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#4 ミッション(活動内容)の見方のポイント

「地域おこし協力隊」に興味を持ち、募集要項やミッション(活動内容)をチェックしているあなた。ミッション(活動内容)の中身が自分に合うかな、できそうかな、おもしろそうかなと考える前に、そのミッション、いつ、誰が、どうやって作ったか、を考えてみましょう。

よくありそうなミッション(活動内容)の例
①地域の情報発信、魅力PR、移住支援、空き家対策などに関するもの
②地域の産業(農業・林業・漁業・観光業など)に関するもの
③地域の公共施設、直売所、地域団体などに関するもの
④その他、地域の振興に関わるもの(フリーミッション、起業、アイディア  
 持ち込み型など)

ミッションの種類は多岐にわたり、全部はカテゴリー化できません。これは勝手に私がグループ分けしただけです。検索してもらえればミッションの種類やまとめたものはたくさんあるので見てみてください。

ポイントは、そのミッション、「だれと」「どこで」するか、です。

たとえば、
①の場合、市役所職員のような働きになる傾向が強いです。ので、一緒に働く人は市役所職員で、市役所などで行う業務が多いのではと考えられます。

②の場合、市役所職員のようにその産業にまつわる事務、企画やイベントの実施運営などもするのであれば、一緒に働く人は市役所職員など。そして、その企画やイベントを請け負っているところがあれば、その会社、法人、NPOなどの人たち、そして場所も市役所やどこかの会場、または業務を請け負っている団体の事務所などで活動するという見方ができます。

また、農業・林業・漁業系であれば組合の人、農家さん、直売所の店長やスタッフの人、加工場の人、パート・アルバイトの人、ボランティアの人などと、現地現場(畑・漁港・店舗、山の中など)で業務を行うと考えられます。

③の場合、公共施設で働いている人、例えば、市役所職員、地域の人、アルバイト、パート、ボランティアなど様々な人、また、理事や会長といった立場で外部(他県)から来て関わっている人(専門家がいる可能性もあり)たちとその施設で業務を行うことになると思います。

直売所もどこの管轄か、どこが運営しているかで関わる人も様々です。地域団体であれば、何人いて(男女の比率や年代も)、いつから、どんな活動を、どのような頻度で、だれを対象に行っているのかによって、関わってくる人やどこで行っているのか様々です。

④の場合、これはかなり自由度が高いので、協力隊一人で進めていけるものも多いと思いますが、例えば、協力隊が使える活動費の申請が必要であればどこの誰にするのか、日々の業務報告の必要があればどこの誰にするのかなど、ミッションを遂行していくうえで、関わってくる人、関わらなければならない人は色々考えられると思います。

さて、どうでしょうか?
あなたが興味のあるミッションには、どんな人が関わっていそうですか?
その人達と一緒に、どこでどんな活動ができそうですか?

ここで、#4のテーマを思い出してみましょう。
今回のテーマは、ミッション(活動内容)の見方のポイント、です。
それは、そのミッション、いつ、誰が、どうやって作ったか、です。

このポイントでミッションを見れば、
今まで挙げた例のような人達は、ミッション作りにどう関わっているのか、ミッションをどう理解しているのか、いつミッションを作ったのか、といった見方ができます。そもそもミッション作りに関わったのか⁉そもそもミッションがあることを知っているのか⁉なんていうところまで考えが広がります。

ミッション、ミッション、、、だいぶ連呼してきましたので、今回はここまでにします。#5では、体験談を交え、もう少し詳しくお話します。







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