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DAY 4 : 「しあわせになりたい」blue note 1504 volume 2 the amazing bud powell

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昨夜の夕食はもちろん豚しゃぶだ。

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朝に豚しゃぶは準備しておいたので、
あとはサラダとほうれん草のおひたし、
味噌汁の用意くらいで済んだ。

やっぱり朝は三文の徳。
朝にどれだけ動けるかで
1日の動きも変わってくるなあ。

まだ全然うまくいってないけど、
毎朝5時くらいに起きることができれば、
妻や子どもたちの負担、
しいては私自身の負担も減らせるし、
充実感も得られると思った。

朝に
「blue note 1503  volume 1  
 the amazing bud powell」
を流していたので、
昨夜は、夕食の支度からvolume 2
ターンテーブルに載せていた。

「REETS AND I」から軽快に始まり、
バドの声も併せて聴くことができる。

volume 1と違うのは、
通して肩の力を抜いて聴けるかな、という印象。
とても優しく聴こえる。

音楽の素養がない私が言うのもなんだが、
どちらかというとクラシックに近いような
そんな感じもする。

でもジャズなの。

妻に、
「これ、朝かけた人と同じ人が
弾いているレコードなんだよ」
 と言ったところ、
「え〜。違う人みたいに聴こえる。
ちょっと、クラシックを聴いているみたいだね
との返答が返ってきた。
ちょうど、「sure thing」が
終わったところだった。

やっぱりそうか。

自分が妻と同じように感じられていることに、
少し嬉しくなった。

息子は学童保育から帰ってきても、
ずっと不機嫌だったらしい。
理由は服が濡れてしまったこと。
今日は雨だった。

今日の息子の服装は、
ジーンズに、
グレーのチャンピオンの
リバースウィーブの半袖、
アディダスのトラックトップだ。
もちろんアディダスのロゴはトレフォイル。

昔ながらの葉っぱのやつね。

オヤジの趣味も入ってるとは言え、
なかなかいいコーディネイトだとおもう。
実際、友達にもトラックトップがかっこいいと
褒められたらしい。

で、雨なので、妻が学童保育に迎えに行き、
車に乗るまでの間にそのトラックトップが
濡れてしまったとのこと。
それで機嫌が悪くなり、妻をなじっていた。

こうなってしまうと、
言うべきことは言いつつ、
後は本人の機嫌が治るのを
ゆっくり待つのがベスト
だ。
なんたって息子も
学校と学童保育で疲れていて、
心の余裕がない。
ちょっと嫌なことがあっても、
その感情を自分で消化できず、
周りにあたってしまうのだ。

仕方ない。まだ人生6年目なのだ。
気持ちがおさまれば、
妻に対して謝ってくる。
今のところはそれでいいと、
私も妻も思っている。

子育てっていうのはこういうことの
連続なんだろうなあ。

子どもの土俵に乗ってしまうと
こちらも疲れるし、
収拾がつかなくなってしまう。
6歳の子どもに
大人になれなんて言えないから、
どうしても、
こちらが大人にならざるを得ない。

子が親を育てる、
とはよく言ったものだとおもう。


人生38年目で休職してるけどね、オヤジは。


そんな中、
ゆっくりとレコードは回り続けていた。

息子も妻に謝り、
私も息子に注意をして、
一件落着。

私と息子と娘でお風呂に入る。
最近はこの時間がとても幸せな時間だ。
子どもたちと直に触れ合える、
かけがえのない時間。

成長したら、もういっしょには
入ってくれなくなるのだから。

夕食の時間になった。

息子から、サッカースクールの練習を
見に来て欲しいとリクエストがあった。

息子はサッカースクールに通っている。
今までスイミングだったり、野球だったり、
空手だったり、いろいろやってみたけれど、
スイミングとサッカーに落ち着きそうだ。
それに加えて、幼稚園の頃から
スポーツクラブに入っているので、
週に3回は運動をしていることになる。
よく考えたらすごい話だ。

野球は投げたり打ったりするのは好きだが、
捕るのが難しいらしい。
空手は教室の雰囲気が合わなかったのかな。

もともとひたすら走るのが好きな子なので、
そういう意味でもサッカーが
性に合っているかもしれない。

親としてはサッカー選手に
なって欲しいわけでもなんでもなく、
またスポーツに限らず、本人が好きなことを
やらせてあげたいなとおもう。

その中から本人が選べばいい。
全く別のことでもいい。
いろんなものに触れて、
子どもたちの可能性を
広げられる手伝いが
できたらいいなとおもう。


それで、そのサッカースクールに通っている
お友達のお父さんが、練習を見に来たらしい。
それで練習方法をいろいろ聞いていたとのこと。
だからか…。そのお父さんも仕事しながら
よく行けるなあ。あ、リモートなのかな。

しかもその友達のお父さんは
長身でスタイルのよい、
爽やかイケメンなのである。

一方こちらは
そんなに身長が高くない、
アメカジ好きの
ハゲかけたおじさん
なのである。
勝ち目ゼロ。

なんの勝負だ。

…サッカースクールに行けるかどうかは別として、
そのお友達のお父さんみたいに、
身長が高くてイケメンだったらよかったなぁ、
と、ポロっと口にした。

すると息子が、

「僕はこっちのお父さんが絶対にいいよ」

と肩に優しく手を乗せた。

わあお。なんてイケメンな息子。
かっこいい。ありがとう。

妻も乗っかって、
「私もお父さんのことが大好きよ」
と言ってくれた。
嘘でも、嬉しいもんだ。

ありがとう。今日もいい1日だ。

なんだか惚気みたいになってしまった。

娘は、もちろんなんにもわかっていない。
「I Want To Be Happy」
のロイ・ヘインズのブラシにあわせて、
ちいさいおしりをふりながら、
手をぱちぱちさせていた。

ここまでお読みくださり、
ありがとうございます。

noteの時系列は、現在とリンクしてません。
なので若干の違和感がある場合もあるかも
しれませんが、どうかご容赦ください。

今後も、
あなたのちょっとした読み物に、
私のnoteが加われば、
とても嬉しいです。

今日があなたにとって
いい、いちにちでありますように。

それでは、また、あした。7時に。

アイ

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