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東京はひたすら破壊されている模様。

気分転換しようと久しぶりに国立新美術館へ。
見逃してしまった!と思っていた、『MANGA都市TOKYO』展の開催期間が延長されていたので、ラッキーとチケット購入。

東京を舞台にしている作品を中心に、時代や技術、傾向に分かれて紹介されている。慣れ親しんだ街なので見ていてテンションが上がる。
と、同時に貴重な原画や絵コンテなども見ることができる。

会場の中央には東京のジオラマがあって、この作品は東京のこの辺りが舞台だよーって光って知らせてくれるのだが、わぁ東京基本破壊されている。
色々な作品の舞台であるのは間違いないのだけれど、舞台は舞台でも基本何かに壊されている・・・。そう考えると、東京の再生能力高いな。
特に、東京タワーの破壊率が高い。さすが東京のシンボル。

展示物の中には江戸の町、吉原を舞台にした作品を紹介するエリアがあったのだけれど、やっぱ吉原好きだな。あの、独特の秩序とルールの中で長いこと成り立っていた空間は、ある意味一つの国を形成していたと思う。
悲しい物語も沢山あるけれど、吉原にいた女性はかわいそうだね、と言い切ってしまうのは少し違うと思う。だって私たちは、吉原の表面的な部分、それもごく一部しか知らない。
調べてみると、なるほどと思うことや関心すること、決まりに裏付けされる根拠がしっかりしていたりと、結構面白い。

そして、描かれている女性が美しい。浮世絵の女性特有のあの柔らかいラインとかがたまらない。好きというか懐かしくて安心する。それは、丸みを帯びたラインに母親の面影を感じるからなのだろうか?

中には、知らない作品もあったりしたけれど、そんな広くもない会場であったにもかかわらず、気づけば3時間も居座っていた。

美術館を見た後に必ずあるお土産売り場。
私は、そこを見るのも好きだったりする。
そして、必ず何かを買う。買わずにはいられない。絵の展示の時は、大抵気に入った作品のポストカードを購入したりするのだが、今回はポストカードなどは無く、アニメ・漫画のグッズがズラリ。
何かに手を出してしまったら止まらなくなってしまいそうな勢いだったので、デザインが洒落ていて、荷物にならないアイテムを数点購入。

やはり、美術館という空間が好きだ。
自粛していたけれど、しっかり対策をしてくれていたので、もう少し行く回数増やしてみようかな。

▼本日の戦利品、あぶらとり紙とマグネット

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