きむら

「ハニーオーツをトーストしてください」

きむら

「ハニーオーツをトーストしてください」

マガジン

  • 140文字の自由律俳句

    Twitterの下書きってすぐ溜まるんですよね。吐き出してやめちゃうのか、無意識化でためらっているのか。でもそこにある言葉たちってわたしの場合は限りなく本音に近かったりする。

  • ひとこと日記

    手帳のすみに書くほどのほんの些細な日常

  • たべものと生きる

    わたしの"これまで"は食事という行為が切っても切れなくて。食事がくれる歓喜も悲壮もぜんぶぜんぶ噛み締めて味わって言葉として吐き出すの。

最近の記事

【140文字】下書きの救済場所【自由律俳句】

お久しぶりの更新です。 三連休でしっかり休んで むしろ休みすぎてぽやぽや〜っと過ごしてる最終日の夕方。お風呂につかりながらポッドキャストを聴いて ああそういえばここがあったな、とnoteをひらきました。 しっかり溜まっていたツイートの下書きを放流します。 相も変わらず毎日元気に検定の勉強に追われてたり面接にボコボコにされたりを繰り返しています。 変化といえば、父親に用事もなく声を聞くために電話をするようになりました。 そんな感じ。みんなは元気?ご自愛くださいね。

    • この手触りもその匂いも

      これ最近なんとなく気づいたことなんですけど、わたし紙媒体がとにかくすきっぽいです。 雑誌も漫画も現物を紙の匂いを嗅いでペラペラとめくりながら、たまに数ページ戻ったり、広げたページをそっと胸に抱きしめながら物思いにふけったりしながら読んでいたい。 小説も写真集も画集もエッセイもZINEも、読み終わった本たちはアーカイブとしてぜんぶズラッと並べていつでも手の届くところに置いていたい。 人からいただいた名刺とかステッカーとかフライヤーとか、きっちりファイリングしてたまに見返し

      • ぽつりぽつりと浮かぶ藻に

        わたしの性格って本当にビジネスが向いていないと思う。 対価が決まってしまうと急に窮屈になってできることもできなくなるしアイディアなんてひとつも浮かばなくなる。稼ぎたい、って感情が本当に羨ましくてなんとなく無責任な位置でしか自分を自分として起動できないので社会生活でいうところの金銭的な豊かさを持って生きるのはとっても”難しい”と思ってしまう。 その宙に浮いた無責任さって雲?水?うーん…そんな綺麗なもんじゃなくて、ふわふわとは正反対の泥みたいに形がなくて零れ落ちて、いろんなと

        • 【140文字】下書きの本音【自由律俳句】

          久しぶりにみてみたらたんまりと溜まっていました。ここらで息抜き、ぜんぶを放出して来年のために断捨離だね。 月曜日からいろんなものふるい落としていい感じ。久しぶりのゆっくり午前は、オーダーしていたクリスマスリースを取りに行きます。 いまはお昼ごはん用にとさつまいもご飯を炊いている。充満するこの匂い、一生守りたい抱きしめて離さない… 今日もみなさん、行ってらっしゃい行ってきます!

        【140文字】下書きの救済場所【自由律俳句】

        マガジン

        • 140文字の自由律俳句
          8本
        • ひとこと日記
          7本
        • たべものと生きる
          15本

        記事

          厄年 vs 12年に1度の好運期

          「わたしいま前厄?なんですよね~」 厄年とかそういうの、よく仕組みを理解していないけどなんとなくそのワードを出すと、相手が親身になって色々と提案してくれるので割と好きな話題である。 近所の神社で厄祓いやってくれるかどうか調べてくれたり、遠くをみつめて"結局30代はぜんぶ厄"みたいな極論を放ったり、その様子をみて嬉しくなる。 テーマはなんでもいいのだけど、恋愛とか悪口とかそういうのじゃなくてもう目には見えないソレにどう争うかとか壮大な話をしていることが楽しくて仕方ないので

          厄年 vs 12年に1度の好運期

          ここらへんのあれこれ

          映画ピンポンの特装版、ペコちゃんの食玩キーホルダー、ジョウト地方のポケモングッズ、プリンセスあややの鉛筆、海外のラメラメシール、無印版CCさくらの初版全巻セット、ドラマ版ケイゾクのサントラ。 今年の下半期、わたしは「わたしのあの頃」を回収する毎日を送っている。あの頃お気に入りだったもの、あの頃憧れていたもの、あの頃手放したもの。 過去を振り返ることが得意な人と、未来を夢見ることが得意な人。圧倒的に前者が多いように感じるのはわたしがそちら側であるからでしかないんだけど、「今

          ここらへんのあれこれ

          【旬を歌う】今を追いかけてズッキーニ

          好きな野菜は? と聞かれたらたぶん3位以内には入ってくるだろう「ズッキーニ」 たぶんとか、だろうとか、曖昧ですが。 わたしはそういう"好きな野菜議論"を友人としてみたいし、するときに「うーん」ってひねり出したいという願望がある。 だからこのランキングを独り言で完結したくなくてもったいぶっています。わたしのそういうところスペシャルキュートですきです。 ズッキーニを初めて認識したのなんてきっと大人になってからで、おそらく母親の料理にはいっていたことは1度もない。それは断言で

          【旬を歌う】今を追いかけてズッキーニ

          8月丸ごとひとこと日記

          ※8月は感情の波が激動だったのでひとこと日記更新しようかしないか迷いながら前半・後半ともに下書きにずっと鎮座していたのですが、まあなんでもいいか期が来たのでまるごとえいっと投稿します。 8月1日 あすけんじゃなくて手帳に”食べたもの記録”をしていこうかと思い立った昨日 そして早速書くのがだるくなった今日 お疲れ様でした 8月2日 カードキャプターさくらの単行本を全巻セットで購入したら全部初版だった しかも状態もすごくいい 前の持ち主さんがこれを手放すに至った経緯を勝手

          8月丸ごとひとこと日記

          何はともあれご褒美チョコ

          自分でもきっかけがなんだったのか思い出せないが急に本がすらすら読めるようになった。 それからというもの、貪るように文字を読んでいる。じゃがりこのパッケージもぽりぽりしながら読んでいるくらいには読んでいる。(読んでいる?) ちょっと前から上辺の方ををつるんとなんとなくで読むことはあったんだけど物語って中々脳みそにはいってこなくて、それでもエッセイとか短歌とか読みやすいのは読んでいて。 その前は図鑑とか絵本とか読んでいた。今ふりかえれば、どうにかして本が読めなくなったことへ

          何はともあれご褒美チョコ

          拝啓、ミラノサンドCさま

          気圧の猛攻から逃げ切りやっとのことでシャワーを浴びる15時 本当はフォーラムでみたい映画もあったしジャズフェスふらついたりしたかったけどもうちょっと定禅寺まで行くのはだるいなあって時間 頭をわしゃわしゃ洗っていると、こう、おぼろげに浮かんできたんです"ミラノサンドC"という文字が 浴室をでて髪の毛乾かしていても もうそれのことしか考えられなくなってしまい、そこらへんにある服を着てキャップかぶって家を飛び出し道中で日焼け止めを塗りながら駅に向かう 競歩気味で歩いていたから

          拝啓、ミラノサンドCさま

          話したがりは疲弊する

          話したい、もっと話したい。 「いってきます」から「ただいま」までにおきた出来事のすべてをきいてほしい。息継ぎする暇もないくらい、今日ねこんなことがあったんだって共有したい。 話し半分で適当な相槌をうつ姿なんて気にもせず、わたしは記憶をなぞりながらオチも山場もない話をただつらつらと背中を追いかけながらしゃべり倒したい。 その行為はおそらくわたしにとって最大限の信頼の証みたいなのです。 そんなことができる関係性はわたしにとって甘えでしかなくて、母親と、あの人とあの人にしか

          話したがりは疲弊する

          甘酸っぱさを忍ばせて救済

          知識の及ぶ範囲の違いで見える景色が変わるなら、優しい選択ができるようにもっともっと自分の中の引き出しの数もその中身も増やしていきたい。 わたしのした経験を別に良しとしているわけでは全然ないが、知らないより知っていることに「よかったじゃん」ってひとつひとつに声をかけていくような感じ。 避けることができるのであれば経験しないほうがいいにきまっている、ってことばかりかもしれないけどたったいま思ったこれも経験則に伴った見解だし。 例えば、わたしはかつて誰かのたったひとりになって

          甘酸っぱさを忍ばせて救済

          7月後半のひとこと日記

          7月16日 すきなひとに会い、すきな音楽を浴びる。自分に素直なタイミングで大声を出すって非日常体験は美容液の役割も担っているらしい。肌がつるつる。 7月17日 日常がまたはじまる音がしている。まだ気持ちが昨日に置いてけぼりでふわふわしちゃっている。今日だけ今日だけ。 7月18日 彼が発熱をした。これはわたしも覚悟するべきなのか。これまでなってなかったのに5類なってからなっちゃうの、少し恥ずかしいのだが。 7月19日 彼の鼻に綿棒をつっこんで検査液にぐるぐるしてい

          7月後半のひとこと日記

          7月前半のひとこと日記

          7月1日 なんとか滑り込み22時過ぎ、今日が7月1日だと思い出して浜崎あゆみのJuly 1stを聴いた 何年もこの儀式をこの日に行っている 7月2日 いわゆる二郎系ラーメンって緊張感からくるアドレナリンが放出されてないと完食なんかできないじゃないかなって思えてきた 家というリラックス空間で食べてみたけど集中力がきれた瞬間に満腹感が襲ってくる 7月3日 ふやけた紙ストローを使うくらいならバンジー飛んだ方がだいぶマシ(バンジー飛んだ方がだいぶマシ?) 7月4日 責任

          7月前半のひとこと日記

          わたしの「ご機嫌リスト」

          同居人のすこし大げさな物音とかため息とか、そんなんが気になって心がざわついちゃうときって世の中の同居人がいる人たちってどう切り抜けているんだろう。 同じ感覚がオフィスでもよくあったりするけど、不機嫌を態度で示す大人がビジネスの場にもにいるんだって驚いちゃう。自分は気を付けようって反面教師にしてたな。 そういうときのわたしの思考回路って「わたし何かまずいことしちゃったかな」ってなるんだけど、たいてい相手の機嫌の問題だし言葉としてこちらに伝えてこないなら関係ないんだよね実際は

          わたしの「ご機嫌リスト」

          限りなく自由な不自由

          春ころから近所の公園にふわっふわの長毛猫ちゃんが現れるようになった。これまでも野良猫が旅路の途中とでもいわんばかりにスポットで休憩しにくることはあったけど住みついたのはこの子がはじめて(少なくともわたしが引っ越してきてからははじめて) 毛が長いので女の子か男の子かもまだぜんぜんわからないけど、鳥を目で追う姿とかひょうひょうとこの地域を闊歩する姿をみちゃうと男の子なのかなあなんて思っています。 そういえば、長毛種の野良猫ってはじめてみたかもって思い調べてみたら遺伝子的に長毛

          限りなく自由な不自由