ここらへんのあれこれ

映画ピンポンの特装版、ペコちゃんの食玩キーホルダー、ジョウト地方のポケモングッズ、プリンセスあややの鉛筆、海外のラメラメシール、無印版CCさくらの初版全巻セット、ドラマ版ケイゾクのサントラ。

今年の下半期、わたしは「わたしのあの頃」を回収する毎日を送っている。あの頃お気に入りだったもの、あの頃憧れていたもの、あの頃手放したもの。

過去を振り返ることが得意な人と、未来を夢見ることが得意な人。圧倒的に前者が多いように感じるのはわたしがそちら側であるからでしかないんだけど、「今ここ」を意識しようとすればするほどどっちかには引っ張られてしまうのが癖づいてしまっているところがあったよね。

だってさ、過去の力ってはんぱなく強いんだもんね。あんなのまるで抗えないよって夜を何回も迎えて、朝が来ることに何度も安心した。そんなわたしが過去のわたしを愛でるように好きなものの輪郭を改めてなぞっている。

いちばんの大きな出来事は、いま学生として過ごしている事です。わたしという人間ってわかりやすいもので、目の前に使命があるとほかのもろもろが手につかなくなるものでnoteを開くのも久しぶりでした。ご無沙汰です！

これまでの自分は義務教育的な一般教養が乏しい自覚があって、悔しさとかもどかしさもあったけど自虐を駆使して”そういうキャラ”でごまかしていたことも確かにあって。愛おしいね、わたしなりに一生懸命生きたんだね。

あの頃に進学って選択肢1ミリもなかったし、しばらくずっとその呪縛に取りつかれていたけど、「わたしのあの頃」を取り戻しているうちに今だったらできるかもと思えるようになりました。自分に学びを許せるようになったんだよ。お祝いものじゃない？

慣れない思考回路に頭はぷすぷすだし試験日程に追われるし経済的にも安心ってわけでは決してないけど、今の生活がとてつもなく自分にとっては前向きの権化。過去の自分が成仏されているような感覚、って言ったら大げさかもしれないけど。

すべての経験が無駄じゃなかったって思える日はもしかして来ないのかもしれないけど、それもまたわたしである。今のわたしだからできることじゃんじゃんやっていく所存です。

バットマンのパジャマ、SMAPDRINKツアーのタオル、パラッパラッパーとウンジャマラミーの置時計、井浦新モデル時代の雑誌、神風怪盗ジャンヌのロザリオ。

いまの私の大きな悩みといえば、自分へのクリスマスプレゼントにどれをあげるかってことくらい。