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冷蔵庫なき生活と炊飯器 2日目

5時58分。6時24分、8時45分。覚えているのはこの3つで、理想を言うなら8時だった。
起きて時間を確認する癖だけがついている。目が覚めたのだから、二度寝なんかしなきゃいいのに。
一人暮らしになってからまだ数日、明らかに独り言が増えて、ついには布団に話しかける。いずれ君も洗わなきゃね。

起きてからまずコーヒーを淹れる。それからお風呂に入る。洗面器で洗濯をして、さて、昼ごはんの時間だ。

今日は少し(心にも、時間にも)余裕があるから、小鍋を2周させよう。本当ならフライパンが欲しいんだけどな。
まずは炊飯器で米の炊きあがりを確認する。お昼はたくさん食べなきゃだから、今日も1合。

昨晩から漬けておいた大豆の水を切る。大体でいい。これを小鍋に入れたら、水、砂糖、しょうゆ、乾燥わかめを入れる。全部適量だけど、砂糖が多い方が仕上がりがいい。入れすぎちゃったかな? くらいがベスト。
煮立ってきたら梅干しをほぐして入れる。顆粒出汁でもあればよかった!

蓋して待っている間に、例の4個入り100円のトマトを切っておく。

大豆の煮ものが完成したら、次はふりかけを作る。お米だけだとさみしいからね。
軽く洗った小鍋に少しの水と、乾燥えび、小さく切ったピーマンを入れる。砂糖と塩を入れて、軽くお酢も入れる。それから煮飛ばして、お米に載せる。
富豪になって寝て暮らしたい。月10万、非課税であればいいのにな、と思いながら、写真を撮った。

荒ぶるトマトは今日もおいしい

お昼ご飯だから味は濃いめ。明日からは出汁も解禁したい。近場のスーパーに顆粒みそがあったから、それもいいかも。
お米が72円でえびふりかけが10円くらい? トマトは25円で大豆の煮ものが20円程度だろう。光熱費を入れて110円程度だろうか。まずまずのスタートだ。
これを食べたらバイトの準備だ。まかないが貰えるから、優勝待ったなし、という気持ち。

トマトの卸値が下がっているという記事が、日経新聞に載っていた。
そうと思えばサバの不漁、海苔の生産量低下、イカの値段も上がっているようだ。
新聞を読み始めたのはここ数年。昔はこんなんだったっけなあ、と思うが、そう言えば気候変動が原因になってくるのか、昔はよかった、ならぬ昔は涼しかった。
冷蔵庫がない生活のよくないところは、冷たいものが摂れないところ。これからの生活で死の淵に至ったら、当然購入検討します。

能登地震から半年と2日。どうしてこんなことを言うかというと、このレシピブログの意義を考えたから。常温保存の可能なものや、乾物を使ったレシピならば、いざという時の自衛になるのではないか、と。
そのためには、長期保存の水とかを買うべきなんだろうね。

生きながらえてなにがしたいか。数年前は、「すぐに死にたい」なんて言っていたか。
今、もしもを考え生活するのは、生命を維持するためで、それは本能が決めているんだろうけど、そんなものに頼りっきりにはなりたくない。
僕は僕で、生きる理由を見つけたい、そう、切に思う。
今のところはご飯がおいしい、でやっていこう。

このnoteも、継続できるようにしたいな。

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