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本が持つそれぞれの「読みやすさ」(7/6)

昨日読了した『和菓子のアン』、ほんわかお仕事ミステリーで楽しく読みやすくて面白かった。
生クリーム大好き人間なので断然洋菓子派なんだけど、つぶあんじゃなくてこしあんたっぷりの大福が今は食べたいなあ。

仕事の休憩中にちゃちゃっと感想文を投稿して、つい先程からは吉本ばななさんの『キッチン』を読み始めた。
感想を書くのは難しいくらいの、すごく繊細で引き込まれる物語に独特な文章と表現が散りばめられていて、大事に大事に噛み締めながら読んでいたら、もう第一章を読み終えてしまった。
寝る前にウトウトしながら本を読んでいると、ほとんどの確率で区切りのない中途半端なところで終わってしまうのに、これは眠気がふっとぶくらい引き込まれてしまったから、この本は大層なものかもしれない気がする。
残りふたつの章もすぐに読み終えてしまいそう。

『和菓子のアン』と『キッチン』を比べると(そもそも比べるもんでもないが)、表現が難しいけど、それぞれに「中学生でも理解できてポップでテンポよく読める」と「独特だからこそ引き込まれて読んでしまう」という違う読みやすさがあって、やっぱり本は面白いし、読書は楽しいなと思った。

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