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【労働運動】 濃いぃネタ、インプット 三昧の日々

私は失業保険受給期間になったので、「働かないから暇になるなあ」なんて思っていたのに、大忙しの日々になってしまった。


ここ最近、私は労働組合の活動に、助っ人として参加している。
短期間に、2回も都庁に足を運んだ。


控え室で、労働組合のベテラン勢達から、いろいろな話を聞くんだけど、これがもう、濃いぃ話ばかりで。

労組が大企業をビビらせて交渉を有利に運ばせる戦略についてとか、悪徳弁護士事務所は何処だとか、弁護士は最近は稼げてないんだとか、悪徳弁護士が最近よく使う手口とか。

特に酷かった話は、国連の国際労働機関(ILO)から人権侵害の是正勧告を何度されても無視し続けるブラック企業を、日本は国が擁護しちゃっているから最悪なんだとか。

日本って男女格差も激しいし、その上、人権軽視も当たり前って・・・つくづく残念な国だね。



政治や社会に対する、国民の意識の低さが原因なんだろうね。

その意識の低さが、ブラック企業にやりたい放題させる結果になってるんだね。結局、それで残業代出さないとか、過労死とか、パワハラとか、色々な事件になって、国民自身に返ってきちゃってるんだ。

身近なところで、因果応報の法則が働いてたか。

皆〜! 政治に興味を持って、ちゃんと選挙に行こう!

政治家の中には、国民の声を国に提言してくれる人もいるから。


『ヤマト運輸残業代不払い問題』を解決に導いた、田村智子議員の働きかけ。

【田村智子の実績】宅配便業界大手・ヤマト運輸の未払い残業代230億円を支払わせました!

田村智子議員のサイトより





それでも"一昔前よりはマシ"になったのは

① ソーシャルメディアの発達
 ・
個人の訴えが外部に伝わりやすくなった
 ・不祥事、不正、犯罪を隠蔽出来なくなった

② 投資の評価基準として、CSR、ESG、SDGsが重視されてきた


これらが世界中の投資家により、世界の基準判断されるようになったから。

簡単に言うと「社会がホワイト化」してきたんだよね。

投資家が、企業や社会を動かしてるんだなあって、つくづく思うよ。金を持ってる人が一番偉い世界。


それでもなお、日本の現状は酷いもんだけど、①②が全く無かったら、やりたい放題し放題の、荒んだ悪徳企業が野放しだったろうね。
一応、①②は、歯止めになってはいるんだよ。


例えば21世紀になってからの、トヨタの過労死労災認定や、パワハラ自殺社員への謝罪と反省などは、一昔前の愛知トヨタ王国では考えられなかったことだ。
(トヨタ王国は特殊で、強大な権力により、司法すら捻じ曲げられるのが当たり前。労働裁判で従業員が勝つことは不可能と言われていた)
社長が遺族に謝罪したのは、豊田章男氏が誠実な人だからだと新聞や週刊誌に書かれていたけど、実は海外に向けての健全性アピールと悪イメージ定着阻止のパフォーマンスではないかと当時は囁かれていたね。



今回は、かなり大雑把に書いたけど、いずれ詳細をまとめて発表する予定。

まだお休み期間は長いから、労働運動のベテラン勢達から、たくさん学んでくるよ。
休みが終わっても、勉強してるかもね。

労働判例ジャーナルも、組合の事務所で読めるかも。

私、社労士になれそうな勢いよ。資格取った方がいいかな?

すでに社労士のサンプル問題とか、テキストを勉強してないのに正解率が高いんだけど。



労働組合の活動に参加してて思うのは、労働争議で"勝てる戦"であれば、最終的には和解でも数百万、最高裁で勝てば、社員全員の不払い賃金 数億円ですら、ブラック企業に支払わせることは可能だってこと。

私が最近参加した労働争議は、いずれも1人の従業員に数百万円の解決金で和解成立するところ。

私も、今までトータル200万円獲得したしね。

「勝てる戦い」だと確信出来る案件なら、時間はかかるけど、泣き寝入りせずに戦ったほうがいいよ。

合同労組(ユニオン)なら可能だから。



私、来週は街宣に参加して、大企業に乗り込む予定。
ちょっとワクワクしてる。


⭐︎余談⭐︎

先日、稲荷神社にお参りして手を合わせている最中に
どこからともなく、ハッキリと
「あなたのその行動が 誰かを助ける力になる」
って声がした。


警察のプロモーションビデオの音声だった・・・。

参拝中、しかも手を合わせているときに、
このメッセージって!
メッセージ性、強すぎだろっ!


ドンピシャすぎて、笑っちゃった!


不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。