「奇妙なイギリスのおとぎ話」読了
今日は、図書館で何となく借りた本をようやく読み終えた。あと数話のところで、何日か読書から離れてしまっていた。
民俗学の辺りの棚をウロウロしているうちに見つけた新しめの本。
「夜ふけに読みたい 奇妙なイギリスのおとぎ話」。
他国理解を気にしながら作られた本のようだった。
中身は民話なので古い話ばかりではある。今でも伝わる言葉で語られる古い話は、違和感のようなものも増幅する感じがあったが、単純にわかりやすかった。
朗読を前提に訳されているらしく、音を大切にした日本語訳だった。
借りてきた図書館でも、子ども相手の「おはなし会」で楽しまれているのだろうな、と思いつつ楽しんだ。
子どもが小さかった頃、図書館に行くときは「おはなし会」の時間に合わせたりもしていた。付き添う大人としても楽しかった。
が、声で伝えるのがメインの「おはなしのへや」での「おはなし」には、感染症の影響がきっとあるのだろうな、と思ったりもした。小さなプラネタリウムのような丸い空間での「おはなし」だったが、最近の様子は知らない。