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早朝の渋谷が青いという表現。

ママンに薦められた漫画に、早朝の渋谷が青いという表現があった。確かに、早朝の渋谷は、昼と夜と違った雰囲気がある。昼の人の多さと夜の騒めきが、膜に包まれたように身を潜めるからかもしれない。

実は、私はお酒を嗜まない。お酒の席は嫌いではないが、社会人になってからアルコールが身体に合わなくなってしまった。一度アルコールを飲んで蕁麻疹が出て以来、怖いので飲まないようにしている。もともと、そこまで飲兵衛でもなかったので、身体に合わないのであれば仕方がないとあきらめもついた。

学生の頃や、20代前半は渋谷によく足を運んでいた。
渋谷でオールをしては、朝日が眩しいとヴァンパイアのように光を恐れていたのが懐かしい。お酒を飲まない私は、酔い潰れた友人の介抱をしつつ、朝の静寂の中に響くカラスの声を聴いていた。
森の中にいるわけでも、水辺が近いわけでもないのに、早朝の空気はなぜか湿度を含んでいる。綺麗な空気を吸っている気がする。不思議だ。

遅くなってしまったが、私がママンに薦められた漫画は、
『ブルーピリオド』山口つばさ
である。早朝の渋谷が青いという表現でピンときた人は、ピンときたのではないだろうか。

私はまだ3巻までしか読んでいないのだが、率直に面白い。絵の知識が乏しい私ですら面白いと思うのだから、美大に通っていたママンにしたらなおのことだろう。
『ハチミツとクローバー』を読んだ時も思ったが、芸術の世界って苦しい。
多分、その分達成感やその人にしか見れない景色があるのだろうけれど、葛藤が苦しい。それも全て憶測でしかないのだけれど。憶測でものを言うなんておこがましいのだけれど。

取り敢えず、続きを読んでみようと思う。

▼ママンに薦められた『ブルーピリオド』はこちら

▼話に出てきた『ハチミツとクローバー』はこちら

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