もしジンギスカンのマーケッターだったら?
こんにちは、PR&マーケティングディレクターの石本です。
食べ物の連投で恐縮です。
この手のものは、愛がないと本当の魅力が伝わらない。
エンゲル係数が高めな私は、食べ物の記事に偏りがちなので、ご容赦ください。
今回のテーマは、ジンギスカンです。
好き嫌いが分かれる食材のマーケティング
ジンギスカンは、好きな人は好きですが、その独特なクセのある味から、苦手な人も多い食材です。
なので、ターゲットは、ジンギスカン好き、で問題ないです。ジンギスカン屋さんは、都内だけでも各所にあるので、その中でも異彩を放つ必要があります。
この手の人たちは、一度来たら通います。
というか、私も一度、あるお店からお邪魔してから、友人ターゲットなどを何度もお連れしていますし、おススメもしております。
ジンギスカン好きはクセのないお店を知っている?
他のジンギスカン好きの方は知りませんが、私はクセがないジンギスカンの方が好きです。
マトンより、生後12ヶ月以下のラム肉の方が、クセがないので特にラムを重宝します。
生ニンニクをギュッと潰して、特製のタレにつけて食べるラム肉は一塩です。女性といようと関係ありません。笑
しっかりとニンニクを絞ります。笑
いつも行くお店のラム肉のロースは、5人前は最低でも頂きます。
ジンギスカンが苦手、という友人を、ラム肉を出すお店に何人か連れて行ったのですが、例外なくクセがないと好評でした。
それ以来のセールストークは、
ラム肉が苦手な人も食べられるラム肉
です。
これで、皆さんイチコロです。
なにそれ?行ってみたい!となるのです。
なるほど、これはマーケッターとしてのアンテナがピンと反応しました。
美味しくなければ代金不要、ジンギスカン嫌い限定イベント開催!
私がジンギスカンのマーケッターなら、敢えて、ジンギスカン嫌いを狙います。
なので、いっそのことジンギスカンが苦手な人限定イベントを開催したら面白いのではないでしょうか。
そして、不味かったら料金はいただかない。
お店のFacebookイベント、peatixでもSNS上で拡散できるツールを活用して、募集をかければ、ある程度拡散すると思われます。
これで、オセロの両端を押さえたも同然です。
もし美味しいと感じていただければ、料金も頂けるし、通っていただけます。
たまに苦手だという方もいるでしょう。
それでも誤差の範囲です。苦手な人も、比較的クセのないラム肉があるんだ、と思ってもらえるうえに、このイベントを開催していること自体が、クセのないラム肉に自信があることの証左です。
もっと、ラム肉の魅力を知ってもらいたいという真摯なラム肉への愛の姿勢の表れとも言えます。
これにより、ラム肉嫌いでも食べられるほどの新鮮なお店だという評判が広がり、ラム肉好きが殺到するお店にしていくことができるのでは、と考えます。
逆転の発想ですが、いかがでしたでしょうか。
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