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街には恋が愛に変わりそうな秋の香りが漂っていた。

2021年9月11日 土曜日
研修だというのにしっかり寝坊してしまった。
まぁガンダしたおかげで電車に間に合ったからよしとしよう。
食卓にあった風呂敷まんじゅうと昨日私が夕飯で残したゆで卵だけでよくもあんなに走れたもんだ。
朝から走れる体力があることに感謝。
あと発達した交通網に感謝だな。
走っていたら今日はなんだか金木犀の香りがした。
金木犀の木を探している暇なんてもちろん無かったけど、帰り道にゆっくり同じ道を通ってもあの煌びやかな香りがどこからやってくるのか分からないままだった。
今日はTwitterのトレンドにも「#金木犀」の文字が上がっていた。
ウェザーニュースの調査によれば、「金木犀の香りをかなり感じた」という合計は東京で39%、埼玉で33% 、神奈川で30%という結果が出ていた。
2021年は全体的に植物の開花報告が早くなっているそうで、個人的には“そんなに早く生き急がなくてもいいのに、人間みたいで真似っこさんだなぁ“なんて思っている。
今日の我が家の食卓の議題は「春は桜で、秋は金木犀だとしたら、夏と冬は何の植物で季節の香りを楽しもうか?」だった。
きっと“夏はひまわりでしょっ“てすぐ思いつくだろうけど、我が家ではひまわりは禁句なのであっさり却下。
ひまわりの話が知りたければ「向日葵の記憶」へ飛んで読んでください。
ひまわりが我が家で禁句になった秘密が隠されていますので是非。
いや、そんなことはどうでもよくて。
夏はもとより、冬の方がもっと思い浮かばない。
冬の花って何があるかしらってひたすら考えたけど代表的な花が見つからなかった。
クリスマスローズやシクラメンなんかはゆらゆら揺れる蝋燭の火みたいに赤くて雰囲気が出て好きだけど、いまいちかなぁと頭を捻ってしまった。
そして我が家の結論は、夏と冬はどちらも梅雨や雪など印象が強すぎる天候を味方につけているからだとまとまった。
神様と同じく天候にはあらがえぬな。
それでもこっそり四季を彩る花の妖精を探したい。

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