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な
2019年1月8日 23:23
冬は恋が切ない季節君の震える声が聴きたい右手は温もりを欲して心の叫びを何かがかき消す会いたい、という言葉は白い息になって消えるなんでもないふうだけど電話の向こうでは涙をごめんね、ほんとごめんね謝っても謝りきれないや君はきっと強がるから大丈夫って言うだろうけどやっぱり僕は君が好きでだから心が保つんだろうかせめて自分のちっぽけな体で包み込んであげられたら
2018年11月27日 15:28
見えるものが総てなら見えないものに苦しまず少し生きやすくなるかなでも、見えない自分の気持ちが 表出されず、見向きもされず、気づかれないんだと思うと少しだけほんの少しだけ切ないな鈍感な君は気づくはずないよね朴念仁を好きになったから悪いの私も伝えられずに見えないものに苦しんでいて。
2018年11月23日 14:12
気づいたら、一面まっしろ。冬の街。タイヤが唸るアイスバーン。ガス灯に燈る希望と絶望。スパイクが削るかき氷。周囲に知らせる黄色灯。人が漏らす紅い溜息。乾木が爆ぜる銃声。子供がはしゃぐ集積所。片づけられる大衆の集積。踏みしめられる白い泣き声。“ぼたん”と呼ばれし者の宿命。