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自分でオリジナル小説を書いてみた(5)

題名 僕はあなたのことが好きだ

簡単に登場人物の紹介

八俣大志 野球部のエース 身長185 プロスカウトも熱望を送る高校3年生 

通称、たいちゃん、たいしと呼ばれる

箕輪ゆうか 野球部のマネージャー 元女子中学生モデル  大志のことが好きだけど、なんかいい雰囲気になれない 通称ゆうかと呼ばれる

山下ともき  野球部の4番、 プロスカウトも熱望を送る高校3年生 超高校級スラッガー ゆうかのことが好き。

通称、ともちゃん。ともきと呼ばれる

市原あんな 野球部のマネージャー 元ソフトボール選手だったが怪我をしたためソフトボールをやめ野球部のマネージャーになる。ともきのことが好きだけど、なんかいい雰囲気になれない 通称あんなと呼ばれる

最後に話すと、たいしはあんなのことが好き。

今回は第5話だ。


前回の話では、たいしがどうしてあんなが好きなのかについて触れました。

今回は、ともきがどうしてゆうかが好きなのかを説明します。

なので、ここから第5話が始まります。

シーンは、4話と変わらず部活が終わり誰もいない所から始まります。

たいし「ともきはさ、どうしてゆうかの事が好きだったの。」

ともき「俺はさ、さいたま県外から来てるって事は知ってるよね」

たいし「うん。わかるよ、神奈川でしょ?」

「神奈川の戸塚から来てるんでしょ?」

ともき「そうそう。戸塚だよ。そこで神奈川で2位のチームで4番打ってた。」

たいし「2位にチームだったんだ、1位のチームはどこにあったの。」

ともき「1位のチームは横浜にあった。」

たいし「そうなんや、でもそれがどうしてゆうかのことを好きになる理由になるの?」

ともき「俺が野球上手くなった。野球で生きていこうと思ったのは小学校の時にあるんだよね。」

たいし「どういうこと?」

ともき「俺に野球を教えてくれたのはさ、小学校の時に大好きだった女の子のお父さんなんだよね。」

「野球を始めたきっかけとしては、小学校の時に大好きだった女の子が、野球を始めたいけど、女の子だから野球を始めれない。だから、俺が代わりに野球を始めて上手くなってやるよという気持ちで始めたんだ。」

たいし「その女の子がゆうかだったってこと?」

ともき「違う、ゆうかとは高校になってから会ったんだよ、さすがに元女子中学生モデルが幼馴染なら気づくわ。周りが付き合ってるんじゃないかなってうるさくなるわ。」

たいし「じゃあ、その女の子とゆうかの関係ってなに?」

「その女の子と話をしてゆうかの事を好きになる理由教えて、ゆうかに告白する理由を教えてよ。」

ともき「わかった、話すよ。」

「俺がその女の子の話をするのには、訳があるんだ。その女の子って小学校の時に亡くなったんだよね、交通事故で」

たいし「まじ。(泣)」

ともき「まじ。まじ」

「それで、あの子ために野球を頑張ろうと思った。あの子が野球を頑張って欲しいと思ってるから野球を頑張った。あの子にプロ野球選手になって欲しいと思ってるから野球を頑張ったんだ。」

たいし「それで。ゆうかの事を好きになる理由は?」

ともき「ゆうかは俺が好きだった女の子とめちゃくちゃ似てるんだよね。顔も声も話し方も人間の中の動きがめちゃくちゃ一緒なんよね。だけど、性格は全然違うけどね・」

「ゆうかの事を初めて見た瞬間、まじで似てるなと思った。入部の時にあんなの後にゆうかが自己紹介してたやん。まじでそっくりだと思った。だからちょっと泣いてたんよ。それで好きになった。告白もした。」

「悪い?」

たいし「悪くはないけど、それってめちゃくちゃ虚像だよね。」

「それって、ゆうかもともきも被害者だよね。ゆうかはあの子と重ねちゃって悪い女になったし、ともきはゆうかがあの子と全然似てなくて振られちゃって被害者になったしね。」

ともき「まあ、確かに。それって虚像すぎるかも。」

「確かに。ゆうかとあの子に自分の中で謝ろう。」

「だから、ゆうかの事は諦める。」

「あの子の事も恋愛面で忘れて、すげー性格がよくていい子を見つける。」

「たいしありがとね、話を聞いてくれて」

たいし「いいって、これからもよろしく。応援するよ。」

ともき「つか、あんなの事をバカにしてごめん。」

たいし「いいって、」

以上だ。

次の話からやっと試合に入る。

甲子園の幕開けだ。






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