『銀河フェニックス物語』について
新入社員のティリー・マイルドは大手宇宙船メーカー、クロノス社の営業部に勤めています。
田舎のアンタレス星系から銀河連邦中心部のソラ星系へと出てきました。
そんなわたしのお仕事小説、・・・かと思いきや。
出張先で、大規模デモに巻き込まれたり、環境テログループに襲われたり、ハイジャックにあったりと大変な目に。
それというのも、みんな『厄病神』のせいなんです。
ボディーガードのレイターの船で仕事にでかけると契約が成立しない、というのが営業部のジンクス。
また、今日も何か起きるんじゃないかと心配です。
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俺は『銀河一の操縦士』レイター・フェニックス。
ティリーさんは知らねぇからな、俺の裏の仕事を。
俺は操縦士とボディガードをやりながら銀河連邦軍の特命諜報部の仕事を請け負ってる。
簡単に言えばスパイ。時に殺し屋。
だからこの話は俺が主役のアクション・ハードボイルド小説なのさ。
出張先で面倒なことが起こるのは、将軍家の御曹司で天才軍師、アーサーの野郎のせいなんだ。
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私がアーサー・トライムスです。
父は銀河連邦軍元帥で、将軍職は世襲のため次期将軍です。将軍家の直轄機関である特命諜報部を統括しています。
レイターとは兄弟です、というのは冗談です。
私が興味を持っているのは、レイターとティリーさんの関係です。
二人は惹かれているのにすれ違ってばかり。
加えて、ティリーさんは宇宙船レーサー『無敗の貴公子』エース・ギリアムの熱狂的ファンで、この三人の微妙な三角関係も見どころですね。
銀河の恋の物語、行方やいかに・・・。
つまり、このお話は恋愛小説といえましょう。
私の恋物語もあるしね。
２０２０年１月１日から毎日投稿。
２０２１年１月１日から＜ハイスクール編＞
２０２２年１月１日から＜少年編＞を 月、水、土に投稿
２０２２年４月１日から 水、土に投稿
２０２２年１１月１日から 土に本編 連載中
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＜出会い編＞第一話 永世中立星の叛乱 これが物語の第一話です
連載開始当初は、第二話「緑の森の闇の向こうに」から第十五話「虹の後にも雨は降る」までを第一話より先に先行公開していました。
・＜出会い編＞第二十九話「オレとあいつと彼女の記憶」までのあらすじ
2020年連載分
・＜少年編＞のマガジン
レイターとアーサーが戦艦アレクサンドリア号に乗っていた12歳からの物語
・＜ハイスクール編＞のマガジン
レイターとアーサーがソラ系に戻り月の御屋敷で暮らしていたころの物語
・＜裏将軍編＞のマガジン
レイターが飛ばし屋の『裏将軍』として君臨する物語
・＜会社員編＞のマガジン
レイターが宇宙船メーカー大手クロノスの営業として働く物語
・＜出会い編＞のマガジン
物語はここからスタート。ティリーとレイターが出会います
・＜恋愛編＞のマガジン
恋人としてつきあうことにしたティリーとレイターですが……
・物語の作者 48ノ月（ﾖﾊﾉﾂｷ）のエッセイのようなものを集めたマガジン
・旧Twitterにつぶやいたこぼれ話をまとめたマガジン
ティリー「サポートしていただけたらうれしいです」 レイター「船を維持するにゃ、カネがかかるんだよな」 ティリー「フェニックス号のためじゃないです。この世界を維持するためです」 レイター「なんか、すげぇな……」