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凡人サラリーマンがABEMA Primeに出演した経緯と出演して分かったこと

先週の2021年11月18日(木)、ABEMA Prime(通称:アベプラ)に出演しました。

キャリアコンサルタントとして、ビジネス横文字「ウザい派」という立ち位置で参加したんですよ。

出演して数分後。

横文字ウザい派なのに「キャリアコンサルタントって横文字で名乗っとるやん!」という出オチ。


いや、もうガチガチで緊張してしまったのは言わずもがなですが、出演までの経緯や出演してみて分かったことが結構あります。

誰かの役に立つか分からないけども、備忘録的な意味で書き残して置こうと思います。

「さーて、オラもテレビでも出演すっかな〜。ワクワクすっぞ〜」みたいな悟空ポテンシャルを兼ね備えた人に役に立つことを願ってます。

ご興味がある方はぜひ。酒のつまみ程度に役に立ってほしいなぁ。。

ちょっとだけ自己紹介

私、春木道洋(はるきみちひろ)と申します。

年齢は27歳。高卒で化粧品工場に入社し、8年間新製品の立ち上げや技術開発、特許取得を通してモノづくり一筋で働いてきました。

大手化粧品会社の工場で生産技術開発の仕事ということで、どんな仕事か問われると、小難しいので「ただの工場勤務野郎」くらいに思って頂いて構いません。

何なら、18歳の頃はおじさん達と一緒に20kgのセメント袋を肩に担ぎ「不安や不満を飛ばすために窓を空けたHigh way〜」みたいな気持ちでした。

詳しく知りたい方はこちら。


現在は埼玉県の大宮にて、職業紹介やキャリア相談を中心としたキャリアコンサルタントという職種にて働いています。

そんで何が言いたいかというと、自分は学歴もないしスキルもないし、誰もが「あっ」と驚く特技もなければ、かめはめ波も打てない凡人サラリーマンです。うだつが上がらねぇ。。

そんな凡人な自分が「じゃあ何でアベマプライム出演できたの?」という話が本日の命題となります。


出演オファーの経緯

出演オファーの起点は、実はこのnoteでした。藁にもすがる思いでnoteを書いてみるもんですね。

これ、よーく見ると、1年以上前の記事なんですよ。

1年前以上の記事を読んで、「今回の番組の主旨に合う人」っていう位置づけでアベマのスタッフからお声掛け頂いたという訳でございます。嬉しい話ですわ。

で、ここで学びが1つあります。

「何でもいいから自分の想いや考えはムダと思うくらいに

Web上に残しておいて損はない」

「どんなことも本気でやってみれば、必ず誰かが見てくれている」ということかも。確かに、書いた記事は100本以上。その中の1本に声が掛かった。

では、残りの99本以上はムダだったのか?

それとも、99本以上の記事があったから、この1本の記事に目が止まったのか。

鶏が先か卵が先か。

そんくらい、人生はパルプンテなのかもしれない。


出演オファーからの調整業務

アベマプライム出演オファーがきた、問い合わせメール。(抜粋)

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注目してほしいのは赤字の囲い。


出演日時:11月18日(木) 22:00〜

仕事依頼日時:11月11日(木)18:00


一週間前の出演依頼であるという話。


「来週、アベマプライム出演できますか?」と聞かれて、

即答で「はい、出ます!」と言えますか?


ちなみに私は後先を考えず、2時間半後に「はい、出ます!」と答えました。

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「うわーっ、会社の上司に何も相談してないけど、どうにかなるさ〜。なんくるないさ〜」と大企業だったらぶっ飛ばされてるかもしれない楽観思考でメールの送信ボタンを押しました。

その後、取り急ぎ会社に連絡して、出演にあたって社内規則や倫理規定などに抵触しないかを確認。


問題ないことを諸々をチェックし、番組出演に関する報告書の作成や概要を役員に報告して「出演オッケー」となるまでに4日を消費。(土日挟んだのが痛かった…(泣))


11月15日(月)22時に会社から出演について承諾。マジ上司に感謝。今度酒おごります。


この時点で3日後なんですわ、出演が。

んで、出演に向けた本格的な打ち合わせが始まるという訳であります。


出演までの電話打ち合わせ

テレビ局って、多忙に多忙を極め、もう彼らの世界は1日が24時間じゃないっていう都市伝説を聞いたことがあるんですが、それくらいに仕事スピードが猛烈。

打ち合わせの基本は「電話」。Zoomは1回しか使いませんでしたね。最初の概要と顔合わせする目的でラフに話しただけでした。

それ以外は電話で進捗と番組構成、台本の流れなどを口頭で説明を受けるんですよ。

番組が放送される当日に最終的な番組構成が決まったのですが、大筋は変わらないけど「どんな構成が面白いか」を煮詰めに煮詰めて、実家の母ちゃんが作る煮物でした。

ちなみに、担当のディレクターさんが神がかり的ないい人で仕事だけでなく、人にも恵まれてんなーと振り返りました。

こまめに「分からないことありますか?」と確認してくださったり、

「春木さんの考えはこういうことですよね?」と要約してくれたり、

まさに編集のプロでしたね。

完全にありゃあ。

いざ、出演してみた

出演開始前には電波確認とかで20時くらいに一旦Zoomを繋ぎました。

そこで初めて「うぉー、俺、アベマに出んのかよー」と緊張がほとばしります。手汗が尋常じゃない。

たかがZoom出演なのにド緊張。こんなの童貞を卒業する以来の緊張です。知らんがな。

ドキドキしながら21時が周り、22時が過ぎ、いざ出演。

VTRを流されるのと同時に、スタジオの声が聞こえてくるんですよね。仲睦まじい感じが。タレントさん同士のゆるい会話に少し気が楽になる。EXITと若新さんのやり取りに。

そして、出演者の紹介で自分登場。(ドキドキッ)

まず、最初に思ったこと。


「柴田阿弥さん、めっちゃ可愛い・・・」


番組の趣旨そっちのけ。「いやぁー、やっぱり元SKEのアイドルは違うね!」と膝を叩く自分がいました。

で、そんなことも束の間。コメントを求められる訳ですよ。想定して色々と気が利いたコメントを考えていたんですよ。スタジオや番組に爪痕残したいとか思っていたんですが、いざやってみると点で駄目。(詳しくは上のユーチューブ見てね)

「うわーっ、コメント薄っ。杉村太蔵さんみたいじゃん…」

自分で自分にツッコミたくなるほどコメントって難い。


よく、杉村太蔵さんみたいなテレビコメンテーターを揶揄する人いますが、いざコメント求められた際、あれほど流暢に具体例を相交えて番組に沿い、視聴者に受け入れられるコメントするの激ムズイっすよマジで。馬鹿にしちゃいかんです。あんたが言うな。


薄口政治評論家の杉村太蔵さんも実際は、視聴者からかなりの支持を受けていて全然薄口じゃないですから。(以下、しらべぇより引用)

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結論、テレビでコメントするのって、

かなり難しいんだなぁと知りました。

また、テレビならではの台本にないツッコミや質問、コメントを求められる事がある訳です。

自分の場合、序盤で「横文字ウザい派なのにキャリアコンサルタントって名乗ってますけど?」というぐうの音も出ない質問がありました。

こういう、想定外の質問にも臨機応変に気の利かせたコメントができるタレントや芸人さんって、ほんと凄いんだよって話。一般人には到底、一朝一夕で身につけられる技術ではないんだぁと学びを得ました。

それにしても、柴田阿弥さん可愛かった・・・。

出演した後の話

番組出演後。

ディレクターから電話がきました。

「いや〜、春木さんめっちゃ良かったっす〜」


お世辞でも嬉しい。お世辞じゃなくても嬉しい。

会社や友人からも「見たよ〜」とか、「頑張ってたね〜」とか、

やっぱり嬉しい訳ですよそりゃ。


中には出演中の自分に「春木がんばれ〜」とかコメントくれた奴もいたりして。つまり「テレビに出る」こと自体に結構価値があることも分かりました。

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「テレビに出る」それだけで自分の周りに元気を与えられる

もちろん、犯罪やお縄をちょうだいされる話は別ですけど、自分のやっていることが公序良俗に反さない限り、世の中に取り上げられることは社会的に価値があるということ。

当たり前かもしれませんが、働く上で社会に価値を認められることって嬉しいですよね。社会から自分が必要とされている、認められているんですから。

散々ふざけ倒した記事を書いておいてクサイ話になりますが、今回のテレビ出演という仕事を通し、改めて働く意義や社会貢献を知れたんじゃないかと思いやす。


あとがき

今回のテレビ出演の仕事を通し、改めて気づいたこと。

地道にコツコツ、それが一番大事。

1年前、noteをコツコツ書かなかった自分がいたら今回の出演はなかった。


毎日届いたメールをコツコツその日の内に返信しなかったら、この話は頓挫していたかもしれない。

打ち合わせ後、コツコツ社内調整、報告書作成、提案、懸念事項の整理をしなかったら出演許可を会社から頂けなかったかも。


何事も「コツコツ」やるだけ。


努力が報われることわざに「雨垂れ(あまだれ)石を穿つ(うがつ)」というのがある。

雨の水滴でも、長い間、同じ場所に落ち続ければ石に穴を空けてしまいます。

転じて、どんなに小さなことでも、諦めずに続けていれば努力が実ることを例えるようになったとさ。


一応、キャリアコンサルタントな者でして、皆さまのキャリアのご健勝とご多幸を祈ります。


これからの人生に、幸あれ。


キャリアコンサルタント 春木道洋


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