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創りたい!を形にできる喜び

今私は、ハードウェアが作れない。全く実装ができない。

テクノロジーに特化した大学院に通ってるし、学外でも実装に重きを置いたスタジオに通ってるし、ロボティクスのスタートアップ企業さんと長いこと仕事していたというのに。
だからこそ、作りたい。
できないから、やりたい。

うごうご蠢く植物を飼う

私はこの”うごうご蠢く植物”を、仮想空間でもなく、VRでもARでもなく、実際の物体(ハードウェア)で作るでー!
と言っても、今私の頭の中にしかないのでイメージできないと思いますが、”蠢く”というのはこういうんじゃなく↓

植物がセンサに、光に反応し自動的に移動するロボット「Elowan」

こういうんでもなく↓

陽の当たる場所を求めて移動するロボット・プランター
クモ型6脚ロボの「HEXA」

こういうの↓が人間に反応して自律で動く、というものです。

以前展示会用に作った自作の木

生き物のように反応する20-30cmの植物と一緒に暮らす

本当は3mくらいの大きさで作りたい。
しかも20体くらいドッカンドッカン作りたい。
天井高ある廃工場とかほしいなー
こういうの考えてるといつの間にか不動産サイト見てて、「あれ、私何やってんだろ・・・」ってなる。しかも毎回。
でも今回はテーブルサイズで作成するYO!
ここで私が重視しているのが、「人間に反応する」ということと、「自律(しているように)見える」ということ。
なぜこの二点を重視するかというと、関係性を感じられるかどうかが肝だから。
この作品のコアのテーマは、関係性。です。
以上が蠢く植物案。
ということで次の作品候補はこちら↓

天国にいるあの人とお話できる

昨年父が亡くなった。
でも全くのナチュラルな死で、やりたいこと目一杯やり切った上での見事なまでの大往生!
なので娘としては全く後悔はなく、「パパ、いい人生だったねぇ」という清々しい気持ち。
ただ、母はもう父が恋しくて恋しくて仕方ない様子。
仏壇や空に毎日何度も話しかけて、今も愛しい夫を想い続けてる。
私としてはその母を見て「父もだけど、母も本当に幸せな人だな」、と思うけど。
そんな母も含め、愛する人が天国にいる残された人たちの心が少しでも救われたらいいな。というのがこの企画の根っこにある。
そしてこのアイデアのそもそもの起点は、東日本大震災。
ボランティアで通った岩手と宮城での強烈な経験は私の人生に大きな影響を及ぼし、作品作りに駆り立て、大学院に入学させた。
LINE Botもありかなーと思ったけど、それはそれでトライするとして、やっぱりハードウェアでも何か作りたい。

自分とコミュニケーションする鏡

「ZEN MIRROR~自分に問われる~」というハーフミラー(マジックミラーみたいなもん)を使った作品を目下制作中なのだけど、この全く違う手法および内容のバージョン違いを作りたい!

「ZEN MIRROR」制作風景
様々な透過率の反射シートを張って作ったハーフミラー
「ZEN MIRROR制作風景」
暗幕で囲われた空間を作る(地味に時間がかかった)
フィードバックをもらうため、プロトタイプver.1を体験してもらった

今回は、初のホログラムを作ってみたい!!!!!
ホロ!グラム!!
どうやって作るのか全くわからんが、名前がもうかっこいい。
ホログラム。
「この間わたし、ホログラム作ったんだけどさー、」
言いたい。そして見たい。だって魔法みたいじゃん。ホログラム。楽しそうすぎる。

ということで、現時点での作品候補は、まとめるとこの三つ。

「うごうご蠢く植物」
「天国にいるあの人に会いたい」
「ZEN MIRROR/ホログラムver.」

ここから私の企画がどう具現および変化していくか。
全ては走らせながら考えよー!


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