちの整理がつきました。そしてさらに精神をリセットしたいと思い、春季療法も兼ねて最近のモーニングルーティンにしている自分調合のハーブティーを飲んで、体を内側から温ためながらピアノ朝練を開始。

私はシニアハーバルセラピストの資格も持っているので、その知見によるハーブの健康効果プラス「ハーブティーも美味しく飲みたい」という欲求も満たす2点を満たすように、目的に応じてハーブをブレンドしています。

今週は「植物性の精神安定剤」とも言われるメディカルハーブ パッションフラワーを中心に、カモミール、ペパーミント、ネトル、マルベリーリーフを加えたハーブブレンドを一週間分作り置きしてあります。毎度調合するのだと面倒ですよね。

パッションフラワーの精神安定効果はかなりいいなと思っていて、仕事が忙しい時には、まずは焦らないで仕事が進めれるようによく飲んでいます。ただパッションフラワー単用だとお味がハッキリしないというか、あまり美味しくないので、カモミールやペパーミントなどとブレンドすると飲みやすいしハーブ同士の相乗効果も得られますね。

ネトルやペパーミントは花粉症対策のハーブティーとしても知られています。


そんな感じで、ハーブティーで温たまりながら6:30〜ピアノ朝練。

ウォーミングアップ
スケール #系全調
ドから始まる11種のアルペジオ(ロシアのハノン的な教材)

初見練習。
プロコフィエフ。「束の間の幻影」第20番。

第20番、ゆっくりで2ページの小品ですが、私が初見で弾くにはかなり難しく感じました。プロコフィエフ、小品でも簡単にはくれない敷居の高さを感じますね。
「束の間の幻影」は、どの曲にもプロコフィエフらしい作風が表れていて、たぶんこの曲集をやっておくと、プロコフィエフ特有の語法や表現がかなり身に付くように思います。ソナタなどさらなるプロコの大曲に取り組む前の準備にとてもよいと思います。


ラフマニノフ 楽興の時 第3・4番。
いったん仕上がった3番は、さらに深い精神性が表現できるように丁寧に、自分の音を聴きながら通す練習。
速弾きのパッセージが終始続く難曲の4番は、頭で考えずとも指が動くように、手の動きと楽譜を確認しながら、ゆっくり一定の速さで通す練習をしました。


この時点で8:00am。ここから50分程度 先生とつないでリモートレッスン。
ドビュッシー 「グラナダの夕べ」「雨の庭」
3月後半のピティナステップで「グラナダの夕べ」「雨の庭」をセットで弾くので、何気に本番まで2週間を切っているので、やや焦りつつも、ちゃんと音楽的に2曲を通せるように、本番に向けての追い込みレッスンです。

「グラナダの夕べ」は繊細な表現が終始求められ、曲の世界観を表現するという面ではかなり難しい曲だと思います。
今日は「グラナダの夕べ」の冒頭から2ページめまでを、シーンごとに細かくアドバイスをいただきながら、本番に向けての音楽的味付けをしました。


で、今日の仕事は他県のナーサリーまで仕入れ行脚。長い移動ですが、意外とドライブ気分で過ごせるので、この仕入れドライブはお気に入りです。

なんといっても片道2時間弱かかるドライブをしながら、iPhoneの読み上げ機能で、かなり読書を進められたり、今手がけ中のピアノ楽曲のプレイリストを繰り返し聴いて曲に慣れ親しんだり表現や雰囲気をチェックすることができるので、移動時間がとても有益な勉強時間になるんですね。

今日は、冨永愛さん著「冨永愛 美をつくる食事」を読み始めました。
食事をテーマにした本ですが、美につながるものとして、健康や栄養バランスや美しい生活スタイルやエシカルやSDGsなども視野に入れて何を食べるかを決めているという点など、食事メソッドの本ではなく、食のスタイルを通して冨永さんの人生哲学に触れることができる本と思いました。

思想的な本質は、本記事冒頭の「シンプリスト生活」ともかなり共通するものを感じました。

実際の食事内容もとても私好みな、栄養素豊富な「粗食」が多くて、レシピもとても参考になりそう。特に鹿肉には興味津々です。

今日の仕入れ行き帰りで60%くらい読めちゃいました。


そんなこんなで仕入れ先に到着。今日は春本番のような陽気で、スウェットのパーカーでも暑いくらいでした。風もなく気持ちよかったです。
訪れたのは珍しい植物も多岐に渡って揃えているナーサリーで、今日はいつも私の店で定番的に扱っている植物数種と、アガベやアロエなどのオーナメンタルプランツも数種 仕入れました。

これより大きい苗になるといきなり超高価になる アガベ モンタナのお手頃価格の実生苗から、特に葉色・棘・葉幅や全体の草姿など、トータルにバランスが美しい個体を選抜してきたり、

ちょうど寒冷期の美しい葉色が出ていて、かつとても良形に作られているアロエ ラウヒー 'ドリアンフレーク' など、これは!というものを購入。
特にアガベの実生苗は、5号以上の苗になるといきなりとても高価になるので、お手頃な小苗から育て上げていくのもリーズナブルだし、栽培の醍醐味があると思います。



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