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付き合う人は選んでね。

『朱に交われば赤くなる』
人は付き合っている人の影響を必ず受けます。だからこそ、人間関係は選んでほしい。若いあなたには冷たく聞こえるかもしれないけど、私たちは日々変化もしているので、人間関係も定期的に棚卸しをする必要もあります。

 例えば、何かにチャレンジしようとした時、心配して「きっと無理!」「危ないよ」「やめたほうがいい」と言ってくれる人は多く居ます。こういう人たちはチャレンジして失敗すると「ほら!だから言ったじゃないか」と言ったりもします。危機管理能力が長けているといえばそうですが、私たちの日常で実質、命を落とすようなチャレンジは早々無いと母は思っています。(無鉄砲な母を見ていたあなたならわかると思いますが)
 それに、人は経験したことと照らし合わせて思考するの。だから、経験と思考には強い関係性がある。無謀な経験をわざわざする必要はないけど、若い頃の今しかできない経験もあるから、興味を持ったことにはどんどんチャレンジして欲しいと母は思っている。

悪いことを言う占い師の方が当たる
やらないほうがいいとアドバイスする人は、まるで悪いことを言う占い師と一緒だと思うのよ。「悪いことを言う占い師の方が当たる」と言われるの、知ってる?どうしてかというと、悪いことを言われると人は不安で何もしなくなるでしょ。何もしなければ良くなる可能性は低くなって、悪くなる可能性が高くなるから、自ずと当たるのよ。

一方、「それ、悪くないねぇ」「やるだけやってみれば!」と声をかけてくれる人もいるでしょう。そういった人は「どうやったら出来るか」を一緒に考えてくれる人になる可能性が高い。あなたの応援団になってくれる可能性も高まる。

信念があったり、前々から準備をしていたことなら、人の意見に左右されることはないでしょうけど、例えば趣味や勉強、ダイエットや些細なことは、話をした人の意見、賛成や反対の数の多さは結構、影響を受けるものです。自覚していてね。

あなたたちはこれから新しい環境で新しい仲間とつながっていく。だから、占い師気取りのネガティブ意見の批評家か、応援団のような人たちか、どんな人と繋がっていくかはあなたのこれからに強く影響する。付き合っている人を見れば、その人がわかると言うけれど、こういうことなのよね。朱に交われば赤くなるのは自然なこと。だから、まずは自分がどんな色になりたいかを選び、付き合う人は選ぶのよ。


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