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halu
2023年12月27日 21:38
私はガッツリ長女気質である。実際に長女だし、親戚いとこはとこ内でも1番年上。いわゆる初孫ってやつで。そんなこんなで、中学の時も高校の時も、先輩に可愛がられるというよりは、後輩に慕われる方の部類だった。先輩に可愛がられている他の子を見て、羨ましく思うことも多々あった。けれど自分にそんな能力もなければ、そんなタイプでは無いことも自覚していたのでスタンスは崩さなかったし、後輩が出来たら出
2023年10月31日 22:22
中学の頃、私は友人たちに「鋼のメンタルの持ち主だ」と言われていた。人前に立って喋るのに全然緊張しないから、というのが理由で。それは今も余り変わらない。転職する時の面接でも、新しい職場への初出勤でも、特に緊張することなく過ごしてきた。だから私はいつの間にか、自分の精神はすごく強いのだと思うようになっていたのだ。実際、多分そこそこに強い。自分の機嫌は自分で取るをモットーに、日々をそ
2023年6月29日 22:28
私の夫は転勤族だ。北は北海道から南は沖縄まで。定年退職まで、1〜5年毎に転勤がある。それは出会った時からそうで、私は夫が転勤族だということを分かった上で付き合い、結婚した。元々旅行好きで、全国各地を旅行していた私にとっては、全国転勤で色んな場所に住めるなんて魅力的!くらいの感覚だった。私と夫は、東京で出会った。東京という場所は、私にとっても夫にとっても地元では無かった。そんな東
2023年6月23日 22:54
もしかして、もしかすると、二度とない経験になるかもしれないので、ここに記しておくことにする。妊娠中の、私について。そもそも、私は自分が妊娠なんてものを経験するとは思っていなかった。というのも、20歳の年に受けた婦人科検診で「あなたは妊娠は難しい身体です」という診断をされていたからだ。別に、何か心配ごとがあって受診したわけではなかった。ただ、当時勤めていた会社の福利厚生の一環として
2019年11月22日 20:00
両親との関係は、至って普通だ。とても仲がいい、というわけでもなく。しかし仲が悪いこともない。2人や3人で出掛けることもあれば、しばらく連絡を取らないこともある、そういう、至って普通の親と子である。思春期の頃は反抗したりもした。大人になってからの方が何でも話すようになった。本当に、そんな感じの、普通の関係だ。そんな両親に言われた言葉で、未だに忘れられない言葉がある。20歳になった
2022年2月28日 12:24
人生は選択の連続である。ウィリアム・シェイクスピアの有名な言葉だ。これまで生きてきた中で、どれだけの数の選択を繰り返してきたか。きっと誰も数えてなどいないし、覚えてもいない。無意識のうちに選択したこともある。何度も悩み考え抜いて選択したこともある。他人に促されて選択したこともある。自分にとって、選択する物事に、明確な基準など無かった。その時の気分、環境、時と場合と、それから場