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クセ

「あい―・あい―・あいぃ」

「アイッ・アイッ!・アイッ!!」

「Ay・Ay・ayy!」

謎の掛け声。

湿度を振り払うかのように…

その掛け声が響き渡る。

えっ??

酔ってませんよ。

クセのある湿度なんでふざけたいんですよ。

よく分かりませんね。

それにしても凄い湿度だ。

クセの強い湿度。

クセが凄い湿度。

クセ者の湿度。

湿度のクセに…

思わずクセになりそうな湿度。

んなわけないですね。

7月がきた。

暑さ倍増。

っではないが…。

湿度が多分2~3倍は増量したはずだ。

すんごい蒸し蒸ししますね。

これぞ日本の梅雨。

ハンパないっしょ。

家に設置した除湿剤が大活躍。

容器は水分でパンパン。

既に涙を流し切っている。

泣きすぎやろ。

困ったもんだ。

こうなると待ち遠しいのは夏だ。

スカっと晴れてほしい。

気温は平年並みでお願いします。

っであれば何も文句はない。

ようするに暑すぎるのが良くないんですよね。

もしくは湿度が冬並みの湿度だったりとか。

そしたら過ごしやすいかもですね。

まあ、どうのこうのと言っても湿度が高く、夏い暑…

間違えた。

暑い夏はやってくるので、しっかりと対策をして過ごして行きたい。

そう、もうすぐ夏なんですよ。

何かやっぱり夏が来ると子供じゃないけど、気分が開放的になりますよね。

花火大会。
キャンプ。
海に出掛ける。
バーベキュー。
旅行に帰省。
今年はパリ五輪。

色々とありますよねー。

イベントが目白押しでございます。

既に色々と計画を練っていらっしゃる方もいるのでは?

まあ、楽しまないとね。

夏到来。

音楽フェスの季節到来。

フジロック・フェスティバル
サマーソニック・フェスティバル
モンスター・バッシュ2024
ライジングサンロック・フェスティバル
ロックインジャパン・フェスティバル……などなど

夏にちなんだフェスティバルたくさんありまよね。

楽しみですね~。

今年はどんなドラマが生まれるんでしょうね。

行かれる方は、観たいアーティストの予習などをしている時期かもしれませんね。

あの歌を覚えていこう。

あの歌やりそうだな…。

今年出した新作からはどれやるんやろ…。

楽しみにしていることの「予習」って何か良いですよね。

実際にライブで予習した曲を演奏したら嬉しいんですよ。

「おっ!」

ってなもんで。

まあ、楽しみ方は人それぞれで…。

そんな楽しみ方もありますよね。

音楽ライブのフェスティバル。

あの音のシャワーを浴びている中、あの経験を共有できるのは、あの場にいた人間のみ。

特別な瞬間だ。

光と音が交錯し、人々の意識と魂が共鳴する場所。

ええ、大袈裟ですね。

でも、そんな瞬間ですよね。

その特別な時間に、あの場にいる全ての人々が、アーティストの楽曲を歌っている瞬間。

合唱している瞬間。

ありますよね。

ええ。

人それぞれとは思いますが、鳥肌ものですね。

当然、アーティストの楽曲を静かに聴きたいという方も、いらっしゃるとは思いますが。

あの合唱という「共有時間」は何事にも代え難い瞬間でもあると思う。

サビの部分を一緒に歌ったり。

歌いますね。

ライブの次の日は何か声が枯れてるんですよね(笑)

特に夏の開放感の元、その瞬間を迎えるのは一味違う味わいもあるもので…。

特別な瞬間ともいえる。

好きなアーティストの楽曲とか口ずさみたいですね。

盛り上がる瞬間なわけで…。

盛り上がるのはサビの部分?

いやいや、だけではないですよね。

叫び声や、掛け声のようなコーラスや歌詞の部分。

果たしてこの表現が合っているかは分かりませんが…。

例えばホワイト・ストライプスの「セブン・ネーション・アーミー」。

「オー・オッ・オッ・オッ・オー・オ!」

っとか

コールド・プレイの「美しき生命」

「オ・オ・オ・オゥ・オー!」

っとか

オゥル・シティ&カーリー・レイ・ジェプセンの「グッド・タイム」

「オゥ・オゥ・オッ・オッ!」

っとか。

夏らしくて良いですよね。

盛り上がりますね~。

他にもサビの部分に向けて盛り上がっていく叫び声のような歌詞とか…

ZEDDの「ビューティフル・ナウ」

「ナ・ナ・ナ・ナナゥ!」

とか。

会場のみんなで、そんな感じの声を上げて合唱をしていると妙な一体感と盛り上がりが生まれますよね。

ええ、好きな瞬間でもあります。

その土台としてクセになるリズムがあるわけで…。

分かり易い「歌詞」と共に、そのリズムに身を委ねる。

分かり易さが上手い具合にシンクロして、リズムが体内に浸透していく。

多くの人々がいる場所では、それは強力なメッセージにもなる。

強固な団結力を生むというか…。

先史時代の話。

音楽を大勢で楽しむ場合には、リズムがなくてはパーティーは始まらない。
民族音楽学者によると、先史時代の人類の祖先はリズムが元から持つ魅力を利用して、部族をまとめたとのことだ。ふたつの石をテンポ良く叩き合わせて衝撃音を出したり、丸太のうろを使って一体したビートを出したりすることで、同じ行動をとるよう人々に求めたという。一体となって行動する人々の集まりは、全員が同じ感情を有しているという強力なメッセージを伝える。同じ歌詞を一緒になって歌う人たちの集団が、同一の思考を抱いているように見えるのと同じだ。

あなたがあの曲を好きなわけ 206ページより
スーザン・ロジャース
オギ・オーガス著

その時代から音を用いて、人々の感情や共有力を利用し、部族をまとめあげるのに音楽っぽいものを用いていたことが記されている。

人間にとって音楽を感じ、音のフィーリングを読み取るというのは、本能的な部分でもあるんでしょうね。

初期衝動にも似た強いメッセージ性を感じ、リズムに身を委ねて歌詞を歌う…。

人間の本来の部分を刺激すると同時に、それぞれの「共有性」をくすぐるものなのかもしれませんね。

ライブやフェスティバル。

ある意味最高な音楽の楽しみ方なのかもしれない。

所で…

冒頭の掛け声のようなもの。

アレもとあるアーティスト達の楽曲で…

カサビアン

過去記事です。

イギリスを代表するバンド。

野太いビートに、クセの強いリフ。

一度聴いたら病みつきになりそうなパンチ・ライン溢れる歌詞。

ノイジーで反芻する電子音。

ええ。

クセの強い大好きなバンドです。

んで、文章の冒頭の掛け声。

この7月10日に新作「Happenings」をリリースするカサビアン。

新作に収められた曲「コール」。

その曲に冒頭の掛け声が収録せれている。

クセのある楽曲。

そしてクセのあるPV。

PVからしてクセが強い。

ヘリから落下するスマホの画面と共に曲は展開していく。

何か乗り物酔いしそうww

サビの部分に向かうコーラスの部分でも、サビでもその叫び声は炸裂している。

何よりも中毒性の高いビートや、軋むような電子のノイズ、謎の掛け声などこれぞカサビアン!!

っみたいな。

フロントマンのトム・ミーガンが脱退してどうなるかと思ったが、良い意味で相変わらずの感じで良かった。

サージが頑張っている!

んで、こうやってカサビアンのことを書いているってことは夏フェスに出るの?って思われるかもだが…

出ないんですけどねww

ただ、カサビアンは10月に単独来日公演を行うことが決定した。

場所は東京と大阪。

何と単独では12年ぶりだとか!!

そないになるんか。

フェスでちょこちょこ来ていたのでそんなイメージはなかったけど…。

うん。

カサビアン・サウンドは破壊力や共感力、そして口ずさみやすい歌詞などライブが盛り上がること必須の好きなバンドだ。

そして同世代なだけに思い入れもあるわけで。

末永く活躍してほしいですね~。

さあ、10月のライブに向けて7月に出る新作を聴きこみ、しっかりと予習しておくか。

まずは「コール」から覚えようか。

「あい―・あい―・あいぃ」

「アイッ・アイッ!・アイッ!!」

「Ay・Ay・ayy!」

……

若干恥ずかしくなってきますね。

クセ強めの文章です。






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