摩衣|白いうさぎを追う人

旅せざるをえない遺伝子を保有/持ちモノ全てをくるまに乗せて移動中/山奥の庭園オーナー/…

摩衣|白いうさぎを追う人

旅せざるをえない遺伝子を保有/持ちモノ全てをくるまに乗せて移動中/山奥の庭園オーナー/本業は庭のデザイン界隈▶移動の日々からうまれる紀行文▶BLOG/白うさぎを追って https://follow-the-rabbit.com/

マガジン

  • 66日ライティング×ランニング〜シーズン2

    • 646本

    書く習慣をつけたい、何かあたらしいことに挑戦したいみなさん、お祭り騒ぎが好きなあなた!66日間、毎日投稿をしましょう。6月27日から8月31日まで。字数のハードルはありません。何文字の記事でもOK。ただし! 1日でも書けなかったらマガジンから追放します

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人は白いうさぎを追うために生きている|100%旅の日々

人は、白いうさぎを追って生きています。 白いうさぎを追う分かりやすい表格といえば、いわずもがな「ふしぎの国のアリス」です。アリスは目の前に突如現れた白いうさぎを追って大冒険へ出ました。その道中でアリスはたくさんの苦難や理不尽に遭遇しますが、ものともせず果敢に追い続けます。 幼少の私はそんなアリスの生き様に憧れていました。 ところが(多くの大人がそうであるように)私もいつしかそんなことを忘れて、なんとなく敷かれたレールに乗って大人になりました。 これではこの人生が勿体無い

    • 家を手放し くるまに全ての持ち物を積んで 結果的に移動する生活になった。 と話すと、 思い返せば一番受ける質問は 「なんでその生活をしようと思ったんですか?」 のように思う。 毎回その時の気分で答えてきたけど、 ハッキリさせようと思う。 今宵はそのキッカケになった本を再読。

      • 7月の約束ごとリスト【#29-5】

        ひとつきのはじまりには、何か自分の中での約束ごとを作りたくなります。ここは頭を使わず、感覚で書き連ねるとしましょう。 1.2.これから数日のうちに、新しいくるまが手に入る予定です。この車は輸入車で、マニュアル車です。古いくるまなのでパワーステアリングがついておらず、果たしてこの軟弱な腕力で運転できるのかどうか。 3.このくるまで宿泊施設がないような自然の中に行きたいので、冷蔵庫は自作する予定です。くるまのデザインに合うものを作るために勝手にプレッシャーを感じています。DI

        • 久しぶりに人に会いに東京へ 普段は森ばかり見て過ごしているためか 街中パーティーな渋谷で張り切りすぎ、 ビールバーで飲み 二軒目ラムと共に赤ワインを飲み 明る今日は、何も生産的なことができない。 のみすぎるほど楽しい日があると言うのは、幸せなことだ。 そろそろ山へ帰ろう。

        • 固定された記事

        人は白いうさぎを追うために生きている|100%旅の日々

        • 家を手放し くるまに全ての持ち物を積んで 結果的に移動する生活になった。 と話すと、 思い返せば一番受ける質問は 「なんでその生活をしようと思ったんですか?」 のように思う。 毎回その時の気分で答えてきたけど、 ハッキリさせようと思う。 今宵はそのキッカケになった本を再読。

        • 7月の約束ごとリスト【#29-5】

        • 久しぶりに人に会いに東京へ 普段は森ばかり見て過ごしているためか 街中パーティーな渋谷で張り切りすぎ、 ビールバーで飲み 二軒目ラムと共に赤ワインを飲み 明る今日は、何も生産的なことができない。 のみすぎるほど楽しい日があると言うのは、幸せなことだ。 そろそろ山へ帰ろう。

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        • 66日ライティング×ランニング〜シーズン2
          646本

        記事

          手帳に書いて記録するために、行動ログをデジタルで【#28-3】

          旅の記録を紙の手帳でつけることにしています。 私はそれほどマメな性格ではなく、仕事がたてこむと他のことが疎かになる性質があり、何日も何も書いていないこともしばしば。 それでも手書きのほうがいいなぁと思い、システム手帳を使っています。 この方法にしてからずっと悩ましかったのは、今日なにをしたかをすぐ忘れてしまうことでした。これだから毎日書けない人は手帳を続けられない…という事態は避けたい。 ところが最近、手帳挫折の危機を救う救世主が現れました。こういう人に都合の良いスマホ

          手帳に書いて記録するために、行動ログをデジタルで【#28-3】

          この出汁でうどん屋でもしたら行列作れる自信ある|旅暮らしの日常食【#27-2】

          私は料理が苦手です。どう考えても自分やるべき仕事ではないとずっと思っています。とにかく毎日、夕方がくるのが憂鬱でなりません。 ところが昨年夏、何を乱心したのか、 と思い立ちました。きっかけは旅暮らしです。 昨年の1月に持ちモノすべてをワンボックスカーに積み、家を解約して旅にでました。外食もしますが基本は自炊です。車にはキッチンがなく、もちろん水道もつながっていません。洗剤を使った洗い物ができないため、おのずと油物、炒め物などの片付けが大変なメニューは選択肢から消えました

          この出汁でうどん屋でもしたら行列作れる自信ある|旅暮らしの日常食【#27-2】

          モノを減らせば仕事を減らせるというシンプルな法則【#26-1】

          昨年1月、くるまに収まるだけのモノだけに持ち物を絞り、3LDKの家を手放し、家財道具を売り払いました。 その時心底思ったのです。もう二度と部屋など借りないと。 モノを減らすのも手放すのも、本当に大変でした。カンタンには捨てられない、捨てようにも費用と手間がかかる。誰かに譲ろうとするも、やっぱり手間がかかる。 「選別した上で持っている」と持ち主が断言できない、なんとなくそこにいるものが部屋のそこかしこに置かれている状態。それを見てなんとなくモヤモヤが募る感じは、つねにぬっと

          モノを減らせば仕事を減らせるというシンプルな法則【#26-1】

          仕事に追われながらも幸福を感じられるようになった要因【#25】

          例えばすごく美味しいご飯を満足行くまで食べられたとか、大好きな人たちと楽しい時が過ごせたとか、息子の笑顔がたまらなく可愛かったとか、はたまた蛍が飛ぶのを見つけたり、北斗七星がキレイにみえるなぁとか。 もっと小さいことでいえば、前髪の角度がいい感じだとか、足のネイルがきれいに塗れたとか、今日のお味噌汁は濃さがいい感じだなとか。 そう言う時に、 このために生きてるなぁ とおもえるようになった。 旅を生活にしてから、固定の支出が減った。 人との約束の予定も減った。 ある意味に

          仕事に追われながらも幸福を感じられるようになった要因【#25】

          最高の温泉を見つけた夜の話|旅暮らしの初夏【#24】

          「岡山で一番空に近い温泉」と言われたら、もう向かわざるを得ません。常日頃、標高は高ければ高いほどいいと思っているのです。 (標高が高いと、静かで虫も少なく空気も澄んでいて、とにかく最高です) そんな秀逸なキャッチフレーズに抗えず向かった、天空の湯。岡山県の山あい、鏡野町にありました。道中は二車線の県道と、そこに覆いかぶさるような森の緑だけの道が続きます。いい予感がします。 閉館1時間前に到着。だいたいの温泉では、このタイミングだと新規のお客さんがぐっと減るので、比較的ゆっ

          最高の温泉を見つけた夜の話|旅暮らしの初夏【#24】

          行って絶対損はさせない、四国の温泉3選【#23】

          私はおよそ月に30ヶ所の温泉に入っています。 温泉をめぐり始めて1年半の初心者ですが、自分なりにいい温泉の基準ができてきました。 5~6月の大半は四国にいました。この2ヶ月の間に入った約50の温泉の中で、これだけを目的に訪れる価値のある温泉を3つ紹介します。 個人的に、温泉に求める3か条があります。 あとは 松尾川温泉 / 徳島県三好市 泉質も景色も大満足でした。内風呂のみですが、大きな窓からの景色で露天風呂に近い開放感。旅館併設です。 祖谷温泉 / 徳島県三好市

          行って絶対損はさせない、四国の温泉3選【#23】

          大らかな心を生み出す渾身の秘策【#22】

          私には家がありません。愛車とともに毎日移動を続けています。 いつも旅ということは、旅の同伴者たちとは常にいつも一緒ということです。一般的に家族の構成員はそれぞれの生活があるため、1日のうち数時間は別々に過ごします。しかし恐ろしいことに、我が家はいつもいつも一緒にいるわけです。 これは結構大変なことです。例えば子どもとの関係でいえば、どんな親でも少し子育てから離れたいタイミングはあると思います。特に私はひとりの時間が必要なタイプの人間です。 (ひょっとしたら、子どもにとって

          大らかな心を生み出す渾身の秘策【#22】

          旅暮らしの日常食|主食のお米について熟考した結果【#21】

          キャンパー(キャンピングカー)で年がら年中旅百パーセントで生活させてもらっています。ご当地グルメは旅の大きな楽しみのひとつなので、その分自炊の食事では、体内浄化と微量ミネラル補給などに気を使っています。 旅のお供の食事について下のページにもくじを作っています。今日は主食の中の主食、お米のお話です。 私は国内外問わず旅が好きですが、主食がお米以外の国に行くと少し不安になります。このイモで、このトウモロコシで、私の体は元気に動き続けてくれるのだろうかと。固定概念のひとつに、自

          旅暮らしの日常食|主食のお米について熟考した結果【#21】

          旅暮らし育児|家のない6歳児の理想の暮らしとは【#20】

          我が6歳児の夢が、ささやかで好ましいと思った話です。 彼の少し変わった人生については、よかったらこちらをご参照ください。 旅百パーセント人生を歩む彼は、いつも私の運転する車の助手席で、本を読んだり絵を書いたり鼻歌を歌ったり、楽しそうに過ごしています。 彼の夢はアーティストになること。この2ヶ月くらいのブームは、絵本を作ることです。 少し前までは愛読書の「かいけつゾロリ」や「バムとケロ」シリーズの模写をしていましたが、最近は自作のストーリーと絵をコピー用紙に描き、マスキン

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          旅暮らしの住まい|旧車に乗り換えます【#19】

          近々引っ越します。 今乗っているセルフリノベの商用バンから、本格キャンパーへの引っ越しです。 新居に合う家具や家電を揃えることは、引っ越しとともに楽しいイベントだったりします。同様にわが家の面々も浮足立っていて、自作する予定の冷蔵庫や車内バッテリーについて真剣に考えているところです。 キャンパー暮らしというのは、この車内に納まるように持ち物と生活をやりくりする日々です。手持ちのモノひとつひとつが必要かどうか、これがベストな選択か、日々自分に問い続けます。 停泊に気に入っ

          旅暮らしの住まい|旧車に乗り換えます【#19】

          旅暮らしの心構え|私はこの世のバグでしかない【#18】

          キャンパーで年がら年中旅をさせてもらっています。 いつも思いますが、本当に日本はすごいところです。基本的にどこも旅人に親切で、道の駅も清潔に整備されています。 最近は都市を離れてもコワーキングスペースがあり、旅をしながら仕事をする人にとても優しいです。 山へ行けば天然温泉がそこら中に湧き出ています。街で遭遇する昔ながらの銭湯もまたいいです。この文化は残って欲しいなと思いながら、ケロリンの黄色い桶を手に取ります。 キャンパーのような寝床さえ確保していれば、その他は公共の

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          旅暮らし育児|家がなくなって1年半の6歳児の現状【#17】

          いま6歳の息子は、少し変わった育ち方をしています。 彼には家がなく、母親と旅百パーセントの生活をしています。彼の父親と母親は離別していますが、関係は円満です。旅の途中に数日、父の家へ寄ることもあります。 家なし男児の概要0~1歳 自宅保育。2年間の育児休業を取っていた教育ママ気味の母に連れられ、幼児教室に通う日々。知育教材と大量の絵本を買い与えられました。 2歳~4歳 3年間インターナショナルスクールへ通い、日々英語と親しんでいました。誰かが海外教育に熱心だったわけ

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