シェア
しじみ
2021年11月9日 20:03
一番上のいっちゃんが、お気に入りのアニメを見ていた。私はそのアニメを詳しく知らない。知らないなりに途中から見ていたら、ちょっと幼くて頼りないキャラクターがでてきて、かわいらしい。何の気無しに「この子、なんかニンタに似てない?」と聞くと、いっちゃんは少しムッとして「似てないよー」と答えた。あ、しまったな。と思ったが、もう遅い。◇私の失敗を解説したい。まず、アニメを途中から見た
2023年4月30日 20:45
一番上の子、中学生のいっちゃんが、ある朝突然「学校を休みたい」と言いだした。目立ちたがり屋で頑張り屋のいっちゃんが突然ギブアップ。そういえば最近朝ごはんを食べたくないとか言っていたけれど、あれがサインだったのか。狼狽した。心配したりイライラしたり開き直ったり。え、え、こういう時って親ってどうするんだっけ。そして最近は結局「開き直る」という事になりつつあり、いっちゃんの不登校日記でも書い
2023年7月19日 20:23
私が小学生の時もそうであったように、現代でも小学校1年生は朝顔を育て、それを観察する。もしかしたら、地域性もあるかもしれない。うちの子も、三人とも小1で朝顔を育て、家に持ち帰り、夏休み中に観察日記などを書く。そしてタイトルの通り、三番目のミコが持ち帰った朝顔は、ほぼほぼ瀕死の状態で、鉢植えを持ち上げると、茶色く乾いた葉がハラハラと落ちた。年々気候が厳しくなってきて、酷暑というのはわかる
2024年1月20日 20:15
山深い無人駅に単線電車が停まる。降りる人も乗る人も居ないのに、この駅はなぜあるのか。そういう秘境駅も存在する静かな村に、引っ越すことにした。私とこども三人、親子四人で。往来のない駅こそあるものの、中心地にある駅や里は明るく、学校は建て替えたばかりで新しい建材の香りがする。児童数は少なく、中学生から小学生まで入り混じってサッカーをしているところに、私達親子も混ぜてもらって、見知らぬ訪問者に村
2024年3月12日 20:22
ニンタは知的障害があるので、支援級に所属している。現在小学校4年生で、中学になってもそれは変わらないのだけれど、先日中学の支援級を見学する機会があり、そこでずっと私が我慢していた何かがバーンと弾けてしまった気がしている。◇中学では、小学校よりも更に支援の手が薄くなると聞いていた。なるほど、言われた通り、交流級との行き来は減ってしまうし、規則も多くなる。そして小学校よりも更に長時間になる