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夫婦のこと、生きること

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現在進行系で形を変えている、私達夫婦のこと。離婚調停中 (←NEW!)
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#夫婦

ほかほかの暮らしを選んだ

ほかほかの暮らしを選んだ

夫と別居した。

ここ2年ほど、私を悩ませてきた問題に一区切りをつけることができた。

うちの2番目の子には、障害があり持病がある。少し大変ではあるけれど、病気には対処法があるし、障害があってもゆっくりと成長し続けることが出来る。

だから、この問題は家族の在り方が強固なら乗り越えていける。問題は、その家族の関係が脆弱であることなのだと、私はずっと思ってきた。

夫婦の問題というのは、それぞれに言

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選ばなかった方の人生

選ばなかった方の人生

私が「これはもう別居しかない」という決心をしてから、夫にそう告げるまで、私は1人で行動していたけれど、決して孤独ではなかった。

それは、私が普段から「親子共々の健康を見守っていただく」という意味で、地域支援とか児童相談所とか子供家庭センターとか、そういうところにお世話になっているから。

だから、その人達にはありのままを話したし、転校という選択肢があったので、学校にもそのままお伝えした。

そし

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こどものためではないよね

こどものためではないよね

夫と別居してもうすぐ二ヶ月になる。

まだ少し肩に力が入っている。一人でこども三人を責任持って世話しなくては、という気持ちがどこかにある。

頑張りすぎては続かない。やることは山程あるけれど、少しずつ。休憩もちゃんととるし、遊びもする。

少しずつ、少しずつ。焦る気持ちとサボりたい気持ち、両方に言い聞かせる。焦ってもダメ、サボってもダメ。無理のない範囲で少しずつ。



こどもたち、特に下の小さ

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おもちゃの指輪も、きらきらひかる。

おもちゃの指輪も、きらきらひかる。

何度も結婚離婚を繰り返し、更に披露宴も盛大に開くと、冗談半分で「ご祝儀返しなさいよ」などと言われると聞く。

本当にそんなことを言った、言われた人が居るのかどうか、お会いしたことがないのでこれは都市伝説なのかもしれない。

けれど、自分が離婚すると決めると、じわじわと私達の結婚を喜んでお祝いしてくれた人達の事が思い出される。

ご祝儀云々と言う友人や親戚がいる気はしないけれど、私達も自分たちの出来

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