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どうでも良くて、とても大切。

今日は、長年の友人と晩ごはんを食べてきました。
解雇騒動以来、久しぶりに会い、
肉を食らい、エナジー補給。

飾らなくていい、気持ちよさ。

わたしの性格も、解雇の事情も知っている友人。
仕事抜きで、気を使わず、
思ったことをそのまま伝えられる
心地良さを満喫してまいりました。

解雇通達のその日から今日まで、
つかず離れず連絡をくれ、
寄り添ってきてくれた友人です。
無職でどうするんだ、
これからどうやって生きていくつもりだ、
そんなお叱りの言葉はひとつも口にせず、
いつも通りに、いつもの距離感で、
お互いに話したいように話をしてきました。

港に帰ってきた、安堵感。

解雇を知ってからの不安や恐怖心と対峙した日々、
手当たり次第に副業に手を出して
ただただ疲労を重ねた日々を乗り越えて
ようやく友の懐に抱かれたような、
長い航海を経て港に帰ってこられた安堵感がありました。
いつも彼女はここにいてくれる。
帰ってくる港がわたしにはある。

彼女にとってはどうでもいい話を
うんうんと聞いてくれ、
それだけでもありがたや、ありがたや。
生産性のない話をとりとめなくできることの、
なんと大切なことでしょう。

何も生まない時間も、愛したい。

非生産的な時間があるからこそ。
ゆるむ時間があってこそ、日々はまわっていく。
何も生まない時間と、生み出す時間。
両方、大切。
「何も生まない時間」をおろそかにしていたなぁと
実感した本日でありました。

堂々、無職ですもの。
何も生まない時間が多めで、いいじゃない、ね。

皆さま、良き休日、土曜日を過ごされましたでしょうか。
明日も何も生まない時間で満たされた、
ラブでピースな日曜日になりますように。
おやすみなさい。

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