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04.大学の公募制推薦入試〜子どもの問題に手を出さない母親になりたい

2年前、息子の大学受験(公募制推薦)に1泊2日で同行しました。
01.息子の合格を心から信じで、母である私がやったこと
02.母として小論文・面接をサポートできたかもしれないこと
03.最大限のパフォーマンスを出すために母親ができること
の続編です。

受験モードを感じられなかった


正直なところ、高校3年生になっても受験モードに入ったように見えない息子に対し、言葉を飲みこんだことが何度もありました。
 
・圧倒的に足りない日々の勉強時間をいっこうに改善しない
(模試の結果を元に、塾の先生から滑り止め校を勧められている)
 
・塾にある自習室を活用しない
 (自分で選んだ塾なのに、土日にお昼過ぎまで寝ている)
 
・スマホゲームやテレビに費やす時間がなかなか減らない
(夜中に録画予約まで番組を見ている)
 
・推薦入試の準備で共通テストの勉強が滞っている
(「両方がんばる」と宣言して受験を決めたのに)
 
・推薦入試対策用に先生に勧められた本を読み終えない
(メモをとっている様子もない)
 
・小論文の練習が足りているとは思えない
(「塾でやってる」と、息子自身は問題視していない)
 
そんな息子を見ていると、どう声をかけようかと迷うのです。

心配するのは私の勝手だった


推薦入試の試験当日の朝ですら、スマホでゲームをしている息子です。
 
電車の中で私の視線に気づいた息子いわく、
「いつもと同じゲームをしてたら、落ち着くねん」
 
な、なるほど……
 
気持ちを落ち着かせる方法は、人それぞれですものね。
 
私がひとりで勝手に期待してはがっかりしていたことを、息子が教えてくれました。

子どもの問題に手を出さない

 
息子の人生ですもの、私がとやかく言ってもしょうがない。
 
下見の帰りのバスの中で、笑いながらこんな話をしました。
 
私:
キーキー言う母親じゃなくて、よかったでしょ?
 
息子:
言ってるやん、笑。
 
私:
えー?!
こんなのヒステリックなうちに入らないよ、笑。
昔の私やったら、えらいことになってたよー。
いまの私は、ものすごく穏やかやと思うな。
 
息子:
そうかもな。
 

 
公募制一般選抜の結果が出るのは、2週間後。
 
準備不足だったことは、本人も痛感したようです。
 

「じゃあ、次はどうする?」

できなかったことにダメ出しをするのではなく、ゴールに向けて何をやるのかにフォーカスする。

そんな声かけを続けていきたいと改めて思った2日でした。
 

05.動転していたのは私、息子は落ち着き払っていました
に続きます。


あなたのドリームサポーター
御影石 千夏


▼息子が私に気づかせてくれたこと(記事抜粋)


▼家族も自分も幸せになる秘訣を綴っています(Kindle Unlimited対象)


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