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フィルム一本全部載せる

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CHINON GENESISとSuperia X-TRA 400の37枚

CHINON GENESISとSuperia X-TRA 400の37枚

 いやー。
 80年代ブリッジカメラ、デザイン素晴らしいですね。異形で。
 景気が良くて前ばかり見ていられた時代に、少しでも未来を先取りしようと思って作ったような、ひたすら型破りに斬新に突き進む感じで。
 そして操作系とかまで過去の常識を無視してるから、結局撮影という行為に対して不自然な作りになっちゃってたりするんです。

 えー、まずこれ「どうやって電源入れるんだよ」と思うところから始まるる……

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PENTAX 17とNew SEAGULL 100の75枚くらい (2) 大和郡山にて

PENTAX 17とNew SEAGULL 100の75枚くらい (2) 大和郡山にて

 もともとお城巡りが好きなので、大和郡山はもちろん来たことがあった。
 でも城にしか行ってない街で、街の方は歩いてなかった。

 洞泉寺遊郭はGRで撮ってたので先に出てました。

柳町商店街 大和郡山は、かつては豊臣秀長が治める大和国の中心地だった時代もあるんですが、今は鉄道網に対してちょっと不便な位置になっちゃった感じ。
 今は流石に賑わいは弱まった感じが否めない。
 賑やかなのはイオンモールに

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PENTAX 17とNew SEAGULL 100の75枚くらい (1)

PENTAX 17とNew SEAGULL 100の75枚くらい (1)

 ハーフカメラ使うと想定してなかった「フィルム一本全部載せる」シリーズです。ただでさえ記事長いのに70枚以上全部いっぺんとか無理て。
 大体半分くらいを大和郡山の街歩きでつかったので、その分以外をまとめて一記事にしておこう。

梅田 New SEAGULL 100の前に入れてたフィルムが、FUJIFILM 400だったんですよね。はい。感度設定忘れて2段アンダーで撮っちゃってますね。

 モノクロ

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PENTAX 17と行く甲信旅行 (6) 飯田

PENTAX 17と行く甲信旅行 (6) 飯田

 これは「フィルム一本全部載せる」シリーズであるので、こういうのも出てきます。

 はい、キャップしながらやりました。

 フルカラーマトリックス液晶なんてものがついてないフィルムカメラのPENTAX 17、なにかおかしいことを知らせてくれる手段も、たったふたつのLEDしかない。
 で、キャップとってなかったらシャッター半押しで青色LEDが点滅するんですが、これは光量不足のときにも同じように光る。

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PENTAX 17と行く甲信旅行 (5) 諏訪湖・松本

PENTAX 17と行く甲信旅行 (5) 諏訪湖・松本

 上諏訪で一泊した後、次の予定は松本へ。
 しかし「諏訪湖見てないぞ」ということで、早起きして諏訪湖畔へ。

 上諏訪駅前で強烈な存在感を放っている美容院。

 駅から南西(高島城方面)はレトロだったけれど、駅から諏訪湖の方に向かうと高級ホテル群。
 このかたくらシルクホテル、明治時代に川岸村の製糸業を始めた片倉家が「シルクエンペラー」とGI取りそうな異名を取るほどの成功を果たし、財閥を作り上げた

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PENTAX 17と行く甲信旅行 (4) 上諏訪の酒蔵

PENTAX 17と行く甲信旅行 (4) 上諏訪の酒蔵

 高島城を出て、上諏訪の街に戻っていく。

再び上諏訪の街 上諏訪駅から北西に行くと観光ホテル街があるのだが、南西にきたこっちのほうは、やたらと味わい深い建物がよく見られる。これお医者さんなんだけど、廃墟じゃない。現役。

 この異様に素晴らしい門もお医者さん。奥に見えてるツタに覆われた建物は、昭和に建てられた病棟らしい。

 超レトロな建物もあり、この「湖明館通り」とアーチがかかった商店街は、か

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PENTAX 17と行く甲信旅行 (3) 武田神社・高島城

PENTAX 17と行く甲信旅行 (3) 武田神社・高島城

 3記事目だけど、旅程二日目の後半。

 そういえば、金山博物館の売店で「これでよしなに」という山吹色のお菓子を売ってて、味わい深かったので土産に買っていった。
 20枚入り1500円ほどと、会社で配るにもリーズナブルで、しかも4枚に1枚は金箔がまぶしてあり、ひとはこに1枚はレプリカ小判がついてるとむやみにサービスがいい。さすが賄賂。
 後でぐぐったら、別に甲斐金山の土産というわけでもなく、各地の

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PENTAX 17と行く甲信旅行 (2) 甲府城

PENTAX 17と行く甲信旅行 (2) 甲府城

 ホテルで寝て起きて二日目。

 甲府の宿はちょっと駅から南で、そして甲府の街は駅前からまっすぐ南に伸びる大通り沿いに県や市の施設がずらっと並んでいる。これは甲府市役所。
 山梨県って、行政も経済もなにもかも甲府一箇所に集まってるというか、そうなるしかないような地形してるな。あまり他にそんな県はない気がする。

 ピント間違えちゃってボケちゃった。なんか県庁と県会議事堂のところは、道沿いが小さな商

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PENTAX 17と行く甲信旅行 (1) 甲府

PENTAX 17と行く甲信旅行 (1) 甲府

 12日夜に届いたPENTAX 17を受け取り、あらかじめ買っておいたSUPERIA PREMIUM 400を詰め、13日から旧友とともに甲信旅行に出かけていたのでした。
 久しぶりの「フィルム一本全部載せる」シリーズですが、なにせPENTAX 17はハーフ版。72枚あるので1記事には多すぎるのと、旅行記を兼ねてるので分割します。

 また、フィルムのデジタイズは自前で、フジカラーLEDビュワープ

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smc PENTAX-FA 28-105mmF4-5.6とKodak Colorplus 200の30枚

smc PENTAX-FA 28-105mmF4-5.6とKodak Colorplus 200の30枚

 以前デジタルで試用した、パワーズームの方のFA28-105mm。
 もともと、パワーズーム世代のボディたるZシリーズと合わせてこそのレンズだと思うんで、Z-50pにつけて一本撮ってました。

 しかし……Z-50pの機嫌がなにやら悪くて、フィルム一本撮り終えて自動巻き戻しも終わり、裏蓋開けたらまだフィルム残ってんの。え?
 それで動転してしまい、慌てて蓋を閉めなおし、どういうわけかキャップもせず

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コニカK-miniとフジ業務用ネガISO100の37枚

コニカK-miniとフジ業務用ネガISO100の37枚

 なんかキッチュなカメラがあったんですよ。
 いいなあこの華やかなレッド。どう見てもチープなカメラの質感だけど、チープに作れる中で最大限頑張ってデザインした感じ。
 今となってはレトロな90年代っぽさもばっちり。95年の製品ですね。
 シルバーメッキの装飾が簡単には写真に写らなくて、あまり魅力を引き出せた写真とはいえんですが。

 まあ撮影装置としては下っ端も下っ端、写ルンですに毛が生えた程度。

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RICOH MIRAIとAGFA APX400の37枚 at 伏見

RICOH MIRAIとAGFA APX400の37枚 at 伏見

 さて、先日のリコーイメージングスクエア大阪お別れオフミーティング、私がRICOH MIRAIを持ち歩いてたのは先述の通りですが、その現像がやっと上がってきましたよ。
 いつものように撮ったやつ全部公開だ。

 フィルムは現像だけ頼んで、自分で一眼カメラでフィルムを撮影、RAW現像でネガポジ反転してコントラスト調整してJPEG化、としてるので、あまりフィルムの癖とかは見えないと思います。トーンカー

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PENTAX P50とSilberra PAN100の35枚

PENTAX P50とSilberra PAN100の35枚

 ちょっと間が空いたけど、八尾を歩いた日の続き。前回は大銀杏のある矢作神社まで来て、そこから駅の方へ向かってました。レンズは引き続きsmc PENTAX-A 35-70mmF4。

 今回のフィルムはロシア製なんだけれど、2月に買って撮影して現像出して受け取って、デジタイズするのが遅れてる間にまさかプーチンが戦争始めると思わなかったな。
 Silberraはサンクトペテルブルクのメーカーらしい。

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PENTAX P50とKodak Colorplus 200の36枚

PENTAX P50とKodak Colorplus 200の36枚

 先日購入したP50で撮ってきましたよ。
 前半は大阪の町中、後半は八尾のあたりです。

 レンズは大体smc PENTAX-A 35-70mmF4でした。
 2倍ズームとはいえF4通し、柄も少々大きめというあたりは、ローエンド機よりちょい上っていうP50とは格がぴったりな気がしますね。

 緑橋の商店街。しかし都心部から遠いわけでもなく人口も少ないとは思えないんだけど、ちょっと生活に使うにも苦

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