nana endo

インスタレーションアーティスト/ストーリーテラー/プロデューサー/会社経営

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最近の記事

「flicker」〜ファンタジーを現実世界に〜

煌めいては流れて消える、青く儚い光

    • 造りたいモノ、創りたい世界

      人間が、今よりもほんの少し豊かになるように今、私には創りたいモノがある。 それは、「人間に同調する人工樹"シンクロツリー"」。 ハードウェアで作る、要はロボットの木だ。 子供の頃から感じていた、「万物は全てつながっていて、全ては影響しあっている。人間も他の動物も、昆虫も植物も、水や土も、全ては同じ。」という想いや感覚と、そこから来る穏やかな安心感を皆が体感できる形で表現したくて、私はこの「ロボットの木」の企画を半年前から温め、さらに言うとこのテーマの表現を手を変え品を変え十数

      • 「ただのつぶやき」から「戦略的つぶやき」へ~Twitter分析~

        「Twitterアナリティクス」のデータから考察全体を見るとプロフィールへのアクセスがすんごい上がってる。このデータだけ見てもわかる。「プロフィールを充実させねば!」もっと私の特徴がわかりやすい&興味を引くように。 つぶやく内容と時間で何が変わる?私のツイートは大きく分けると「意見/情報」と「制作報告」の二つ。この二つの内容でデータが変わるか見てみよー。 内容①個人的意見/情報系 「個人的意見/情報系」は、私が思ったことや共感した誰かのリツイートおよび引用リツイート、あ

        • 初ハッカソンを終えて

          初めての挑戦、ハッカソン。一番の収穫は、「自分が成長していることを実感できたこと」でした。

        「flicker」〜ファンタジーを現実世界に〜

          ハッカソンって何?から始まった短距離全力疾走

          初参加の目標は「完成」”ハッカソン”という言葉は知っていたけど、「自分には縁がないエンジニアの人たちが楽しそうにやってるお祭り」くらいの認識だった。でも今回まさかの参戦!!! まだロクにコードも書けないのに、マイクロコンピュータを使った実装(しかも当日テーマを発表されてエイや!で作り始める)をタイムアップ形式でやることになるとは。まだヨチヨチ歩きの私。かつ途中で仕事やらで一時間半以上抜けなくちゃいけないことが事前にわかっていたので、私が自分に誓ったのは、「とにかくぜったい完

          ハッカソンって何?から始まった短距離全力疾走

          仕事と大学院が押して間に合わないかと思った・・・

          仕事と大学院が押して間に合わないかと思った・・・

          伝わらなければ、無いのと同じ

          大切なことだからこそ、できるだけ相手が受け取れる形にして伝えたい私は今、メディアアートを2つ作っている。うち一個はこれ↓ でも実物がない今、このシンクロツリーは私の頭の中にしかない。コレがどういうものなのか、他の人がすんなりイメージできるように伝えるのが難しい。 コレは、ハードウェアの「人間に感応して動く樹木」。作ろうと思った主たる理由は、私が幼少の頃から抱える感覚に依っていて、コレがまた説明が非常~にむずかしい。とても哲学的な話になっちゃうし、この人工樹自体が生活に役立つ

          伝わらなければ、無いのと同じ

          初クラファン出品に向けて考察してみたよ

          1 : クラウドファンディング - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)主な支援の動機は「欲しい」「応援したい/ファン」「共感」 まずは全体を流し読み。気になったものや特に支援の多いもの、極端に少ないもの(それぞれ残日数見つつ)を時々開けて読んだ。 プロジェクト自体をカテゴリーにざっくり分けると、「商品系」「活動系」「作りたい系(本やライブ、インフラ、コミュニティなどなど)」があるな、と。この複合形もあったけど。 そしてこのカテゴリーとは別に、支援の動機(≒出品の動機や

          初クラファン出品に向けて考察してみたよ

          「シンクロツリー」~体感する”つながり”~

          子供の頃からなぜか感じていた”あの感覚”を、皆と少しでも分かち合いたい今、作ろうとしているものがある。 言葉で説明するのが到底難しい、子供の頃から私が感じ続けていたある感覚を、少しでもみんなが体感できる形にしたくて。 これまでもなんとかこの感覚を表現できないかと、絵本や児童文学、絵やデジタルアートなど手を変え品を変えチャレンジし続けてきた。 でも、何かが足りない。 それでもアリなんだけど、もっと表現できる方法があるんじゃないか、と 悶々していた。 ↓参考過去記事 体験が持つ

          「シンクロツリー」~体感する”つながり”~

          あなたに寄り添い同調する、自分だけのシンクロツリー

          あなたのハートとシンクロして動くツリー自分を知り、心を静める。一日のうちほんの数秒、数分、あなたのツリーにそっと触れるだけ。 以前書いた記事↓で、蠢くツリーを作りたい!と、この企画のベースとなるアイデアを書きました。 https://note.com/7endo/n/n917fcb987a98 今回は、これをもっと具体的な企画に落とし込んで書きたいと思います。 背景人間と植物が関係を感じられる作品を作りたかった 物理のお話になっちゃいますが、分解すれば私たち人間も他

          あなたに寄り添い同調する、自分だけのシンクロツリー

          まずは、自分に寄り添う

          私の味方でいてくれるモノがあったならこんなんあったらいいな、を本当に作る人たち 誰でも使えるようになった新しいテクノロジーで作ったモノたちが一同に会すMaker Faire Tokyo2021とProtopedia。子供から大企業まで「こんなものがあったら」を形にしている人たちの姿に、羨ましく感じると同時にワクワクした。 もし私がここに出品するとしたら? Maker Faire Tokyo2021は社会実装型、Protopediaはエンタメ要素が強いな、と思ったので、そのカ

          まずは、自分に寄り添う

          創りたい!を形にできる喜び

          今私は、ハードウェアが作れない。全く実装ができない。 テクノロジーに特化した大学院に通ってるし、学外でも実装に重きを置いたスタジオに通ってるし、ロボティクスのスタートアップ企業さんと長いこと仕事していたというのに。 だからこそ、作りたい。 できないから、やりたい。 うごうご蠢く植物を飼う私はこの”うごうご蠢く植物”を、仮想空間でもなく、VRでもARでもなく、実際の物体(ハードウェア)で作るでー! と言っても、今私の頭の中にしかないのでイメージできないと思いますが、”蠢く”

          創りたい!を形にできる喜び

          ”果て”を知りたがる7才の少女

          7才の時の私が一番知りたくて一番不思議だったのは、「空の果て」と「地の果て」がどうなっているか、だった。困った母親が頼った先は、「こども電話相談室」 一番古い記憶は、私が小学校2年生の時。母親に、「空の向こうのさらに向こう側はどうなってるの?」と聞いた。母がなんと答えたのかは覚えていないが、私は納得いかなかったのか、その後周囲の大人たちに聞いて回った。それでも納得できる答えは得られず、最終的に「こども電話相談室」というラジオ番組に電話をかけて聞いた。(母親が”そんなに知りた

          ”果て”を知りたがる7才の少女