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ジョブホッパー、一年を振り返る。

 今年最後の記事。(記事なんて言うのもおこがましいが)いよいよ年が暮れると言うことも有り、ジョブホッパーの一年を総括する日記の様にしようと思う。ネタが尽きてきているというのも正直ある。数えると300ほどの記事を書き、今年は目標でもあった100人のフォロワー、多くの方に拝読いただいた。感謝を申し上げます。

 では、ここから。まず自分自身、自虐的にジョブホッパーを名乗っているが、好き好んで仕事を変えている訳ではない。むしろ、この世で職を変えている人は恐らく全てと言っても過言ではないほど、やむを得ず転職を選んでいると言って良いと思う。「面白き、なき世の中を面白く」という精神も多少宿っている気もするが、決して「また転職しちゃいました(笑)」という訳ではないことをここに記します。

 私のnoteは「できれば転職はしなくて良い」という考えに基づいて書いている。今も変わらない。するなら「慎重」に。焦る必要なんか無い。気づけば毎日楽しいことはある。転職が全てでは無い。

 今回の転職活動は情報収集の期間を入れると約2年。情報収集なんて格好良く言っているが、始めは新しい勤務先に2年弱の勤務で有り、箸にも棒にもかからないから市場がどうなっているかを見ざるを得なかっただけだ。コロナの反動で市場は恐らく元に戻りつつあった。
 本格的に刺さり始めたのは今年の3月頃。そしてそこから8ヶ月での転職活動期間だった。この間にも葛藤はあった。一つ目の面接の影響が大きい。
 改めて企業の面接というのは文字通り「真剣勝負」。剣で命を削り合う覚悟で臨むと言っても過言では無いと思った。ここで、私は「君は一体何なんだ」とバッサリ切り捨てられ、エージェントから落ちる理由さえも連絡が来ず。(まぁ、それはそれでどうかとも思ったが)これにより、自身の自己分析が「正直」に、且つ企業が僕の経歴に何を求めるかが明確になり、その後は絞りに絞った求人紹介を待つ。これが奏功し、最終的にはマッチングを終え、自分なりに納得した着地で転職活動を終える。

 時代背景も大きく作用した様に思う。現在、本格的な人口減と高齢化により企業人は全体的には減っている。DXを推進したい部分もありつつ、古参の反撥やスキル不足に悩まされ、推進されない。或いは企業風土が時代についていかない、そんな中企業は人財の確保に難儀している。
 端的に言うと企業は今まで「変態は絶対避けよう」という考えからだいぶ「多少の変態でもオモロそうなやつが居たら話ぐらいしてみよう」という方向にシフトされている気はする。そして、「この変態(私)ちょっとつまんでみよーぜ」となった、と。面接の後に人事から「変態は個性」という言葉をいただきましたので。

 転職を推奨していないものの、この方向性は嫌いじゃない。現職で心を疲弊させてしまった人は復帰に時間がかかる。またアンマッチの状態での勤務は何かと色々元気にならない。(全くうまく伝えられないがもうこの表現が限界)

 この世の中の人の一人でも多くが輝かしく生きる為のちょっとした土台みたいなものが、整ってきている気はしている。という、書く記事が気分に左右されがちなジョブホッパーの雑記でした。

良い、お年を。

今年度も拝読いただき誠に有難うございました。幸あれ。


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