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モエレ沼公園③【写真】[ガラスのピラミッド] -イサム・ノグチ

 6月、札幌。イサム・ノグチの壮大な作品、モエレ沼公園。

Q:公園内の施設はすべてイサム・ノグチが設計したのですか?
イサム・ノグチは、モエレ沼公園の模型を完成させた直後、1988年12月に亡くなっています。この遺された模型に基づき、具体的な設計・施工は、イサム・ノグチ財団監修の下、ノグチの意志を継いだ人々によって行われました。模型と、現在の完成した公園とを比べると全体の配置、各施設はほぼ同じといえます。
2005年のグランドオープンの際に札幌市は、イサム・ノグチ財団よりノグチがマスタープランを手がけた公園であると明記された認証状を受けました。
このことから、イサム・ノグチはモエレ沼公園のマスタープランを作成した人物、ということになります。

モエレ沼公園公式サイト FAQ より

 今日はこの公園のシンボル的な存在、ガラスのピラミッドを。


青空に映える透明なピラミッド

 バス停「モエレ沼公園東口」と第一駐車場側から近づいていくと、モエレ沼越しに、こんなふうにピラミッドは現れる。

 強い風が吹き、木々が揺れる。

 初夏の緑の向こうにそびえるガラスのピラミッドは、青空の下でひたすら爽やかだ。

 中に入ってみる。

陽光が射しこむHIDAMARI(陽だまり)

 ピラミッドの名前は、HIDAMARI(陽だまり)。

 アトリウムからは青空が望める。

 陽光があふれるアトリウム。要は温室のような感じで、初夏には若干、暑いかもしれないけれど・・・。冬季は名前のとおり、訪れる人にとってすてきな、陽だまりとなるのだろう。

 もちろん、夏には夏の楽しみも。

 建物内には、売店、レストラン、ギャラリー等を備える。

 移動はエレベーターにて。

 館内から眺めるモエレ山も、やっぱり素敵だ。

広大な園内で放つ存在感

 園内を散策しつつ、さまざまな方向からこの作品を愉しむ。


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