「当たり前」の基準を変えていきたい〜親も先生も「がんばりすぎない」社会へ
『誰かを「ゆるせない」と思うのは、自分が我慢しているから』の続編です。
「こんなにがんばっているのに、うまくいかない」
と自分も人もゆるせなくなるのは、そして、それほどまでに追い詰められるのは、個人だけの問題ではないと感じるようになりました。
こちらの記事にも書きました▼
母親や父親だけに子育てが担わされていると、しんどくなってしまうように思います。
もしも社会で子育てができれば、どんなに楽になるだろうって。
実際、私たち家族は、たくさんの方々にお世話になってきました。
保育園やインターナショナルプリスクール(計4ヶ所)、学童保育や学校の先生方やスタッフの皆さま、各種習いごとの先生方が子どもたちを育ててくださいました。
警報が出て休校になったのに気づかず、私と夫が出勤してしまったときは、同じマンションのお母さんが子どもたちを学童保育に連れて行ってくださいました。
(休校時は朝から開けてくれる私立の学童保育所に通っていました)
家族が崩壊しかけたときには、担任や部活の先生方、家族カウンセラーさん、スクールカウンセラーさんが支えてくれました。
私は学びの師や仲間たちにも恵まれ、メンタルダウンから立ち直り、家族関係も劇的に改善しました。
こうした経験を通じて感じるのは、母親だけ、父親だけ、子ども、先生だけが、「がんばりすぎなくてもいい」ということです。
「母親/父親/子ども/先生なら、〇〇をするのが当たり前」という世間や文化、他者が決めた判断基準(ひいては固定観念)に縛られる必要はないのです。
なぜなら、人は人と出逢うたびに役割や関係性が変わり続けていくからです。
できることもあれば、できないこともある。
できないことを理由に、自分も人も責めなくていいのです。
〇〇がゴールに必要なら自分でやるようになるでしょう。
逆に、ゴールに必要がないことなら、誰がなんと言っても変わらないでしょう。
だから、「当たり前」の基準は自分で決めればいい。
「私のゴールから見て、〇〇はできて当たり前。たとえ今はできなくても、いずれできるに決まっている」
と考えるのです。
・自分の「当たり前」を人に押しつけない
・人の「当たり前」を尊重する
そんな世界をつくりたくて、私は利他的な人を増やす活動(コーチング)をしています。
こちらの記事が、「私もそう思う」という方との出逢いのきっかけになりましたら幸いです。
〈私が私である〉ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏
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