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【いい子症候群】若者の心理を学び、風通しのよい一枚岩のチームをつくる!!
こんにちは!
住谷知厚です。
皆さんは、大学や高校、あるいは各種講演会やセミナーで座席に座るときに、どこに座りたいと思いますか?
また、どこから座ってきましたか?
個人的なイメージとしては、例えば大学の講義だと大半の方は左右両端や後ろの席など、なるべく教壇から遠い位置に座っていきたいという方が多いのではないでしょうか。
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』の著者である、金沢大学と東京大学で教鞭を取る”金間大介”さんは、「今の若者たちの行動原理や心理的特徴は『いい子症候群』というフレーズがぴったりくる」と言います。
今回はそんな金間さんから、”若者の心理”を学んでいきたいと思います。
徹底して目立ちたがらない若者
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「最近の大学生はまじめで素直」「打たれ弱く、繊細で、何を考えているかわからない」そんな言われ方をされたきた若者たちですが、近年では急
速に変化していると言われています。
・周りと仲良くでき、協調性がある
・一見、さわやかで若者らしさがある
・言われたことはやるけど、それ以上のことはやらない
・人の意見はよく聞くけど、自分の意見は言わない
・悪い報告はギリギリまでしない
・質問しない
・授業や会議では気配を消し、集団と化す
・浮くのが怖い
・ルールには従う
・一番嫌いな役割はリーダー
・自己肯定感が低い
・競争が嫌い
皆さんの中でも、周りの人たちやあるいは自分自身が当てはまると思われた方がいるのではないでしょうか。
金間さんは10年ほど前、ある学生に「先生、皆の前でほめるのをやめてください」と怒られたことがあるそうです。
今の若者世代の特徴として、自己肯定感が低い人がい多いそうです。
そのため、ほめられた直後に、それを聞いた他人の中の自分像が変化したり、自分という存在の印象が強くなったりするのをものすごく怖がっていると言います。
そんな若者の行動原則や心理的特徴を「いい子症候群」と呼んでいます。
いい子症候群との向き合い方
ここ最近問題となっているのが、新入社員と上司や先輩社員とのコミュニケーションです。
分からないときにうまく質問できず、そのまま仕事に手を付けてしまい、あとから取り返しのつかない事態になる、そんな懸念が多くされています。
対処法として、とにかく”理解に努める”ことだと思います。
「分からない」とさじを投げてしまうのではなく、最近の若者の背景から深層心理を理解して、どうしたらコミュニケーションがとれるようになるかを考えることも大事だと思います。
僕も昭和生まれではあるものの、まだまだ若いつもりでいましたが、最近の20代を見ていると、考え方や捉え方の違いに衝撃を受けることがあります。
自分の常識だけに捕らわれず、理解して受け入れていく姿勢も必要ですね。
最後に
僕も今まで教わってきたことですが、経営はチームでやるものです。
会社の重要な決定権を持っているにも関わらず、前述したようにコミュニケーションが取れず、分からないまま仕事をされると取り返しのつかない事態になります。
まずは”風通しの良いチーム”づくりをすることが今のコミュニティには必須なことなのかもしれませんね。
それでは今回はここら辺で♪
《参考》
なぜ今の若者は「人前でほめられたくない」のか
住谷知厚(すみたにともひろ)
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