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再始動

リンキン・パーク再始動。

リンキン・パークについて…

新たにメンバーを加えての始動となる。

ヴォーカルはエミリー・アームストロング。

女性ヴォーカリストだ。

九月六日に新メンバーでライブを行ってましたね。

新生リンキン・パークの新曲のYouTube。


その様子を見ましたけど、違和感なく、良い感じだと自分は思った。

何よりも振り絞るようにスクリームする声がチェスターのそれと近い感じで、ちょいと興奮しましたね。

特に有名曲「ナム」の歌唱シーンで軽く感動してしまいました。

チェスターへのリスペクトを感じると共に、新たなリンキン・パークを感じれたというか。

11月には新生リンキン・パークでニュー・アルバムを出すそうで。

「フロム・ゼロ」

ゼロ地点からの新たな出発。

来年来日してくれないかな。

そしたら2013年以来ライブを観れるぜ!

ってな感じで書いてるが、リンキン・パーク好きなんですが、どちらかと言うと最初聴き始めた頃は自分にはちょっと音が重いかな~

っなんて生意気な感想を抱いていたのを覚えている。

2000年代初頭に青春時代を迎えた音楽好きな人には分かると思われるが…

当時むっちゃ流行ってましたよね。

「ミクスチャー・ロック」

凄い流行ってたな~。

ラウド・ロック。
ヘヴィネス。
スクリーム。
メロ・コア。

凄かったな~。

色々なバンドがいましたよね。

もうあんまり覚えてないけど、リンプ・ビズ・キッドとかコーンもそれにあたるのかな。

ミクスチャーじゃないけど、激しめといったらランシドとかロスト・プロフェッツとか、ユーズドとか…。

90~2000年代初頭って本当に全盛期でしたよね。

自分も少し聴いていたりしたけど…

感想は人それぞれ。

自分には何か重たかったんですよね~。

かといって70年代のディープ・パープルとかオジー・オズボーンとか、エアロ・スミスとかは聴いていたな~。

ええ、70年代のハード・ロックですね。

決して激しめの音が苦手なわけではないんですね。

特にディープ・パープル。

ある意味洋楽初心者の味方のようなバンド。

洋楽を聴き始めてからすぐにハマりましたね。

「ハッシュ」
「ハイウェイスター」
「バーン」
「チャイルド・イン・タイム」
「ブラック・ナイト」

ディープ・パープルの曲ってCMでもよく使われてましたよね。

中でもやっぱりこれかな…

「スモーク・オン・ザ・ウォーター」

イントロのリフがもう超有名!

世界一有名といっても過言ではないかな。

もうアホみたいに聴いていた記憶がある。

分かりやすいですもんね(^^)/

懐かしい。

まあ、70年代のハード・ロックと、90~00年代のヘヴィなサウンドは全然比較にならないんで。

何も参考にはならないが。

っとまあ話が戻るけど重くてキツかったんですよ。

苦手意識もあったかな…。

リンキン・パーク。

2003年に大ヒットアルバム「メテオラ」を発表した頃。

当時仲良かった友人が「リンキン良いし、聴いてみ~。」

っとすすめてくれたのが「メテオラ」だった。

早速聴いてみよう。

そりゃあもう凄い良いアルバムですよ。

んでも当時の自分にはやっぱり重たかったな~。

激しく鳴り響くスクラッチ音。
チェスターのスクリーム。
分厚い壁のようなサウンド。
ラウドでヘヴィーなきつめのディストーション・ギター…。

その時は良いなとは思ったけど、やっぱり重いかなと。

正直そう思った。

んでもロック・サウンドにのるマイク・シノダのラップが凄い好きだったかな。

その頃に巷で話題になってた、映画「8マイル」でのエミネムの「ルーズ・ユア・セルフ」の影響で、少しづつ英語のラップを聴くようになっていたからかな。

何か良いですよね。

レイジとか、レッチリとかも好きですからね。

ロックに英語のラップのるのが多分好きなのかな。

レイジの「ゲリラ・レディオ」とか、レッチリの「ギブ・イット・アゥエイ」とか「キャント・ストップ」とかメッチャ歌詞の練習しましたもんww

リンキン・パークの「フェイント」のマイク・シノダのラップとかも。

ほんま何も意味ないのに。

我ながらあれは何だったんだろうと…。

言葉を転がすことに情熱を燃やしてましたね(^^)/

まあそれは良いとして…

リンキン・パークの「メテオラ」。

ちょいと自分には重たいかな~、なんて思っていたけど好きなアルバムだったんですよ。

ヘヴィネスながらも、歌詞が内省的なんですよね。

それがチェスターが歌うとよりエモーショナルに聴こえて。

あの振り絞るかのようなスクリームは、これは本当に内から出る心の声なのかなと。

説得力を感じた。

マイクのラップも訴えたいんだろうなと。

その訴える手段がリンキン・パークのヘヴィネスであり、そのヘヴィさがより人の内側に焦点をあてたというか。

サウンドのイメージとは違う、人間味をそこに感じた記憶がある。

良いなとは思った。

ただ、やっぱり自分には重いかな~

それも正直な感想。

しばらくリンキン・パークを聴かなくなってから…

2007年。

「ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」

前作「メテオラ」から4年のインターバルを経てリリースされた3作目のアルバム。

発売してからすぐに手に取りましたね。

んで一聴して率直に思ったのが

「あれ、重たくない。」

ええ、正直思いました。

ヘヴィーな曲とかもあることはあるが

まずエレクトロニックの獰猛さが影を潜めた気がするんですよね。

よりリンキン・パークのバンド・サウンドに焦点をあてたというか。

凄い音が軽いんですよ。

一つ一つの楽器の音がしっかりと聴こえてくるというか。

ギターも何か、今までのリンキンじゃないような軽やかさでカッティングしてたりとか。

全部じゃないけど、ディストーションも何かライトな感じなんですよね。

スクラッチ音もそこまでしないし。

音の分厚さが減った分、チェスターの声もより繊細になった気がして。

感情がほとばしるようにぶつけて歌っていたのが、優しく語りかけるようにして歌ったりしてるんですよね。

振り絞った叫び声も少ないし。

凄い軽いんですよ。

その分メロディアスになって。

当時、賛否両論だったっけ?

分からんけど。

まあ結局現在までに2000万枚売っているから、大成功だったんでしょうね。

メロディアスで、バンドの輪郭がくっきりと浮かびあがって、何より特徴的だったマイクのラップが少なくなったんですよね。

全編通して2曲しか入ってなくて。

そのうちの1曲「ハンズ・ヘルド・ハイ」はどちらかと言うとラップではなく、セリフ的な言い回しで。

叙情的なんですよね。

んでパイプオルガンの音色がもう、祈りなんですよね。

兵隊さんの行進曲を思わせるスネアのリズムがまさに、メッセージそのものなんですよね。

マイクのラップは「メッセージ性」を携えて、熱を帯びてるんですよ。

何か今までのリンキン・パークじゃないなと。

ただ、楽曲にメッセージを乗せるというのは今までもあったけど。

より外に向けたメッセージというか、政治的なメッセージも伺えるようになってきたんですよね。

「ミニッツ…」から。

アルバムには「メテオラ」に見られた内省的な歌詞も見受けられるが、よりワールドワイドというか、メッセージが大きくなった気がしますね。

それが顕著に感じれたのが「ハンズ・ヘルド・ハイ」で。

いや~、何かこう今までとは違うなと思ったな~。

そしてこのアルバムでよく聴いていたのが「ハンズ…」の前曲にあたる「ワット・アイヴ・ダン」。

映画「トランス・フォーマー」のテーマ曲で有名ですね。

冒頭のピアノ音。

ここからして、今までのリンキンサウンドとは違う感じがして。

やっぱりヘヴィーさが影を潜めているんですよね。

チェスターの歌声も軽やかで。

そして全体的にメロディアス。

スクラッチ音もゴリゴリではなく効果的に聴かせていて。

ソリッドで。

凄く聴きやすいんですよ。

なのでこの年ムッチャ聴いた記憶がある。

「ワット・アイヴ・ダン」。

そこからのマイクのラップがメッセージを発するナンバー、「ハンズ・ヘルド・ハイ」の流れが、自分的にはこのアルバムの中でハイライトでしたね。

この年は。

よく聴いたな~。

2007年は「ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」を本当に繰り返し聞いた記憶がある。

よりソリッドに。
より軽やかに。
よりメロディアスに。
より叙情的に。
よりヌケ感のよさを。

このアルバムでリンキン・パークをより確信めいて好きになったと思う。

そしてこのアルバムを経過したからか、後のリンキン・パークの作品達にも影響があったのではと思ったりする。

具体的にと言われると言葉に詰まるが。

自分の中でもリンキン・パークの作品の中で重要な位置を占める作品だ。

最後にアルバムから紹介したい楽曲が「ブリード・イット・アウト」。

マイクのラップが炸裂するナンバーだ。

チェスターのヴォーカルも分厚く、従来の歌い方だ。

よく聴いてたな~。

このノリの良さがね。

リンキン・パークのライブでも定番になってますよね。

歌っていることは内省的でもあり、政治的にも感じれるけど。

最初の扉を「ガチャ」って音がして、入ってくる効果音。

もう、バンドを楽しもうって感じがしますよね。

合いの手の掛け声も人の声ですし。

手拍子。

生のバンド・サウンド。

エレクトロなノイズは感じられず。

まさしくここに「ミニッツ…」の狙いというか、訴えたいことを閉じ込めたというか…。

その部分にこだわったような気もする作品だと自分は思ったりします。

ってなわけでリンキン・パーク再始動のニュースにちなんだ、自分の中でのリンキンパークの思い出を振り返ってみました。

今ではメテオラも重く感じず、全てのリンキン・サウンドを好きと言える感じです。

んで…

いや、マジ嬉しいっすわ。

リンキン・パーク再始動。

ここ最近本当に嬉しいニュースが続いて…。

何にせよ、新生リンキンパーク楽しみにしてます!

そしてエミリーの歌声と、従来のリンキンの歌と相性抜群だと思うし。

新たな作品も早く聴きたいし。

来年はどうか来日してほしいかな。

楽しみだ!

記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!!

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