真槻梓

ものをかきます Twitterが元気なのでTwitterをフォローするといいよ。

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最近の記事

Connectionと呼ばれるらしきものども

つまりは人との交流である。 先日Instagramで以下のような投稿を見た。 なんだっけ、英語だから自信ないわ。 なんかこんなんだった気がする。 要約すると、「疲れた体にはSNSじゃなくて人間関係とかいい音楽とか休憩じゃね。」みたいな感じになるのかな。 これが丸文字で書かれていて、その通りだなあと思った次第。 しかし今日は起きてから延々と携帯をいじっていた。 な〜ぜ〜…… 話は昨日の生活に遡る(と思う)。 昨日付けで新しいバイトを始めた。 面接して終了と思いきや、そのま

    • あれもこれも欲しい はたらこ(1024文字)

      働きたくはないけれど、欲しいものが多い。 数ヶ月前にえいやとSpotifyを解約してからというもの、CDが欲しくてほしくて仕方がない。 月500円程度をあれにつっこんで、それにAmazon Primeに250円あたりを納金していたから、月に750円くらいCDに使ってもいいんじゃないかって思っているけどさ、少ない。 インターネットをうろついて、ふと目に止まった、踊ってばかりの国『世界が見たい』を買ってしまった。そうして流したのだ。 CDを噛ませて音を吐かせる。アルバムタ

      • SFってなんだ

        ジョージ・オーウェル『1984』 村上龍『希望の国のエクソダス』 チョン・セラン『声をあげます』 これらはSFらしい。 サイエンスでフィクションらしい。 確かにフィクションなのは認めなければいけないし、仮に実話でも、フィクションの顔をして魅力が出る作品なのだからフィクションでいいと思う。 ただ、サイエンス。 サイエンス? サイエンスってなんなんだろう。 逆にサイエンスじゃないものがあるんだろうか。 僕は科学に関してほとんど無知だけど、科学って貪欲なアメーバみたいに、全てを

        • ねむい

          ねむい やらねばなるまい なにを 掃除を 洗濯を 整理を 炊事を 生きるにまつわることを 何もしないで生きていけたら幸せだろうか 「既存の社会は気に入らないけど利用できるところは利用する」 「人間全てに固有の価値があり、それが生きる意味である」 「私の表現を理解できないバカに理解してもらう必要なんてない」 「働きたい人が働くのだから、別に自分である必要はない」 「表現者なのだから、綺麗なことと同じように汚いことをするべき」 僕は変な人間らしい 認めないことも、認めること

        Connectionと呼ばれるらしきものども

          20240724日記 時計は心に隠されて

          今日は8時に起きた。昨日何時に起きたかは覚えていない。 すぐに立ち上がり、初老の親爺のようにトイレを済ませ、朝日に焦がされ新聞を読んだ。まだ23歳の若いのがケータイで日経電子版を読んでいても様にならないか。10時まで帰省にかかる手配をして、それから小説を読み始めた。 夏木志朋の「ヘルシー」がとても面白かった。これは備忘録だ。 と、気付けば15時。今日の用事を思い出す。そうだ、振込。郵便局に行かなければいけない。それに、今日は覗いてみたいバーに寄る予定だった。なればメイク

          20240724日記 時計は心に隠されて

          暇さえあればだらだらできてしまう性質を認められるようになったのは昨日からで、僕は今日、6時間もだらだらとした。全力でだらだらした結果ものすごい罪悪感が出てきたので、まだ僕は学校教育から抜け出せていないのだな、と知った。

          暇さえあればだらだらできてしまう性質を認められるようになったのは昨日からで、僕は今日、6時間もだらだらとした。全力でだらだらした結果ものすごい罪悪感が出てきたので、まだ僕は学校教育から抜け出せていないのだな、と知った。

          洗濯機なき生活とスーツケース 性別はどこにあるのか。

          心安らぐバーがある。世界史で習ったようなコーヒーショップってこんな感じだったのかな、と思うような。 そこでは多様な人がその人なりの生活をしている(ように見える)。 例えば、物書きをする人。締め切りを破っている最中らしい。 例えば、写真を撮る人。人間性を映すカメラのせいで、洗練された宣材写真は難しいそうだ。 例えば、服を作る人。お金を受け取ってくれないとの話題がある。 例えば、海外に買い付けに行っていた人。僕の長年の悩みを解決してくれた。 なんだか生き生きしていて、そこに

          洗濯機なき生活とスーツケース 性別はどこにあるのか。

          WiFiなき生活とモスバーガー お年玉は紙幣がいいよね、例えばそんな話。

          7月3日。新紙幣が刷られたらしい。 蒐集癖がある僕としては、さっさと手に入れてしまいたいものであるが、もう少し時間がかかるだろう。 でもまあ、あんまり関係ないかな、とする世間様は多いんじゃないかな。 銀行残高をスマホで確認し、タッチ決済をする。おつりも出ないし、割り勘も簡単。紙幣が要らない時代もそこまで来ているのだろう。 でもね、WiFiがない人間には、ちょっと厳しいものがあるってこと、知ってほしい。 最近メルカリで赤い公園のCDを検索していた。まじで、ない。あっても結構

          WiFiなき生活とモスバーガー お年玉は紙幣がいいよね、例えばそんな話。

          純文学ってなんですか、他の文章となにが違うんですか、なにもわからない、自分が書いている文章は純文学なのか大衆文学なのか、駄文学だとしたら凹むくらいの認識しか持てていない

          純文学ってなんですか、他の文章となにが違うんですか、なにもわからない、自分が書いている文章は純文学なのか大衆文学なのか、駄文学だとしたら凹むくらいの認識しか持てていない

          洗濯機なき生活とスーツケース/性「別」という排除ベンチで眠れるように

          夜行バスは光の羅列を圧縮する、つまり相対性理論で、一般相対性理論で、高速道路の光より早く移動する僕は、明日、東京に着く。 スーツケースには着物が入っている、ヒールブーツが入っている、下着が、紅茶が、入っている。 やがて一つの村に到着する。 ここ最近始まった生活は、ウィズコロナ・ウィズアウト洗濯機で、洗面台で洗剤がせーので洗の字に押しつぶされる。 殺菌と抗菌と柔軟をして、夏のスイカよろしく水にさらされて、みりん干しの隣で陽に当たる。 みりん干しが食べたい。日本酒と鮒ずしでよろ

          洗濯機なき生活とスーツケース/性「別」という排除ベンチで眠れるように

          冷蔵庫なき生活と炊飯器 3日目(昼夜206円)

          30分の道を歩いて辿り着いた図書館は、閉まっていた。 それもそのはず、今日は月に一度の休館日だそうで、このことを知らなかった僕が悪い。 うなだれながら行き道の暑さをごまかしていると、背後に車が乗り付けた。 「あら」「なんで閉まってるのよ」 マダム、僕も同じ気持ちなんですよ、僕に言わないでください。 そんな結末もつゆ知らず、7時50分に目覚めた僕は、たっぷり10分のごろごろをして、それから立ち上がった。 10分の猶予はなぜあったか。お米が炊ける時間だからである。 炊けたお米を

          冷蔵庫なき生活と炊飯器 3日目(昼夜206円)

          WiFiなき生活とモスバーガー

          257MB。おしい、と思った。それと同時に、やばい、とも思う。通信制限は3.1GBしかないのに、1日目でこれかよ。 WiFiがない生活に、僕はまだ慣れていない。中学生のあたりから、僕の生活はWiFiとともにあったから。たまごっちが音を立てていたころだって、知らず知らずのうちに侵略の準備は始まっていたのだった。 とは言え、悪いばかりじゃない。現に僕はその恩恵を得るために、モスバーガーに向かっている。 時間は22時。友人から電話がかかってくる前には到着する。WiFiを繋いで、僕は

          WiFiなき生活とモスバーガー

          冷蔵庫なき生活と炊飯器 2日目

          5時58分。6時24分、8時45分。覚えているのはこの3つで、理想を言うなら8時だった。 起きて時間を確認する癖だけがついている。目が覚めたのだから、二度寝なんかしなきゃいいのに。 一人暮らしになってからまだ数日、明らかに独り言が増えて、ついには布団に話しかける。いずれ君も洗わなきゃね。 起きてからまずコーヒーを淹れる。それからお風呂に入る。洗面器で洗濯をして、さて、昼ごはんの時間だ。 今日は少し(心にも、時間にも)余裕があるから、小鍋を2周させよう。本当ならフライパンが

          冷蔵庫なき生活と炊飯器 2日目

          冷蔵庫なき生活と炊飯器

          二郎ラーメンを食べてみれば、雨が降っていた。 梅雨だ、と思ってから、食材が心配になる。 僕の一人暮らしは数日前に始まった。 突然の引っ越しに心が追い付くはずもなく、僕の家には冷蔵庫と洗濯機とWiFiがない。 ないならば買えばいいじゃない、とお貴族様は言うのだろうが、あいにく僕は極度の面倒くさがりに合わせ、こういう「縛りプレイ」が大好きときた。ないならば楽しめばいいじゃない。 考えて、この生活をエッセイにあげることにした。 このエッセイは飽きるまで続く。まず、「冷蔵庫なき生

          冷蔵庫なき生活と炊飯器

          三流三分散文:WiFiなき生活と炊飯器(1431文字)

          この家にはWiFiがない。 WiFiがない生活は不便で、動画を見ることもできなければ、Instagramを見ることも億劫になる。 それに加えて昨今の画像やJavaScriptの多用された美麗なサイトも開くところから時間を取られ、肝心の本文にたどり着くまで画面端の「データ使用量 今月:2.96 GB」を睨み続けるハメになる。 ちなみに僕の制限は3.1GBのはずなので、少々まずいかもしれない。 それにつけてもWiFiがないことにはかなりの手間を強いられる。 まず電話。基本的に

          三流三分散文:WiFiなき生活と炊飯器(1431文字)

          腐乱死体、梅雨だくで。(930文字)

          梅雨の季節だ。 雨がちな天気に、自然と心が沈む。 その傘を寄越せと言ったり雨が降ったらきっと頬を濡らしてしまったりする中で、セカオワが虹の理由を雨に求めエモをかっさらっていったのは新鮮に記憶しているが、それはそれとして沈むのである。 まあ、来季の米価が安くなれば、文句はない。 ちなみに日経新聞曰く暖冬と水不足で米はねあげらしいよ。家計もねをあげるしかなくなってしまう。 ともかく、沈んだ心はどうしたら晴れるかと考えて、人と話すと本を読むの二択になってしまった。 本当なら、煙

          腐乱死体、梅雨だくで。(930文字)