『』

『夢が崩れる』2023.2.25


泣いてしまいたかった
いっそ自分の為だけにって
やけくそになった心でまだ
貴方のこと想ってる

名前をつけてしまえば
枠におさめてしまえば
ありふれた感情になるって
優しくない嘘だ

いつか忘れる言葉で声で
貴方を想った私も忘れてしまおう

最低な私を上手く言葉にできない
こんなはずじゃなかったってしもやけした心が痛い
触れられない話もできない そんな距離で
ずっと貴方の名前を呼ぶ


壊れてしまいたかった
ていうか壊れてると思ってたよ
勘違いで済まされない程
考えてしまってる

もう戻れない

貴方のその目も笑い声も心も
どうしたって貰えない 私は私が嫌になる
生きていたって甲斐がないよ 明日もいらない
丸まって眠る私はひとり


いつか忘れる言葉で声で
貴方を想った私も忘れてしまおう

白昼夢の中だけ触れていられる
あぁ、夢が崩れてきた


最低な私を上手く言葉にできない
愛してるだなんて私には言う資格がない
触れられない話もできない そんな距離で
ずっと貴方の名前を呼ぶ




僕等はエゴでできている
というnoteを書いている
そんな最中にできた詩

エゴだって哀しくなっても
私は貴方の名前を呼ぶことをやめられない

やめられないよ


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