ゴルフ通訳の人(2024年8月22日最新記事更新)

アメリカのゴルフ大学出身の元ゴルフインストラクターのゴルフのあれこれ 詳しいプロフはこちらから⇨https://lit.link/ayanogolf

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最近の記事

AI搭載の客観的な3Dスポーツパフォーマンス分析は日本でも浸透するのか?

この記事では、2024年8月の気になるゴルフニュースをご紹介します。 2024年の全米オープンで4年ぶり2度目の優勝を果たした、ブライソン・デシャンボー(米国)が、2024年7月に同国のスタートアップ、Sportsbox AI, Inc. とパートナーシップ契約を結んだことを正式に発表しました。 この発表を受け、ゴルフに限らず野球やテニスなど様々なスポーツ競技で、AI技術を搭載した3Dスポーツパフォーマンス分析が主要になっていくことを、多くの人が強く確信したのではないでし

    • アイアンが上手い人に共通する動き!ボールを真芯でとらえるカバーリングって何?カバー・ザ・ボール

      完璧なアイアンショットを打ったときの「あの感触」は、まさに病みつき。ボールが潰れる感じがした、フェースにボールが乗っているようだったなど、その表現は人によってさまざまです。しかしながら、ゴルフはミスのスポーツ。あの感覚を追い求めても、そうそう完璧なショットは打てません。そこで本記事では、完璧なショットを打てる確率を底上げできる「カバーリング」というシンプルなテクニックについてご紹介します。 カバーリングとは?カバーリング(Covering)は、カバー・ザ・ボール(Cover

      • ルドビグ・オーベリ(アバーグ)の初マスターズを振り返る

        オーガスタ・ナショナルの12番パー3は、数々のドラマを生むことで有名だが、今年の最終日では、11番パー4が注目を集めた。 首位シェフラーを追う二人のプレーヤーのセカンドショットがグリーン左の池へと吸い込まれたからだ。 結果、ルドヴィグ・オーバーグは単独2位、コリン・モリカワ3位タイで試合を終えた。 今回は初出場のマスターズで鮮烈なデビューを飾った、ルドヴィグ・オーバーグ(Ludvig Åberg)の試合後のインタビューを紹介していく。 最終日のスコアカード 11番と言

        • アメリカのオフコースゴルフ人気が止まらない

          この記事では、2024年5月の気になるゴルフニュースをご紹介します。 日本では少子高齢化と共にゴルフ業界の行く末が懸念されている一方で、アメリカは2022年にゴルフ競技人口が過去最高の4,110万人を記録した。 これはアメリカ人の7人に1人がゴルフを楽しんでいる計算だ。そして、このゴルフブームを支えているのがなんと言っても2,709万人にのぼるオフコースゴルファーの存在である。 (データ: National Golf Foundationより) ゴルフはコースでラウンド

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        • バイオメカニクス・ゴルフスイング
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        • ゴルフに関する論文や記事など
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        記事

          ゴルフの歴史【Ep7】ゴルフスイングの変化

          このシリーズではゴルフ史を紹介しています。 ただの趣味翻訳ですがお楽しみいただけたら嬉しいです。 画像の出典は画像下に、 参考資料は最下部にまとめています。 前回までのお話はこちらのマガジンからどうぞ ↓  ↓  ↓  ↓ ハリー・バードン1900年に全米オープンがシカゴゴルフクラブで開催されました。とある1人の選手は、打球が左右に散ることを少しも恐れなかったと言います。 それは、ハリー・バードン(Harry Verdon)でした。イギリス、ジャージー島出身の穏やかで

          ゴルフの歴史【Ep7】ゴルフスイングの変化

          【怒ってる自分が嫌な親御さんへ】問題解決能力を育てる声かけ

          〜ジェントルペアレンティングに学ぶ子供への声掛け(幼児編) EP01 〜 (2023年6月16日の記事) 第二子が生まれたちょうど4年前ごろ、自分の価値感に合った子育て方法を日々模索していました。 そんななか出会ったのが、モンテッソーリから派生した米国で人気の「ジェントルペアレンティング」という子育ての理念です。 親子双方が幸せになれるように、叱るのではなく子供の視点や感情に寄り添い、支え導く、穏やかで理解のあるアプローチと紹介されていました。 関連コンテンツを色々

          【怒ってる自分が嫌な親御さんへ】問題解決能力を育てる声かけ

          【○○しないと○○してあげない】実は危ない条件付け愛情表現

          (2023年6月14日の記事) ついつい言ってしまう「○○しないと○○してあげない」「○○できたら○○していいよ」という条件付け子育てについて私が思うこと。 今日は子育てのお話をさせてください。 (自分のためのアウトプット記事なので、ゴルフに関する話をお探しの方は他の記事をお読みください。願) わたしは学生時代に心理学を専攻していたのですが、その知識を子育てに活かせておらずとても悩んでいます。特にパートナーとの間で、子育ての考え方に相違があり妥協点を見つけられずにいます

          【○○しないと○○してあげない】実は危ない条件付け愛情表現

          ゴルフスイングのキネマティックシーケンスについての解説

          ゴルフスイングに関する解説でよく耳にする「キネマティックシーケンス」という言葉を皆さんはご存知ですか?スイングの効率性や総合的なパフォーマンスの向上を目指すなら知っておきたい重要な要素の1つと言えます。 この記事では、キネマティックシーケンスについて詳しく説明し、その重要性、メリット、および一般的な誤解について解説します。 ※2年前にアメリカで受講したいくつかのスポーツバイオメカニクスの講義の内容をメインに、その他学んだことなどを合わせて書いています。平均のデータは、Dr

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          ゴルフのメンタル面を強化する5冊の本から学ぶ『成功への道』

          ゴルフは見た目の印象よりもはるかに複雑で自己挑戦的なスポーツです。パーフェクトなスイング、精密なショット、正確なパッティング――これらは単なるテクニカルスキルだけでは実践できません。ある程度の成熟したメンタルを持ち合わせていないと、プレッシャー下で質の高いテクニカルスキルへアクセスすることは難しいでしょう。 そしてメンタルゲームの向上は日々の「メンタルトレーニング」なしにありえません。メンタルトレーニングとは、選手たちの精神的な側面に焦点を当て、ストレスや不安を軽減し、パフ

          ゴルフのメンタル面を強化する5冊の本から学ぶ『成功への道』

          ゴルフラウンドでリアルに使う英語表現

          早速ですが本記事では、私がリアルにラウンドで使用するゴルフ英語のフレーズをいくつか紹介したいと思います。 ※英語での表現方法は様々ですので、以下で紹介するものだけが正解ではありません。 ティーイングエリアで(このホールは)全長400ヤードや。 it's 400 yards to the hole. 右のバンカー越えは240。(私が打つ場合) I've got 240 to the right bunker to get over. 左のバンカー越えは230ヤードくらい

          ゴルフラウンドでリアルに使う英語表現

          【コース攻略】スコアアップにつながる思考の整理学

          ゴルフは常に選択の連続であり、そのホールの攻略法はプレーヤーの数だけあるのかもしれません。プレッシャー下でも最適解を選択し続けるためには、人間の脳の仕組みを少し理解できているかどうかが、ゲームチェンジャーになることもしばしば。 この記事では、ダニエルカーネマンの著書「ファスト&スロー 思考の整理学」を参考に、ゴルファーがどのように思考を整理しスコアアップに役立てられるかについて考えていきます。 ※この記事は9,000字あるのでお時間のあるときにゆっくりお読みください。

          【コース攻略】スコアアップにつながる思考の整理学

          注意力をコントロールしてパフォーマンスを上げる「メタ注意」

          この記事では、2017年に発表されたスポーツ心理学の「メタ注意」に関する研究「A Grounded-Theory Study of Meta-Attention in Golfers」という論文について紹介します。 ゴルファーが自分自身の注意力をコントロールできたらパフォーマンスを上げることができるのか?という研究です。 リンク先からPDFでオリジナルの論文を読むことができます。 https://www.researchgate.net/publication/3394

          ¥300

          注意力をコントロールしてパフォーマンスを上げる「メタ注意」

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          ゴルフの歴史【Ep6】ついにゴルフはアメリカへ

          このシリーズではゴルフ史を紹介しています。 ただの趣味翻訳ですがお楽しみいただけたら嬉しいです。 画像の出典は画像下に、 参考資料は最下部にまとめています。 前回までのお話はこちらのマガジンからどうぞ ↓  ↓  ↓  ↓ そしてゴルフはアメリカへ1887年の夏、ある訪問者が出張のためスコットランドへやってきました。その男性の名前はロバート・ロックハートといい、彼はダンファームリンの出身でした。彼はスコットランドで生まれその後アメリカに移住しているのですが、リネン(織物

          ゴルフの歴史【Ep6】ついにゴルフはアメリカへ

          ゴルフの歴史【Ep5】史上最強の親子と全英オープンの誕生

          このシリーズではゴルフ史を紹介しています。 ただの趣味翻訳ですがお楽しみいただけたら嬉しいです。 画像の出典は画像下に、 参考資料は最下部にまとめています。 前回までのお話はこちらのマガジンからどうぞ ↓  ↓  ↓  ↓ ◆全英オープンのはじまり1860年10月、スコットランドの西海岸にあるプレストウィックで、初のメジャー大会となるプロ選手権がおこなわれました。優勝賞品は銀のメダリオンの刺繍が入った赤いモロッコ革ベルトというユニークな賞品で、3連覇を果たすとそのベルト

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          ゴルフの歴史【Ep4】技術革新と人類初のプロゴルファー誕生

          このシリーズではゴルフ史を紹介しています。 私のただの趣味翻訳です。 画像の出典は画像下に、参考資料は最下部にまとめています。 前回までのお話はこちら ↓ ↓ ↓ ↓ 人類初のプロゴルファーガッティが登場したことにより、ゴルフは再びブームになりました。しかし、フェザーボールの製造業者たちはこの新しいボールに反対し、特にアラン・ロバートソンという人物は激しく反発しました。 アランは、200年以上にわたるクラブやボール製造業者の末裔でありながら、世界初のプロゴルファー、コ

          ゴルフの歴史【Ep4】技術革新と人類初のプロゴルファー誕生

          ゴルフの歴史【Ep3】ゴルフボールの進化

          このシリーズではゴルフ史を紹介しています。 私の趣味翻訳です。 画像の出典は画像下に、参考資料は最下部にまとめています。 前回までのお話はこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ゴルフボールの変化ヨーロッパ北部でプレーされていた、ゴルフの原形となるスポーツであるコルフ(Colf)やパルモール(Pall Mall)では、木製のボールが使われていました。 この木製のボールは、堅材であるプナの木やツゲ材から作られ、14世紀から17世紀まで使用さていました。球体で丈夫ではあったもののリンクス

          ゴルフの歴史【Ep3】ゴルフボールの進化