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研究と企業のギャップ!?大学研究の困ったを考えるアズワン×A-Co-Laboによるブレスト会議【イベントレポ】

皆さん、日常の研究で泣く泣くやっていることや諦めていること、負担が当たり前となっているような研究室内のちょっと困った習慣はありませんか?🤔

実は先月(10月29日)に、多くの研究者がお世話になっている理科学専門商社のアズワン株式会社と研究者のブレストイベント開催しました‼︎✨
アズワン株式会社の新規事業担当の方々とA-Co-Laboのパートナー研究者で、現在の研究過程で発生している「お困りごと」を深堀り。
未来の研究について企業と研究者が考える場を作りました。今回はそんな企業と研究者がフラットに話せる場を実現したイベントのレポートになります!

研究者 人材


企業情報

アズワン株式会社
研究者・医療従事者の「これが欲しい」にカタログでお応えする理化学専門商社(カタログ20万部・Web500万部)

研究者が研究に専念できる環境をサポートすることを目的とし、現在は主に物品購入や機器のレンタル・メンテナンスなどを中心にサービス領域を拡大中。先月9月には研究者の情報収集・情報発信ができるサイト、Lab BRAINSを開設。



1.イベント開催に至った理由

[A-Co-Labo代表 原田より]

アズワン株式会社様は機器調達を通じて研究成果に貢献するサービスを展開されており、どうしたら研究者が日々の雑務から開放され今よりも研究に集中できる環境を作ることができるか、そんな物だけではないサービスの展開を考えていらっしゃいます。
その第一弾として、研究情報のキャッチアップの効率化にむけ、研究者向け情報サイトLabBRAINSを今夏リリースされました。
しかし、最終ユーザーである研究者の目線や、考えを直に聞く機会はこれまであまりなかったそうで、研究者を多く抱える弊社に相談が来ました。
企業と研究者、双方ともに研究課題に対して共通認識を持つことで、未来の事業のタネを一緒に生み出すきっかけ作りができればと思い、このイベントを企画しました。

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2.イベントの流れ

①開催趣旨の説明🗣

②アズワン様事業紹介

③アズワン担当者とA-Co-Labo研究者でブレインストーミング1
(研究室での日々の困りごとがメイン)

④グループで出た課題の共有🔬🧫🧪

⑤先程と同じチームでブレインストーミング2
(困りごとのヒアリング+未来に繋がるアイディア出し)

⑥全体共有👥

⑦閉会
(感想・Q&A)

3.イベント内容

機器調達・管理の工程を細分化し、工程ごとにヒアリングしていくことで当たり前過ぎてやらざるを得ないと思っていた実は不便な工程や、逆にこんな風に機器管理や調達が出来たら研究がスムーズに進む!など終始トークが盛り上がりました🗣

グループによっては、アカデミアのちょっと変わった習慣など本音トークも出ており、聞いている側も目からウロコの情報も。「企業だとありえないですね」という会話も出ていたり。

また、お互いに知っていると思っていた情報が、実は全く知らなかったなど相互認識のズレにも気づくことができました。
研究者と企業、普段はなかなか交流がない両者が互いに必要な部分と困っていることを共有することで、当事者にしか分からない部分の発見や両者にとってWin-Winになるにはどうしたら良いかと沢山のアイディアが出ていました💡

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(今回はMiroを活用しアイディア出しを行いました!)

《参加したA-Co-Laboパートナー研究者より》

・​​改めて、研究者と社会と間にはギャップがあることを感じましたが、そこには同時にビジネスチャンスもあると改めて感じました。

・アカデミアの体制は古くからの伝統があり、良くも悪くも社会とのギャップが多いです。企業の方とお話しすることで、現状の問題点など客観的に考えられる有意義な時間を過ごさせていただきました。

《アズワン株式会社様よりコメント》


goodな部分👍

・普段聞けないことが聞けたと言う部分では実りある時間でした。
・正直2時間の時間では足りなかったです。
・今後もこのような場があると良いと思います。


今後に向けたchallengeの部分💪

・決められて時間で確実に話したいトピックに向くような仕掛けが必要だったと感じます。
・研究者へのヒアリングとアイディア発散の会を分けてみるともっと良いと思います。

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4.まとめ

時間切れでまだまだ話足りない!という声があった様に、研究者は普段の研究過程や環境を振り返り社会とのギャップを知るきっかけに、企業側はユーザーの生の声を聞くことで事業のヒントを得る機会だったのではないかと思います。

今回のイベントで、ユーザーとメーカーがリアルな意見を交わせる場はこらからも双方にとって必要であると感じました。また、同じ立ち位置で話すことで肩書きフリーの本音の会話に繋がると感じます。

この繋がりを今後のサービスにどう生かしていくか、この点に関しても引き続き検討していきたいと思っております。
頂いたフィードバックを元に、A-Co-Laboもさらにより良いサービスが提供できるようブラッシュアップしていきます。
研究者とのイベントに興味がある企業様、そして企業との共創に興味がある研究者の皆様、まずはライトにお問い合わせください。

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