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『手間』は『思い』

私たちが育ててる田芋ってまじで『手間』の塊なんですよ。

植え付け、収穫、選別、カット、芋炊きもぜーんぶ手作業で。

手作業で一つずつ、マジで鬼


とにかく大量生産には不向き。

ひとつひとつ。

単純計算で芋の選別は20万個✖️3回はやってる。😂

こんなに大切にされて、初めて商品になる田芋って、調理するのにも時間がかかる。

だから田芋料理は高いんよねー

葉野菜のようにパパッと、食べれるような野菜とは程遠い😇

だから売れないんだよな〜って頭抱えた時期もあったんです。

だけれど、この前出会った方に教えてもらったんです。

『手間がかかるから、良いんじゃない?

手間がかかってる分、おもてなし料理に抜擢じゃない!

時間をかけた分想いが伝わる!』って。

しにうまい

なるほど〜!!!!

贈答用だったり、正月やお盆、出産祝いなどお祝い事に必要とされる理由はここにもあったのか…!!!

自分の中で、ずっとぐるぐるしてたんです。

田芋の認知度や消費者は減っていく一方で、ほぼ手作業の田芋は大量生産に向いてない。

だからと言って、認知度をあげるために農家が1年以上かけて激選した田芋を加工するのも自分がやりたいことではないし。(資金や時間がないってのが大きな理由だけど😇)

一つ一つ大切に育てられてきた田芋の思いや過程を抜きには販売したくないって言うのが、自分のどこかにあって。

ひとつひとつ、丁寧に


でも知ってしまった!

『手間』がかかるから伝えられるものがあるんだよね〜!!ってこと🌱

人の五感でしか作れない田芋は職人技


野菜やフルーツにはそれぞれの魅力や個性がある。

田芋には田芋の個性がある。

自分の一番好きな田芋の魅力は『手作業』であること。

見て聞いて嗅いで触って


ずっっっと昔から、田芋は同じ栽培方法で今も伝わってる。

そして苗もずっっっと昔の田芋から引き継がれてる。

ここが本当に好き!

昔からずっと変わらずに残されてきた田芋には、大切にしてきた沖縄の人の思いを感じる。

スマート農業が進む現代で、手作業であることは課題でもあるけれど、やっぱりこれを活かしてこそ田芋かも🌱

田芋料理には、

昔の沖縄の人が大切にしてきた思い、

今もなお同じやり方で苦労しながら継ぐ農家の思い、

そして難儀をしながらも時間をかけて美味しくする料理人の思い


が詰まってる。

美しい


自分の好きな田芋をやっと言語化できた気がして嬉しい!!

だから、お世話になってるあの人に是非思いを伝えるときには田芋料理を🌱

大好きなあの人の誕生日にも。

出産祝いにも。

田芋はみんなの思いが詰まってる🫶

田芋は想いを伝える一つのツールになるんだね!

だから福が来る!


だから、美味しい芋(笑う芋)には福が来る
☺️

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