これまでの一般質問を振りかえる~市議会議員活動前期2年間の総括~①
令和4年8月から花巻市議会議員として活動していますが、令和6年6月定例会が終わり、1期目の約半分が終わったこととなります。
市議会議員としての活動内容については、これまでもこのnoteなどで紹介をしていますが、改めて活動を振り返り、前期2年分の総括をしたいと考えています。
今回は、これまでの一般質問の質疑を中心に報告してみたいと思います。
私の一般質問のスタンス
私がこれまで一般質問を行ったのは7回。定例会は8回行われましたので、1回を除いては各定例会で一般質問を行っています。
ちなみに、これまで8回連続で質問した議員は7名。
逆に1回しか質問しなかった議員は3名います。
私は、質問回数がどうのこうのということではなく、いかに中身のある質問をすべきか、ということが重要だと思っていて、そのスタンスについて、2023年の9月の記事で次のように述べています。
私の一般質問のスタンスは、この時と変わっていません。
情報を持っている市長や行政の職員の皆さんに対抗すべく、できるだけ研修やセミナーに参加したり、自治体の議員などで構成する政策研究グループから情報を仕入れたり、経営者の方や若者、各種団体の方の話を聴いたりするなどして、一般質問の内容の向上につとめているつもりです。
ちなみに、私の質問内容ですが、これまで16の項目について質問しています。
その中では、
総合計画に関することが最も多く、これまで3回質問しています。
次に続くのが、市民参画や地域づくりに関することで2回。
同じく、スポーツや部活動に関することが2回。
そして、行政経営に関することも2回質問しています。
これらは、自分が市職員時代に、(直接の担当ではなかったことも含めて)業務として経験している分野なので、質問しやすかった部分もあります。
ただ、今年に入ってからは、
「デジタル」「大学連携」「公共交通」「公共施設マネジメント」という自分も経験していない分野についての質問を行うようにしています。
やはり得意分野だけでなく、市民の生活に直結する、そして将来のまちづくりに資する課題について、研さんを図りながら研究していくのが議員のつとめだと思っています。
「小難しすぎる」私の質問
一方で、先日、同僚議員(同じ会派ではない)と話す機会があったのですが、私の一般質問は「小難しすぎる」らしいです。
その同僚議員の方は、私と同じ項目の質問をされることもあるのですが、私からしたら、ツッコミ不足で内容も薄いと感じることがありました。
ただ、逆にそのくらいの方が、もしかしたら市民にわかりやすいのかもしれません。
私の質問は、国の動向に基づく市の制度や市の各種計画など、どうしてもマクロ的な(細かい地域課題ではなく全体を俯瞰して見るような)市の方向性に関する質問が多くなる傾向にあって、専門的用語などを使う場面も増えてきます。
そこをもっとわかりやすくしないと「小難しいことを話している」議員という印象しかもたれない可能性が高いので、今後の課題として強く受け止めたいと思っています。
これまでの一般質問のまとめ
いずれにせよ、一般質問は市の方針を質しながら、行政だけの情報網だけではカバーできない、市民の意見や他自治体の取り組みなどを反映していく重要な場と思いますので、今後ともテーマを厳選しながら、よりわかりやすい一般質問をしていきたいと思います。
下記にこれまでの一般質問の内容をまとめましたので、ぜひご覧ください。
4年9月定例会
(1)次期総合計画について
(2)地域づくりの在り方について
(3)中学校の部活動地域移行について
令和4年12月定例会
(1)行政サービスの向上及び効率的な行政運営について
(2)新型コロナウイルス感染症対策について
令和5年6月定例会
(1)市民参画及び協働について
(2)行政評価について
(3)学童クラブについて
令和5年9月定例会
(1)第2次花巻市まちづくり総合計画について
(2)スポーツ施設について
令和5年12月定例会
(1)第2次花巻市まちづくり総合計画について
(2)リノベーションまちづくりについて
令和6年3月定例会
(1)デジタル田園都市国家構想総合戦略に基づく市の対応について
(2)大学との連携について
令和6年6月定例会
(1)地域公共交通計画に基づく取り組みについて
(2)公共施設マネジメントについて
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