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褒めちゃいけないの?

昨日の話の続きになるんだけど、

去年の3月からツイッターを始めた。
前向きになれてきたし、本(特にメンタルに関するもの)をたくさん読んだ。
自然と闘病垢になっていき、フォロワーさんも増えていった。

#ホメ療法 ってタグがあって、今日自分ができたことを箇条書きにしてこのタグ付けてツイートする。
それを見た人は、ただただ褒めるだけのリプをしてあげるっていうもの。
これを教えてもらって私も実践してた。
褒めるということを自分のものにするために。

するとどうだろう。
褒めるという行為をすることで自分の心がポカポカ温かくなってくことに気がついた。
最初は Give and Take だったんだけど、いつのまにか Give and Give の精神に変わってた。

他者を褒めることでこんなにも幸せな気分になれるの?
私という人間がどんどん優しくなっていってる?
そんな不思議な感覚。

この繋がりで理想的なフォロワーさんがどんどん増えていった。
とても素敵な居場所が出来たと思えた瞬間。

ところが、この本を読んでとてもショックを受けた。

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アドラーは褒めることを否定してる。

褒めることは上下関係を生み出す

からだそうだ。

まさにこの部分は衝撃だった。

アドラーは両者の関係は常に対等でなければならない。
親子でも上司部下でも、違うのは立場であって力関係ではない
つまり、縦の関係ではなく横の関係を築けと説く。

褒めることでもっと褒めてほしい欲求が生まれ、褒めてもらうことが目的化する(媚びる?)。
つまり承認欲求がどんどん強まっていく。
これもアドラーが否定すること。

けどね、
理屈からすれば矛盾はないんだけど、これこそアドラー自身が言う課題の分離じゃないの?
褒めてもらうことへの依存体質になるかどうかは、まさに他者の課題。

つまり、そうなったら、

ほっとけ

で、いいんじゃない?

#ホメ療法 について言えば、決して上からの一方通行じゃなくて、
褒めてもらい、褒めてあげる
という双方向の流れ。
たしかに褒めてもらいたいという欲求を生み出してるのかもしれないけど、
逆に褒めてあげたいという欲求も生み出してる(少なくとも私の場合)。
横の関係を構築してると思うんだわ。

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私は承認欲求自体を完全否定はしてなくて、人間誰しも他者から認めてもらいたい欲求はあるはず。
その欲求まで殺してしまったら、自分という存在をどこに求めたらいいの?
って思うのね。もちろん程度の問題はあるよ。

アドラー心理学は私にとってとてつもなく大きな財産となってるんだけど、
この「褒めちゃダメ」って部分に関してだけは、とても違和感があるんだよね。

私の理解が浅いだけかな?

うん、
なんとなくね、
よくわかんない。

まぁ、私は褒めることは続けるよ。
好きな人には褒める。

嫌いな人には・・・無視するね笑

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