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『期日前投票と、7週連続感染者増』。2024.6.29。

 今日は曇りらしい。
 関東の山沿いの地域ではにわか雨が降るかも、と天気予報で聞いた。


カサ

 午前8時過ぎくらいから、家の前の道路に、どんどん高校生が歩いていく。

 近くの高校の通学路になっていて、ここから数十メートル先には、高校があるから、土曜日が登校日の時には、少しにぎやかになる。

 午前9時前に家を出ようと思ったら、雨が降ってきた。

 曇りのはずだったのに、と思ったが、天気予報は人間の予想に過ぎなくて、全部が当たるわけもなく、でも、途中で雨が上がるのではとも思ったので、折りたたみカサをさして家を出る。

 高校生の人通りは、もうほとんどなくなっている。

マスク

 駅まで、それほど多くの人とはすれ違わない。

 駅のホームに着いたら、20人ぐらいの人が待っている。

 それぞれの人は、だいたい1人だから、静かなまま、電車を待つ。

 マスクをしている人は4〜5人くらいで、少なくなっているけれど、これ以上は減らないような感じになってきた。

 2割より少し多いくらい。

 このまま夏になっていくのだろうか。

せき

 電車を待っている。
 電車が来て、電車に乗る。

 土曜日のこの時間は、やはり空いている。

 それでも、駅を出発して駅に着いて、また出発する。その繰り返しで、終点に近づいていく。

 だんだん混んできて、終点一つ前の駅で最も車両内の人が多くなる。それは、いつもの土曜日と同じだった。

 せきの声が、割と大きく車両内に響く。

改札

 終点に着く。

 一斉に人が降りて、改札を出て、駅の構内を歩いて、次の改札へ向かう。

 後ろから、かなりのスピードで走ってきた中年男性が、私のすぐ前に割り込むように、スッと体を入れるように前に行ったときは、本当に私も改札ギリギリの場所だった。

 そして、男性は、改札にスマホをタッチさせて、改札の向こう側へ走っていく。

 動きがシャープで、とても早かった。

 ほとんど、ぶつかる寸前のタイミングだったけれど、そうした怖さをほとんど感じさせないから、そのことに少し感心もした。

電車

 階段を降りて、ホームに着く。

 それなりに人がいて、ホームドアを前にして、列が出来ている。

 誰も誘導もしていないけれど、その列は整理され、それほど乱れているわけでもない。自分も、そのうちの一つの最後列に並ぶ。

 電車が来て、止まって、ホームドアと、車両のドアも開いて、電車に乗る。

食パン

 駅に着いて、駅を発車する。

 その繰り返しで、大きな駅に近づく。

 つり革を持って立っていた男性が、降りるために、つり革を離したら、その右手で、食パンを持っていたことがわかる。それも売り場からそのまま持ってきたように、レジ袋にも何も入っていないで、ビニール袋の中にパンが並んでいるのが見える。

 その中年男性は、左手にはスマホを持ち、そのまま、大きな駅で降りて行った。

 食パンだけを持っていた人を見たのは初めてだった。

アルコール

 さらに駅を通り過ぎる。

 目的の駅に着く。

 ホームに降りて、歩いて、階段を上ろうとするとき、降りた電車が走り去っていく姿と、それを見送る駅のスタッフの動きが見える。

 少しシルエットのようになっていて、なんだかちょっと美しい、といつも思う。

 階段を上がって、改札を出て、待ち合わせの人があちこちにいる駅内の通路を横切り、向こう側の改札まで歩く。そこには小さい机があって、その上には除菌のアルコールポンプが置いてある。

 先っぽが取れていて、その軌道は安定しないけれど、今日も押したら、ちゃんと出た。でも、私以外は使っている気配はほとんどない。

キャリーケース

 駅の構内を出るあたりで、空中の陸橋のような場所があるのだけど、向こう側から、キャリーケースを両手で1つずつ、自分の体の後ろで転がして、かなりのスピードで、こちらに向かって走ってくる女性がいる。

 その後ろから、その子どもと思われる男児が、自分の体に合わせたような小さいキャリーケースを転がして、女性に遅れないように走っている。

 あれだけのスピードで、2つのキャリーケースを転がしながら走っている人は、あまり見た記憶がなかった。

 次の電車に間に合わせようとしているのだろうか。

期日前投票

 階段を降りて、道路に出る。

 ほとんど人が歩いていない。

 この時刻にすれ違うことが多い金髪の女性が向こうから歩いてくる。

 雨は上がっているが、空は重い色のままだ。

 公共の建物の前には、「期日前投票」の文字が見える。

 7月7日は、東京都知事選がある。


全国のコロナ感染者、7週連続で増加

厚生労働省は28日、全国に約5千ある定点医療機関に6月17~23日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計2万2754人で、1定点あたり4・61人だったと発表した。前週(4・16人)の約1・11倍で、7週連続で増加した。

(『朝日新聞デジタル』より)

 もう新型コロナの感染は終わっているのだろうか、というくらい、テレビなどを見ていると、コロナという言葉さえ出てこなくなった。

 5月の大型連休で人の移動があってから、ずっと新規感染者が増加しているように思えるから、それは、新型コロナウイルスの感染が広がった2020年から、毎年、同じパターンを繰り返しているのに、今年はほとんど報道されなくなった。

 感染しても重症化しにくい、といった見方もあるようだけど、それが本当かかどうかも確かめられない。現状がどうなっているのか、重症化リスクがあって感染した場合は、どのように診察され、治療されるのか。死亡する確率はどうなっているのか。

 そうした具体的なことはほとんど伝えられないまま、「7週連続で増加」だけ知らされると、まだ関心を持たざるを得ない人間にとっては、不安だけがぼんやりと大きくなっていく。

 新型コロナ感染の現状は、どこかのメディアが正確に報道してくれたら、それは、とてもありがたいことだと思うが、私が知らないだけなのだろうか。


夕方

 いつもの土曜日よりも少し遅い、午後4時過ぎに用事が終わり、朝降りた駅に、もう一度向かう。

 気温が高い。
 湿気も高い。

飛行機

 雲はまだ重い色をしているけれど、朝よりは、雲が減って太陽の光が漏れてきている。

 そこに飛行機が飛んでいる。

 これから晴れるのかもしれない。

電車

 駅に着く。

 少し待ったら、電車が来る。

 電車に乗ったら、車両は空いている。

 マスク着用率は2割強、といった印象だった。

スーツケース

 大きな駅に着く。
 かなりの人が降りていく。

 かわりに、というわけではないだろうけれど、大勢の人が乗ってくる。

 外国人観光客の家族と思われる4人が、それぞれスーツケースを転がして、車両に乗り込んでくる。

 さらにベビーカーと一緒に外国人の夫婦が乗ってくる。小さい女の子はしばらく泣いている。男性が抱き上げて、あやしている。

タイル

 目的の駅に着く。

 ホームに降りて、階段を上がって、改札を出て、次の改札へ向かう。

 駅の通路と言える場所は、大きなタイルを貼り合わせたような床になっている。

 次の路線の電車の発車時刻が迫っているので、ちょっと急いで歩いていると、何かを踏み抜いたような感触がわずかに、片足の裏だけで感じる。

 振り返ったけれど、何もないし、何も変わっていなかった。

 だけど、踏んだときは、少しだけ沈んだ感じが確かにしたから、もしかしたら、本当にそこだけへこんだのかもしれないと思った。

2両目

 自宅の最寄り駅まで続く路線に乗り換える。

 2両目に乗る。

 車イスとベビーカーのマークがついているスペースがある。

 そこには、すでにベビーカーが乗っている。

 そこに、もう1台のベビーカーも来る。さらにスーツケースを転がして乗ってくる人もいる。

 2両目のそのあたりだけ、ぎっしりと密集した感じになった。

 目的の駅に着いた。

 けっこう大勢の人が降りていく。




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