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社会人でスウェーデンへデザイン留学 #5休職申請編


最近はいいペースで書けているかなと思ってます。今日は休職申請について書こうと思います。

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正直受験準備の次にしんどかったのが休職申請、それから渡航までの準備(ビザ申請等)でした。いろいろあって精神的にも一番荒れてました。合格の連絡をスカイプで貰った後私はすごく悩んでいました。それは今働いている会社を辞めるか、休職して留学するかどうかです。

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当時私の働く会社では新しい休職制度ができ、私費留学や配偶者の赴任等で最大2年間休職を申請できる事になりました。ただ私は「周りからいろいろ言われたりしてストレスになるんじゃないか・・だったら潔く退職した方がストレスにならず周りにも迷惑かからないんじゃないか・・。」「申請したとしてもそれが承認される保証もない・・・(当時この制度に申請した社員は部署で誰もいませんでした。)」と申請をややためらってました。

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ただ相談した友人、家族から「そういった制度があるということは会社自体がそういったことをすることを応援している」「いろいろ言われたとしても帰ってくる場所を確保できた上でチャレンジできることは絶対精神的に安心だと思う」などの意見を貰って、最終的にキャリアのオプションが多いに越したことはないので、申請にチャレンジすることにしました。当時いろいろな人に相談したのは今になって良かったなと思ってます。自分一人で考えているより異なる視点で意見をもらえるので「自分がぐちゃぐちゃ考えてることは本当はそんな深刻なことはではないんじゃないか」とすごく気持ちも楽になり、人と話すことで自分がどう思ってるか分析するきっかけになりました。

申請を決心したのち、最初に相談したのは当時所属していたチームの女性の課長でした。ミーティングを設定して自分が今自分のデザイナーのキャリアとして感じていること、受験のこと、Hyper Islandのこと、申請したい休職制度のことについて話しました。当時話した時、課長はこの休職制度の存在を知りませんでした。

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休職申請をする為ににはデザインの部署全体の承認が必要なので、その為の資料制作、プレゼン準備をはじめました。Hyper Island は大学等の高等教育機関と違う学位がもらえない学校で、存在すら知らないマネジメント層も多かったので学校の説明、どういった評価を外部から貰っているか、等を説得するのにかなり苦労しました。

課長は私のプレゼン作り、休職申請のプレゼンテーションに最後まで付き合ってくれました。結局休職申請の相談を課長にしてから、部長、デザインの部署のトップまでプレゼン、承認を貰うのに約半年かかりました。「なぜこの学校なのか。」「何が学べるのか。」「なぜスウェーデンなのか。」「帰ってきたら何ができるのか。」そういった質問に全て回答しなくてはならないのですごく骨が折れましたが、留学前にこういった項目をクリアにしておいたことは結果的に自分のためとなったのでよかったなと思っています。


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最終的に会社も私の決断を尊重してくれたので、時間はかかりましたが良い会社だなと思いました。最後まで付き合ってくれた課長には本当に感謝しています。

休職が承認されてからは引き継ぎの準備等をはじめました。休職のアナウンスが職場にされた時も周りの反応は自分が思っていたよりも良かったです。多くの人が私の決断に対して応援してくれたのですごく驚いたのを覚えています。

次は渡航準備から渡航までのことを書きます。


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