マガジンのカバー画像

こみやゆう 2021年の新刊

19
運営しているクリエイター

#子育て

おおきなトラとシカのはんぶんくん

おおきなトラとシカのはんぶんくん



新刊が発売されました。

おおきなトラとシカのはんぶんくん
バーニス・フランケル /作
レナード・ワイスガード /絵
こみやゆう /訳
好学社

ある森に3頭のシカの兄弟が住んでいました。上の2頭の兄さんは、大きいのですが、末っ子のシカは、兄さんたちの半分くらいの大きさしかありませんでした。なので「はんぶんくん」とよばれていました。

ある日、兄弟のまえに大きなトラが現れ、はんぶんくんは、

もっとみる
野ばらの村の秋の実り

野ばらの村の秋の実り

新刊が発売になりました。

野ばらの村の秋の実り
ジル・バークレム /作
こみやゆう /訳
出版ワークス /刊

秋、木の実がすっかり熟す頃、プリムローズは、お父さんの森ねずみ男爵とブラックベリーを摘みに出かけます。ところが、そのあと、プリムローズが行方不明に。みんなは、必死になって探しますが、プリムローズは、どこにもいません。その頃、プリムローズは、ひとり気ままにお散歩。いろいろ訪ね歩いて日が暮

もっとみる
『あくたれラルフおなかをこわす』『あくたれラルフコンテストにでる』

『あくたれラルフおなかをこわす』『あくたれラルフコンテストにでる』



新刊が発売されました。

『あくたれラルフ おなかをこわす』
『あくたれラルフ コンテストにでる』
ジャック・ガントス /作
ニコール・ルーベル /絵
小宮由 /訳
大日本図書
「こころのかいだん」シリーズ

「あくたれラルフ」の読み物です!

「あくたれラルフ」は、1冊目を石井桃子先生が訳されていますが、つづきの絵本を私が3冊、訳させてもらっていて、今度は、読み物になって登場です。

『あく

もっとみる
おばけのジョージー とんでいったふうせん

おばけのジョージー とんでいったふうせん



新刊が発売されました!

おばけのジョージー とんでいったふうせん
ロバート・ブライト /作
こみやゆう /訳
好学社

年に一度のお祭りに出かけたジョージーたち。ねこのハーマンは風船を買い、しっぽに結びつけていたのですが、それをねずみがほどいてしまいました。すると、ねずみは、空のかなたへ! どんどん空へのぼっていくねずみを、ジョージーは、どうやって助け出すのでしょうか。

2歳半ぐらいからの

もっとみる
くしゃみおじさん

くしゃみおじさん



岩波書店から新しい幼年童話が出ました!

くしゃみおじさん
オルガ・カブラル /作
山村浩二 /絵
小宮由 /訳
岩波書店

おじさんの豪快なくしゃみで砂煙がまきおこった。あれれ? ねことうさぎの耳が入れかわってる! ねこがワンワンほえれば、いぬはニャー。全身はだかのがちょうに、とさかをくわえたおんどり……。どうぶつも子どもも、みんなヘンテコ。いったいどうしたら、もとどおりになるの? くしゃみ

もっとみる
野ばらの村のけっこんしき

野ばらの村のけっこんしき



新刊が発売になりました。

夏、小川のほとりで出会った、粉ひき小屋のダスティと、チーズ小屋のポピーは、恋に落ちて、結婚することになりました。式は、大きないかだを浮かべた川の上でやることに。いったい、どんなすてきな結婚式になるのでしょう!

野ばらの村の物語 第2弾「四季シリーズ」夏のお話です。

この本は、以前、講談社より岸田衿子さんの訳で『小川のほとりで』というタイトルで出版されていた作品の

もっとみる
クモのアナンシ ジャマイカのむかしばなし

クモのアナンシ ジャマイカのむかしばなし



新刊が発売になりました。

クモのアナンシ ジャマイカのむかしばなし
フィリップ・M・シャーロック /再話
マーシャ・ブラウン /絵
小宮由 /訳
岩波書店

昔話で、知恵者の動物と言えば、ヨーロッパではキツネ、アメリカではコヨーテなどでしょうか。でも、アフリカではクモ。それも、ただのクモではなく、クモのアナンシなのです。アナンシのお話は、西アフリカを起源としていて、人々の移住と共に中南米の島

もっとみる
はげたかのオーランドー

はげたかのオーランドー



新刊が発売になりました。

はげたかのオーランドー
トミー・ウンゲラー /作
こみやゆう /訳
好学社

メキシコに住む、はげたかのオーランドーは、ある日、地面に倒れている男の人を見つけます。何とかしてあげたくて、男の人の荷物をまとめると、アメリカにあるその男の人の家へ届けにいきます。荷物を受け取った家族は、お父さんを探しにメキシコへ出発。ところが、メキシコで息子のフィンリーが、強盗に誘拐され

もっとみる
コレットとわがまま王女

コレットとわがまま王女



新刊が発売になりました。

コレットとわがまま王女
ルイス・スロボドキン /作
小宮由 /訳
瑞雲舎

ある日、コレットの住む町に王女さまが静養にやってくることになりました。王女さまと聞いたら、美しくて、やさしい人を想像するかもしれませんが、このポーリーン王女は、それとは真逆の、わがまま王女でした! 

しかも、王女は雑音一つない静けさを望んでいらっしゃる。それを聞いた町長は大慌て。すぐに町を

もっとみる
はろるどのたからさがし

はろるどのたからさがし



新刊が発売になりました。

はろるどのたからさがし
クロケット・ジョンソン /原作
小宮 由 /訳
出版ワークス
4歳ぐらいから

むらさきのクレヨンをもった、はろるどが、今度は宝探しに出発! まずは海賊船に乗り込みますが、あえなく海に落とされて、そのまま海底を冒険! それから無人島の洞窟も探検しますが、はたして、はろるどは、宝物を見つけられるのでしょうか…?

『はろるどとむらさきのくれよん

もっとみる
ふまんばかりのメシュカおばさん

ふまんばかりのメシュカおばさん



新刊が発売になりました。

ふまんばかりのメシュカおばさん
キャロル・チャップマン /作
アーノルド・ローベル /絵
こみやゆう /訳
好学社

メシュカおばさんは、口をひらけば、小言ばかり。「背中は痛くて、石の壁でもせおってるみたい」「足は重くて、カボチャみたい」「息子はぐうたらで、どてっとしたピクルスみたい」
ある日、メシュカおばさんの舌がピリッとしたかと思ったら、なんと言った小言が、すべ

もっとみる
はろるどのそらのたび

はろるどのそらのたび

新刊が発売になりました。

はろるどのそらのたび
クロケット・ジョンソン /作
小宮 由 /訳
出版ワークス
4歳ぐらいから

むらさきのクレヨンをもった、はろるどが、ロケットに乗って月へ出発! と思ったら、まちがって火星に着いちゃった!? 空飛ぶ円盤に遭遇したり、火星人に出会ったり、流れ星に乗っちゃったりと、今度のはろるどの冒険は、宇宙へ飛び出します。はろるどは無事、地球に戻ってこられるのでしょ

もっとみる
はろるどのサーカス

はろるどのサーカス



新刊が発売になりました。

はろるどのサーカス
クロケット・ジョンソン /作
小宮 由 /訳
出版ワークス
4歳ぐらいから

むらさきのクレヨンをもった、はろるどが、一本の線を描いて綱渡り。それから、あれよあれよと、空想がふくらんで、馬の背に乗ってみたり、ピエロになってみたり、人間大砲になってみたりと、はろるどサーカスのはじまりです! シンプルな線が無限の想像の世界へと誘います。

『はろるど

もっとみる
おばけのジョージーこいぬをつれだす

おばけのジョージーこいぬをつれだす



新刊が発売になりました。今年、最初の新刊です。

おばけのジョージーこいぬをつれだす
ロバート・ブライト /作
こみやゆう /訳
好学社
3歳ぐらいから

〈内容〉
ジョージーたちが住んでいるホイッティカーさんの家の近くに、アイビスさんが住んでいました。アイビスさんは、マフィンという子犬を飼っていたのですが、マフィンは、これまで一度も外に出してもらったことがありませんでした。「外で遊んでみたい

もっとみる