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突拍子もないことをしたら、思いがけない出会いをしたよ〜!という話。答え合わせと、思考断面図。

さて、普段やらないことをやると、普段得られないものが得られる。

完全に昼夜逆転してしまい、夜中にLINEをしても誰からも帰ってこない。人恋しくなった私は、TwitterでLINEのIDを公開していた人に、遊び心でLINEを送った。

共通のバンドが好きな人だったので、趣味の話を少しして、一緒にIQテストをした。彼は彼のnoteで「彼女はほんとうは分かっていて、わざと分からないふりをしていたのでは」などと言ってくれたのだが、何を隠そう、本当にほとんど解けなかった。彼の一人勝ちである。ヒントを与えてもらってようやく分かり、悔しいの連続である。

その後、彼は私に彼氏はいるのか、と尋ねてきた。私は、いる、と答えた。嘘だった。私は身近にいる男友達を思い浮かべながら、話した。大切な人だということ、勿論人として好きなこと、友達でいいやとも思ってしまうこと、それらは何も嘘ではない。

正直に言うと、ネットで知り合ってまだ一日の人に、あまりプライベートの話をするのが怖かった。このブログは割とプライベートのことを書いているので、Twitterのプロフィールから消した。だけど彼は私のブログをすでに読んでくれていた。そしてあろうことか、私のことをnoteに書いてくれた。

私はそのnoteを読んでかなり驚いた。そのnoteには、私の思考回路が的確に記されていた。彼はLINEで私にこんな内容のことを伝えてくれた。

「君はきっと、君と同じ言語レベルを持っている人の前でしか、本当の意味で自己実現できないと思う。自分は、まだ君と同じレベルの語彙を持ち合わせていない。だから、君の言葉の意味を分かってやることはできない。でも、君の言語レベルと自分の言語レベルを照らし合わせる作業をしたい。君の言いたいことを本当の意味で理解したい。君の味方になりたい。

それから、君に、君と同じ言語レベルに到達している人に会って欲しい。」

話はそれから、私達が共通して知っているバンドであるPKshampooのボーカルであるヤマトさんの話に移って行くのだが、勿論ヤマトさんは私とはまた違った言語レベルを持っていて、違ったベクトルの悩みを抱えているのだと思う。だけど、少なくとも、彼がヤマトさんに感じるような、語彙力への敗北を、私に同様に感じてくれているということは、私にはとても嬉しかった。

気付いている人は気付いていると思うが、昨日のブログは半分彼へのハンター試験であった。我ながら意地が悪い。実際に話してみると柔らかくて可愛らしい人だったのだが、昨日は、彼はきっともっと尖りまくっている人なのだろうと思っていた。ここで私が彼を褒めまくるようなブログを書こうものなら、きっと「俺をあんま舐めるなよ…」と言われるだろうと思った。いい顔をするな、ということである。だからあのブログを書いた。


しかし、彼は私の意図に少なからず気づいてくれたみたいだった。彼ならきっと私の言葉を、彼なりに理解しようとしてくれると思うので、今日は少しだけ私が思ったことを話す。

高校生の拙い知識で申し訳ないが、マズローの言葉を借りれば、人間は、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、これらが全て満たされたのちに、自己実現を達成しようと欲するようになるという。
生理的欲求の達成は、お腹が満たされ、睡眠がとれること。安全欲求は、身の回りの安全が確保されていること。社会的欲求は、自分が意味のある役割を担っていること。承認欲求は、自分が誰かに認められていること。

これらの全てが完全に満たされた環境で、さらに自己実現を成し遂げて死んでいる人は、一体どのくらい居るのだろう。多くはその途中で息絶えているだろう。簡単に言えば、人は、自分が個人として生きていたという証を、ほとんどと言っていいほど残せないまま死んでゆく。

すごくすごくもどかしいことだが、私達は私達の考えていることを、所詮言葉でしか表現できない。私達は言葉で考えるからである。思考は言語でなされる。

※※※この後に私がしていた表記ですが、後日わかめさんと話して、彼の言葉に対して一部誤った認識をしていたこと、単純に何かを論ずるには私は無知すぎることなどを自身で考慮し、一部消すことにしました。(わかめさんやヤマトさんに消してくれと言われた訳ではないですよ!)読んでくださった方すみません。

さいごに彼の名前を言っておこうと思う。わかめさんである…どうやら本名では、ないらしい。

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眠れない夜に捧ぐ