見出し画像

三月と九月

書くことが好きで
ただ好きで‥ここにいます。

何度も何度も
もう書けないと
諦めようとしたけれど
やっぱり好きで戻りたくなる

その繰り返しの四年間でした。

でも長い間ハイスピードで
書き続けてきたせいでしょうか
流れに逆らうように
ふと立ち止まった時
感じてしまったのです。

自分の引き出しは空っぽで
もうなにも残っていない
そして伝えたいことも 
もうないのではないか‥と。


そんな時
一緒に作品を作りませんかと
声をかけていただき
手を差し伸べてくださったのが
今回共に『三月と九月』を立ち上げた
あおさんです。


福島に住んでおられる
フォトアートクリエイターである
あおさんののお写真に

鳥取に住むわたしの言葉で
綴る七十二候

アメブロの方では
何度か七十二候を題材に
文章を書いてきましたが
その度に感じたのは自分の勉強不足さと
そこに関する知識の甘さでした。

それでもなにかに追われるようなあの日々の中ではインプットする時間さえ
見失っていたような気がします。

これを機に今年一年は
足早に進むだけではなく緩やかに
二十四節気、七十二候など
季節にまつわる様々な書物や資料に目を通し
わたし自身も勉強しつつ
読んでくださる皆様のもとへ
五日ごとに季節の移ろい七十二候を
お届けできたらと思っています。


どうぞよろしくお願いします








ファインダーを覗く

それは
何もかも忘れ
無になれる瞬間

息を止め
狙った瞬間をじっと待ち
最高の時の破片を
カメラに閉じ込める

カメラを始めて10年が経ち
2021年には個展を開く事も出来た
年が明け自分の次のステップは
何なのだろうと考えた時に
以前Twitterで共に作品を作った
ある人を思い浮かべた

それがるんさんです

私の写真とるんさんの文章で
『和』に纏わる事を発信したい
そして発案頂いたのが七十二候

1年間という長丁場ですが
私たちと一緒に七十二候を通じ
日本の季節を旅しませんか

忙しい日々の中
ゆっくりと巡る季節を
言葉と写真で感じられるよう
お届けしたいと思います

どうぞよろしくお願いします。






七十二候とは‥

立春、夏至、処暑、大雪など二十四節気は馴染みも深く日常耳にすることも多いと思います。

七十二候はそれをさらに細かく分け
一年を72等分した暦です。二十四節気よりもさらに具体的に表した短文です。

元々中国から渡ってきたものなので日本の気候と合わない点もありましたが時代が移り行く中で何度も何度も手を加えられ
今の七十二候の形になったと言われています。





             photograph‥あお
                writer‥るん






この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?