トンカツを食べすぎて、舌が痛くなった時、チョコラBBをすすめてもらった話。
20代で一人暮らしをしていたとき、料理をする技術も余裕もなく、外食ばかりになっていた頃があった。
私鉄沿線で、各駅停車しか停まらないために、割安な家賃で、落ち着いた街並みで、近所に美味しいトンカツ屋を見つけた。
舌が痛くなる
気がついたら、大げさでなく、毎日のようにトンカツを食べていた。
ずっとおいしく感じたのは、若かったせいもあったけれど、それで、余計に太ってしまっていた。
それで、少し気にすることもあったのだけど、今日は働いた、みたいな気持ちになったあと、外へ出かけると気持ちがよくて、少し歩いて、トンカツを食べていた。
そんな毎日が、しばらく続いた。
ある時、舌の真ん中あたりが、少しピリピリと痛むようになった。
小さなすり傷ができたような気がして、鏡で見た。
何もなかった。
指でさわってみた。
通常の、少しプリッとした肉の厚みを感じるような感触だったし、表面に裂け目や傷がある感じもしなかった。
だから、気のせいかと思っていたが、耐えられないほどでもないけれど、小さな痛みは、ずっと続いた。
製薬会社
私は、その頃フリーライターをしていて、当時、仕事を一緒にしている編集者で、前歴が製薬会社に勤めていた人がいた。
信頼のできる人だったこともあり、何かの拍子に、舌が痛い話をした。
そのあと、私の食生活などを聞かれたので、「そういえば、トンカツばっかり食べている気がします」という答えたら、わりと、すぐに言葉が返ってきた。
それは、たぶん、ビタミン不足になっていると思います。それで、舌が痛くなっているのではないでしょうか。私は、チョコラBBをおすすめします。
とても無駄なく、だけど、押し付けがましくなく、正確に教えてくれたと思った。
だから、生まれて初めて、「チョコラBB」を購入した。
舌の痛みが治る
若い頃は、薬を飲む習慣があまりなかったけれど、チョコラBBを飲み始めたら、本当に程なくして、舌の痛みがウソのように消えた。
薬の力と、知識の凄さを、感じた。
仕事を一緒にしていて、その情報を教えてくれた人に、御礼を言った。
その時に、どんな言葉を返してくれたかは覚えていないのだけど、とてもさりげなく、気を使ってくれる人だった。
それから、さらに年月がたって、私は、ライターをやめて家族の介護に専念する生活になり、チョコラBBのことを教えてくれた編集者は小説家になった。
すごいと思ったけれど、その人の文章を知っていたから、意外とは思わなかった。
自分しか書けないような表現をしている人だった。
(参考資料)
(他にも、いろいろと書いています↓。よろしかったら、読んでいただければ、うれしいです)。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。もし、面白かったり、役に立ったのであれば、サポートをお願いできたら、有り難く思います。より良い文章を書こうとする試みを、続けるための力になります。