当たりかハズレか。
今年の4月1日。
ぽかぽかした中、スーツ着てマスク着けて眠いなと思いながら入社式に出席した。
いわゆる『新卒切符』を手に取り、22歳の私も社会人になった。
コロナ渦の中で、他の同期とは連絡先を交換したのは1人だけ。
辞令交付が出された翌日から、各々各地に飛ばされる。
隣の席の人と話したかったが、目があって少しニコっとしただけで話す余裕が無かった。
私の脳内は既に翌日への期待と不安で満たされていた。
自分の勤務場所が交付された瞬間はハズレだと判断出来なかった。
ハズレだということに気づいたのは、翌日。
私の居場所となる場所には、大声で罵倒するきつめの上司がいた。
内心、こんな環境に1日8時間いることを考えただけで最初の頃は気分が落ちた。でも、私と同じような思い抱えて何年も続けている人は社会にいるのだ。
そう思って、研修期間は乗り越えた。
しかし、4ヶ月も経つと、不眠、頭痛、肩こりがひどくなり常に疲労感があった。困ったことに上司に幾度か相談した時、必ず涙が出た。
入社後4か月で私は勤務中に泣いた人になった。
私自身、3年は続けないといけない。思ってはいたが、、
なぜ3年?(みんなが口を揃えて言うからかな。)
1年でさえ乗り切れないと感じ、既に退職願提出。
正式な退職届けは未提出のため、おそらく休職扱い。
星の数程ある会社の中から、ハズレを引いた。
自責の念、先の見えない不安感。
時に自分を傷つけたくなるが、何も解決しない。
せめて、次の一歩を考えるために文章を書き気持ちを整理したい。
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