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DAY 97:「日記」"BLUE LIGHTS" KENNY BURRELL Blue Note 1597 Volume 2
こないだの休みは、 ここちよい疲れが残る1日だった。 ベッドで普段よりも長く寝て、 いつもより、だいぶ遅めの朝食を摂る。 すでに他の家族は起きていて、 妻は家事を、息子はテレビを、 娘は本にシールを貼るという、 思いおもいの時間を、それぞれ過ごしている。 私といえば、 昨晩にした筋トレの疲労感が抜けずに、 ぼうっとした目で、それら人々の動きを見つめ、 すでに熱を失って、少し冷たくなった、 コーヒーをすすった。 外はいい天気。 優しく差し込む陽の光。 時間が進むのも、 な
DAY 96:「目を見つめて」 "BLUE LIGHTS" KENNY BURRELL Blue Note 1596 Volume 1
「おとうさんは、携帯ばっかり見ている」 と、妻にも、息子にも言われた。 そう言われて、考える。 携帯ばっかり見ている、と言われても、 そこにある世界は、魅力的だ。 自分の興味のあることや、 好きなことにてっとり早く没頭する (あるいは「逃避する」)のには、 手のひらサイズに収まる画面を、 親指で操作すればいい。 とても簡単で、心地いい世界へ没入できる。 それは世界中と繋がっていて、 自分の操作ひとつで、 自分にとって気持ちの良い情報、 空間を選び取ることができる。 ま