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ACL決勝 浦和レッズvsアル・ヒラルを100倍楽しむ大展望! 轡田哲朗&塚越始対談。ホセ・カンテorリンセン? 第2戦の主審、明本考浩の気を付けたい"威圧" 興梠慎三の連発なるか。Jリーグの「配慮不足」にも言及

 三度目のアジア王者のタイトル獲得へ――。AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022、浦和レッズが前回王者であるサウジアラビアのアル・ヒラルとの決勝、4月29日のアウェー・リヤドでの第1戦を1-1で終え、5月6日のホームでの第2戦(埼スタ 18:00)を迎える。
 
 浦和を長年に渡り取材してきたフリーランスの轡田哲朗氏と、サッカー雑誌時代からレッズを追ってきたサカノワ代表の塚越始氏が対談し、取材してきた選手や監督の声、戦いぶりをもとに、ファイナルを徹底的に展望する(5月3日に第2戦の展望を反映し、一部リライト)。

 3枠目の外国籍選手は? 想定される試合展開(サイドの活用など、より具体的に)、そしてキーマンは……。ファイナルを100倍(←本気で!!)楽しめる内容に仕上がりました!

 今回、浦和の選手・スタッフは2019年大会のACLファイナルに続いて、リーグ戦を終えたスタジアムからそのままサウジアラビアへ直接向かう(中東でミニキャンプを実施)という強行日程を強いられている。Jリーグの日程面に関する配慮不足、そこから派生する課題・問題点についても言及しています。

塚越 4月23日のアウェーでの川崎フロンターレ戦(△1-1)は、とても見応えのある一戦で、ブライアン・リンセンの会心のゴールが決まった時、私も記者席で久々に声を上げてしまいました。浦和は国内の公式戦11試合、リーグ7試合負けなしで、 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝アル・ヒラル戦に突入。いくつかのポイントについて、より詳しく考察していきましょう。まず轡田さんが取材してきて、現在のチームに感じる、昨シーズンにはない強味は?

轡田 昨季と比較した観点でいくと、まず守備組織の整理が進んだことが挙げられます。優先順位をつけて……。

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