体調不良の原因? 『小麦食』のデメリットを徹底解説②
こんにちは!動ける&健康な身体をつくるトレーナーの坂下です。
今回も前回に引きつづき、健康面からみた小麦食をバッサリ斬らせていただきます。
小麦のデメリット
③農薬の問題
日本は小麦の大部分を輸入に頼っていますが、輸入小麦からは神経毒性のある殺虫剤が検出されているなどの問題があります。
殺虫剤は虫の神経伝達を阻害し殺すものですが、人間も同じ神経伝達物質を持っているため、頭痛、めまい、下痢、嘔吐などの症状がでることが報告されています。
また免疫毒性もあり、免疫力が低下します。
輸入小麦にまかれている農薬は収穫後に船で運ぶため、『ポストハーベスト農薬』である可能性が高い。
これは輸出のために収穫後にまかれているため、収穫前にまかれるものより数倍〜数百倍も残留するといわれています。
要するに、『フレッシュで濃厚』な農薬です。
このような農薬の使い方はアメリカでは国内向けに禁止しているなど、その有害性は明らか。
輸入の小麦やフルーツなどには、そういう危険もあると理解しておいてください!
輸入小麦に頼りきっているのは、日本と韓国。そして、先進国のなかでがんが増えつづけているのも日本と韓国です。(これをどう考えるか)
さらに最近、日本では農薬残留基準値を大幅に緩和するという情報も出てきました。
(コワイですね〜)
とにかく、小麦食品には農薬の害がカラダにでる恐れがあるといえます。
④血糖値の急上昇➜急下降
小麦は炭水化物が多くエネルギー源となりますが、その成分は『アミロペクチンA』というものが特に多くなっています。(他にB、Cがある)
アミロペクチンAは、消化吸収のスピードが異常に早いため、血糖値は急上昇します。
その結果、インスリンの急激な分泌により血糖値は急下降。
これにより脂肪の蓄積や、前回書きましたエクソルフィンとのダブル効果で食欲の増加と中毒性、イライラや倦怠感などにもつながります。
アミロペクチンAを多く含むパンは、たとえ全粒粉パンであったとしても、砂糖入りの炭酸ジュースを一缶飲むのと同じくらい血糖値が上がるとされていますので、要注意です。
⑤老化がすすむ
高血糖になってしまうことで、体内のたんぱく質と糖が結びついてしまい(糖化)、最終的に『終末糖化産物(AGEs)』をつくりだします。
これは食べもの自体にも含まれていて、焼いたり揚げたりした肉や、ベーコンなどの加工肉、乳製品にも多く入っています。
AGEsは老化の原因となり、肌のシワやたるみを増やすことが知られています。
(他に、糖尿病・心血管病・がん・骨粗鬆症・アルツハイマー病・更年期障害・歯周病・脂肪肝・腎障害・筋力の低下など)
小麦や砂糖で血糖値を急上昇させていたり、AGEsがもともと多い食品を食べていると『太る』だけではなく『老けて、病気にもなる』ということです。
小麦粉だけの問題ではない!
ここまで小麦食品の『小麦粉』による問題だけを紹介しました。
代表的な小麦食品といえば、『パン』ですが、パンにもいろんな商品があり、気をつけるべきはパンの多くが小麦粉だけで出来ているわけではないことです。
ダイエットの敵、菓子パンやドーナツなどです。
これらは砂糖やクリーム、トランス脂肪酸など悪いものがごっそりミックスされたものなので、もはや小麦食品ですらありません。さらにご注意ください。
(普通の食パンにすらトランス脂肪酸は含まれる)
カップラーメンなども同様です。
私も若い頃は死ぬほど食べましたが、あらゆる化学物質が満載なので、もはやラーメンという認識を捨てていただく必要がありますm(_ _)m
次回最終回、
『さらにコワい臭素酸カリウム』
へつづきます。
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